芯が残ったご飯の炊き直し方法は?水を加える?鍋・フライパンなどの方法を紹介!
芯が残ったご飯は炊き直しで復活するか知っていますか?実は、家庭で出来る対処法は多数あります。今回は、芯が残ったご飯の〈鍋・フライパン〉などの炊き直し方を紹介します。芯が残ったご飯の炊き直し以外の対処法や、アレンジレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
芯が残ったご飯は炊き直しで復活する?
いつも通りお米を炊いたのに芯が残ってしまった、という経験はありませんか。なぜご飯に芯が残ってしまうのでしょうか。今回は、芯が残ってしまったご飯はどのような炊き直し方法で復活するのか紹介します。
芯が残ったご飯は炊き直しで復活する!
ご飯に芯が残ってしまい固くなったごっちんご飯は、炊飯器や鍋などで炊き直しをすることで簡単に復活させることができます。固くなってしまったご飯は、再度加熱や水分を浸透させることで、ふっくらとしたご飯に復活するケースが多いのです。次章では、ご飯に芯が残ってしまったときどうするとよいのかを、順を追って解説していきます。
芯が残ったご飯の炊き直し方は?
芯が残ったご飯の炊き直し方は、具体的にはどのようにしたら良いのでしょうか。ここでは、家庭にあるもので時間をかけず簡単に炊き直しできる方法を紹介します。
①芯が残ったご飯の炊飯器での炊き直し方
炊飯器で炊き直す方法は主に、水を加える方法と日本酒を加える方法の2つがあります。以下に手順を紹介します。
1.お米3合に対して炊飯器に水30~50cc、または日本酒大さじ1杯を振りかける
2.軽く混ぜて再加熱
再加熱のボタンがない場合は、10分ほど炊飯するのも良いでしょう。日本酒を入れる場合、炊く間に匂いやアルコールは飛ぶので子供がいる家庭でも安心して食べられます。2工程で簡単にお米が復活するので、ぜひ参考にしてみてください。
②芯が残ったご飯の土鍋での炊き直し方
土鍋でご飯を炊くと、水分不足により芯が残りやすいという問題が起こりやすくなります。芯が残ったご飯を土鍋で炊き直す方法は、以下の通りです。
1.ご飯を軽く混ぜる
2.土鍋にご飯の量の1/3程度の水を入れて蓋をし、中火で加熱する
3.鍋から湯気が出たら、弱火に3分ほどかける
4.3分経ったら火を止め、蓋はそのままで10分ほど蒸らす
土鍋でご飯が上手に炊けると、炊飯器よりも風味良くふっくらとした仕上がりになります。芯が残ってしまっても焦らず火が通るまで炊き直してみると、甘くておいしいご飯に復活するので参考にしてみてください。
③芯が残ったご飯のフライパンでの炊き直し方
芯が残ったご飯は、フライパンでも炊き直しが可能です。どの家庭でも時間をかけず簡単にできる方法を紹介します。
1.芯が残ったご飯をフライパンへ移す
2.水をご飯が浸るくらい入れ、蓋をし強火にかける
3.水が沸騰するまで温め、沸騰したら弱火で3分ほど様子を見る
4.火を消し5~10分ほど蒸らしたら、蓋を取って水気がないか確認する
フライパンは土鍋よりも焦げにくいですが、火加減や状態によって側面が焦げてしまいます。また、水が多すぎるとべたついてしまう恐れがあるので、こまめに状態を確認しながら調整してみてください。
芯が残ったご飯の炊き直し以外の対処法は?
炊き直し以外にも、芯が残ったご飯を復活させる方法はあります。ご飯の量や状態を見て、どの方法が適しているか色々試してみてください。
①保温を続ける
ご飯が少し固いと感じる程度であれば、保温の状態でおいておくのもおすすめです。保温状態にしておくことで炊き立ての熱でお米に火が入り、芯を取ってくれる場合があります。場合によっては、お水や日本酒を少し振りかけて10分ほど放置してみてください。
②電子レンジで加熱する
炊き直しをせずとも、以下の手順で電子レンジを使って対処する方法もあります。
1.お皿にご飯を平らに広げる
2.大さじ1~2杯の水を振りかけ、軽くラップする
3.レンジで2~3分加熱する
ご飯の量が少量の時は、電子レンジの使用がおすすめです。再加熱の際は、乾燥を防ぐためにラップをかけたままレンジに入れましょう。また、炊いたご飯を冷凍した場合も、レンジでの再加熱が適しています。
③蒸し器で蒸す
蒸し器を使うと蒸気によってお米全体に均等に熱が伝わるので、水分がいきわたりやすく柔らかいお米に仕上がります。
1.布巾などに芯が残ったご飯を包み、蒸し器にセットする
2.強火で5分ほど蒸す
芯が残ったご飯の量が多い場合、ムラなく加熱できる蒸し器がおすすめです。芯がたくさん残ってる場合は、蒸す前に日本酒を振りかけるのも良いでしょう。火加減が強すぎたり長く蒸しすぎたりすると、べたついたお米になってしまうので注意が必要です。
④アレンジする
芯が残ったご飯は、アレンジすることで美味しく調理することもできます。リゾットや雑炊など水分の多い料理にするとご飯の芯も自然となくなるので、アレンジを楽しむのも良いでしょう。
芯が残ったご飯にしないための予防は?
芯が残ったご飯にしないためには、どんなことに気をつければよいのでしょうか。ここでは芯が残ったご飯にしないための予防方法を、3つ紹介します。
①お米・水の量を間違えない
お米に対して水が少ないと、芯が残る原因になります。お米1合あたり水200ccが基本の割合とされているため、専用のカップなどを使ってお米を正確に量り、それに合わせて水も調整しましょう。
②米に水を吸わせる
炊く前にあらかじめお米に水を吸水させておくことを浸水といい、ご飯に芯を残さないためには欠かせない予防法の一つです。5℃程度の水が吸収率が良いとされているため、低温の水で30分~1時間ほど浸水させるのが良いでしょう。夏場であれば、冷蔵庫で浸水させるのも効果的です。
③炊き込みご飯は浸水後に具を入れる
お米と具を同時に入れると、具材により火の通り方にムラができてしまい、お米と具材どちらにも芯が残ってしまう原因になります。レシピに指示がない限りは、具材は浸水後に乗せるようにして入れましょう。
芯が残ったご飯のアレンジレシピを紹介!
芯が残ったご飯を美味しく食べたいけれど炊き直しするのは手間がかかる感じる場合は、アレンジするのもおすすめです。ここでは、芯が残ったご飯を美味しく食べるアレンジレシピを紹介します。
①チャーハン
チャーハンは具材と炒める際に同時に加熱されるため、出来上がりの際は美味しく食べることができます。炒めるだけで時間をかけず、簡単に調理できるのでおすすめです。
②リゾット
芯が残って固くなってしまったご飯は、リゾットにしてしまうのも一つの手です。リゾットは水分量が多い料理のため、芯が残ってるくらいのほうが出来上がりはちょうど良い固さになるのでアレンジに適しています。
③ドリア
ドリアは、ご飯を炒める際に再加熱されるので、芯がなくなり美味しく食べることができます。好きな具材とホワイトソースと合わせてチーズとともに焼けば、食卓を彩ってくれます。
芯が残ったご飯の炊き直し方を知ろう
芯が残ったご飯が炊けてしまっても炊き直し方1つで、ふっくらとした美味しいご飯に復活させることができます。炊き直し方法も様々なので、時間や量、お米の状態などに合わせて上手く活用してみてください。アレンジレシピも参考に、様々な方法でお米を美味しく食べましょう。