冷凍食品を冷蔵庫で保存した...何日持つ?1日/1週間は大丈夫?

冷凍食品・要冷凍の食品は冷蔵庫で保存したら〈何日・何時間〉持つか知っていますか?〈1週間・1日〉は持つでしょうか?今回は、間違えて冷蔵庫に入れてた冷凍食品・要冷蔵の食品は溶けた場合に食べられるかを紹介します。冷凍食品・要冷凍の食品は冷蔵庫で保存して腐るとどうなるかも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 冷凍食品・要冷凍の食品を間違えて冷蔵庫で保存した…
  2. 冷凍食品は冷蔵庫で保存できる?
  3. 冷凍食品の冷蔵庫での保存は基本NG
  4. 冷蔵庫で保存した冷凍食品は食べれる?何日持つ?
  5. 冷蔵庫で保存した冷凍食品を食べるのはおすすめできない
  6. ただし1日程度なら食べれる可能性はある
  7. 冷蔵庫で保存した冷凍食品の食べてはいけない状態は?
  8. ①見た目
  9. ②臭い
  10. ③味
  11. 冷蔵庫で保存した冷凍食品は再冷凍できる?
  12. 冷蔵庫で保存した冷凍食品の再冷凍は基本的にNG
  13. 冷蔵庫で保存した冷凍食品が再冷凍できる場合
  14. 冷凍食品・要冷凍の食品は冷蔵庫で日持ちしない

冷凍食品・要冷凍の食品を間違えて冷蔵庫で保存した…

冷凍食品を誤って冷蔵庫で保存してしまうと、品質の劣化が心配されます。この記事では、冷凍食品を冷蔵庫で保存した場合の品質変化、解凍状態での食品の安全性、そして適切な対処法を紹介します。冷蔵庫内での温度変化が冷凍食品に与える影響や、保存時間が品質に及ぼす効果についても詳しく解説するので、参考にしてください。

冷凍食品は冷蔵庫で保存できる?

冷凍食品を冷蔵庫で保存すると、温度の違いが品質にどのような影響を与えるのでしょうか。ここでは、冷蔵庫内の温度が冷凍食品の解凍プロセスに及ぼす効果と、それが品質劣化につながる理由を紹介します。

冷凍食品の冷蔵庫での保存は基本NG

冷凍食品を冷蔵庫で保存することは、基本的におすすめできません。その主な理由は、冷蔵庫内の温度が食品の解凍を促し、解凍された食品が微生物の増殖に適した環境を提供してしまうためです。冷凍食品の品質を保つためには、-18℃での保存が必要です。

冷蔵庫内の温度は6℃~9℃ほどで、この範囲内は特にタンパク質や脂肪を含む食品は雑菌の増殖に非常に適しており、時間の経過と共に品質が劣化する可能性が高まります。

冷蔵庫で保存した冷凍食品は食べれる?何日持つ?

ここでは、冷凍食品を間違えて冷蔵庫で保存した場合、食べることが可能か、日持ちの日数について紹介します。また、冷蔵庫内での温度の変化が食品の品質に与える影響についても紹介するので、参考にしてください。

冷蔵庫で保存した冷凍食品を食べるのはおすすめできない

冷蔵庫で保存した冷凍食品を食べることは、一般的に推奨されていません。冷蔵庫内の温度は冷凍食品を適切に保存するには高すぎ、時間が経つにつれて冷凍食品の品質が劣化し、解凍状態での長時間の保存によって微生物が繁殖しやすくなります。

食品の安全性を確保するためには、冷凍食品は冷凍状態で保存し、使用する際に適切に解凍することが重要です。冷凍食品メーカーの詳しい説明が知りたい人は、以下のリンクを参照してください。

冷凍食品について

ただし1日程度なら食べれる可能性はある

冷凍食品を冷蔵庫に入れてしまった場合、特にパスタなどの加熱加工処理をしている一部の食品は、1日程度なら食べられる可能性があります。しかし、これはあくまで、自己責任での対応です。1週間以上の長期保存や何時間も冷蔵庫で解凍状態で放置した冷凍食品の消費は、食中毒を起こす危険性があるため避けるべきです。

冷蔵庫で保存した冷凍食品の食べてはいけない状態は?

ここでは、冷蔵庫に入れた冷凍食品が食べられるかどうかの見極め方について紹介します。どのような状態が食品の品質劣化を示しているのか、見た目、臭い、味の観点から紹介するので参考にしてください。

①見た目

冷凍食品を誤って冷蔵庫で保存してしまった場合、以下の変化が現れたら注意しましょう。

・袋の膨張
・カビの発生
・ドロドロやヌメリの存在

冷蔵庫で解凍された冷凍食品の見た目は、品質が劣化しているかどうかを判断する上で重要な手がかりです。上記のような見た目の変化はすべて、食品が傷んでいる可能性を示唆しています。ただし、袋の膨張は、温度変化による昇華現象の可能性があります。この場合は、腐敗臭の有無で判断するようにしてください。

②臭い

冷凍食品を冷蔵庫に入れてしまった際、以下のような臭いがした場合は気を付けましょう。

・生ゴミのような臭い
・酸っぱい臭い
・アンモニア臭


臭いは、その食品の新鮮さを判断する重要な要素です。冷凍食品が解凍状態で長時間冷蔵庫に保管された場合、生ゴミのような臭いや酸っぱい臭いなどの異臭がします。これらの臭いがした食品は、細菌が繁殖し、腐敗が進行している可能性が高いので摂取しないようにしてください。

③味

冷蔵庫に保存してしまった冷凍食品が、以下のような味や食感がしたら腐敗している可能性があります。

・気持ち悪い味
・酸っぱい味
・ネバネバする食感

食品を一口味わった時に、上記のような異常な味や食感があれば、それ以上食べるのをやめて廃棄してください。もったいないからと無理に食べると、繁殖した雑菌の影響で、食中毒を発症する危険性があるので注意しましょう。

冷蔵庫で保存した冷凍食品は再冷凍できる?

ここでは、冷凍食品を誤って冷蔵庫に入れてしまった場合の再冷凍の可否について紹介します。再冷凍のリスクと、特定の条件下での再冷凍の可能性について紹介するので、参考にしてください。

冷蔵庫で保存した冷凍食品の再冷凍は基本的にNG

冷蔵庫で保存した冷凍食品の再冷凍は、衛生面からも推奨されません。解凍過程で食品内部の温度が微生物の増殖に適した範囲に達する可能性が高く、これにより細菌やカビなどの微生物が急速に増加する恐れがあります。再冷凍すると、これらの微生物の活動は一時的に停止するものの、完全に除去されるわけではありません。

その結果、食品を再び解凍した際には、微生物が活動を再開し、食中毒の原因となる可能性があるのです。また、解凍と再冷凍の繰り返しは食品の細胞構造を損傷させ、品質の低下を招くことにもなります。品質の劣化は、食品の風味、食感、栄養価に影響を及ぼします。

冷蔵庫で保存した冷凍食品が再冷凍できる場合

冷蔵庫保存をしてしまった冷凍食品を再冷凍できる条件は、以下の通りです。

・食品に結露がないこと
・解凍されているのはごく一部であること
・食品の温度が常に4℃以下で保たれていたこと


上記の条件を満たした場合、冷凍食品の再冷凍が可能です。ただし、再冷凍は食品の品質に影響を及ぼす可能性があるため、一般的に推奨されません。食品の品質を保持するため、また食中毒のリスクを避けるために、冷蔵庫で保存した冷凍食品はできるだけ早く消費することをおすすめします。再冷凍する場合でも、食品は早めに使用し、品質の変化に注意してください。

冷凍食品・要冷凍の食品は冷蔵庫で日持ちしない

冷凍食品は、適切な冷凍条件下での保存を可能した食品です。誤って冷蔵庫に入れてしまった場合は、日持ちしないのでなるべく早く消費するようにしましょう。その際は、冷凍食品に異常がないか、安全性を確認した上で食べるように心がけてください。

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