ドライフルーツにカビは生える?見分け方は?食べたらどうなる?

ドライフルーツにカビは生えるか知っていますか?今回は、ドライフルーツのカビの見分け方や、食べた時の〈カビ毒・食あたり〉などの症状を紹介します。ドライフルーツのカビが生えない保存方法・コツも紹介するので参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. ドライフルーツにカビは生える?
  2. ドライフルーツにカビは生える
  3. ドライフルーツのカビの見分け方は?
  4. ①見た目
  5. ②臭い
  6. ドライフルーツのカビ以外の食べれない状態
  7. ドライフルーツのカビに似た状態の見分け方は?
  8. ①白い粉
  9. ②部分的な変色
  10. ドライフルーツのカビを食べた…どうなる?
  11. ①カビ毒が肝障害を引き起こす
  12. ②食あたりする
  13. 不安・体調に異変があれば医療機関を受診しよう
  14. ドライフルーツにカビが生えない保存方法・コツは?
  15. 開封前のドライフルーツは常温保存がおすすめ
  16. 開封後・自家製のドライフルーツは冷蔵保存がおすすめ
  17. コツ①空気を遮断する
  18. コツ②光や熱が加わる場所での保存を避ける
  19. コツ③乾燥剤や脱酸素剤と一緒に保存する
  20. コツ④ラム酒やブランデーに入れる
  21. ドライフルーツのカビに注意しよう

ドライフルーツにカビは生える?

栄養に優れている食品で、通常のフルーツより長期保存ができるといわれているドライフルーツには、カビが生えるのでしょうか。こちらでは、ドライフルーツにカビが生えるかどうかについて紹介します。

ドライフルーツにカビは生える

ドライフルーツは、保存方法に気をつけないとカビが生えてきます。ドライフルーツは、食品の水分を乾燥させて糖分濃度を高くすることで、菌の繁殖を防いで長期保存できる食品です。しかし、生の果物は80~90%の水分が含まれているため、食品に含まれる糖分がカビのエネルギー源となってカビが生えることがあります。

保存の可能な期間は、食品の種類や食品の乾燥方法によって違いがあるので注意が必要です。天日干しでは、天候に左右され雨が続くと乾燥が進まずに、食品にカビが生えてしまうことがあります。また、乾燥させた食品でも、わずかに残っている水分があるので、日にちが経てば劣化してきます。湿気が多いところでの保存や開封後の保存方法に注意しましょう。

ドライフルーツのカビの見分け方は?

誤ってカビの生えたドライフルーツを食べないためにも、ドライフルーツにどのようなカビが生えるのか知っておきましょう。こちらでは、ドライフルーツにカビがついているかどうかを見分ける方法を紹介します。

①見た目

出典: @organic_ch

カビが生えているドライフルーツの見た目は次のとおりです。

・ふわふわしたものがついている
・白・青・黒色などに変色


食品とは違う色に変化した部分は、カビが生えている状態です。食品に付きやすいカビの種類は、白カビ、青カビ、黒カビなどがあります。カビを取り除いても菌糸が食品の内部までついているので、少しでもカビがあれば食べないようにしてください。

②臭い

カビが生えているドライフルーツの臭いは次のとおりです。

・酸っぱい臭い
・カビ臭い

ドライフルーツの臭いの中に、食品とは異なる臭いがあれば、カビているかもしれないので食べるのを控えましょう。乾燥によって味も臭いも濃縮されていて、ドライフルーツの香りが強く、カビの臭いがわかりにくいときもあります。カビが生えているかどうか見分けるには、臭いだけでなく、見た目も注意して確認してください。

ドライフルーツのカビ以外の食べれない状態

ドライフルーツにカビが生えていなくても食べられない状態は次のとおりです。

・虫が付いている
・乾燥しすぎて硬い
・酸化している

ドライフルーツはカビが生えていなくても、保存状態によっては、食べられない状態になってしまいます。糖分のある無農薬の食品は虫が付きやすく、中でもイチジクの果実には虫がつきやすいので注意しましょう。ドライフルーツは乾燥させた食品ですが、乾燥で硬くなりすぎて食べられない場合もあります。

また、食品によっては、油でコーティングされているものもあります。長期保存しすぎるとその油も酸化してしまうので、賞味期限に注意しましょう。

ドライフルーツのカビに似た状態の見分け方は?

ドライフルーツにカビが生えていなくても、カビのようなものが付いていることがありますが、どのように見分けたら良いのでしょうか。こちらでは、ドライフルーツのカビに似た状態の見分け方を紹介します。

①白い粉

ドライフルーツに、カビに似ている白い粉がついていることがあります。ドライフルーツが白く変化しているときは、ふわふわしていないか臭いがカビ臭くないかを確認して、そうでなければ食べても大丈夫です。これは果物に含まれている糖分や天然成分が結晶したもので、カビではありません。

また、果物に砂糖を足して糖分の濃度を高くしてからドライフルーツにしたものも、砂糖が結晶化して表面に白い粉が付いた状態になります。

②部分的な変色

ドライフルーツに部分的に変色していることがありますが、これはカビではなく、乾燥時の温度変化によって変色したものです。変色しているだけなのかカビなのかを見分けるには、臭いも確認しましょう。

食品によって乾燥温度は異なりますが、高温で乾燥すると食品の糖分の変色で、褐色に変化しやすいです。天日干しは天候に左右されることがあるので、変色することがあります。

ドライフルーツのカビを食べた…どうなる?

ドライフルーツにもしカビが生えていて、気がつかずにそれを食べてしまったらどうなるのでしょうか。こちらでは、ドライフルーツのカビを食べたら、体はどうなるのかどうかを紹介します。

①カビ毒が肝障害を引き起こす

カビ毒は、大量に摂ると急性肝障害を引き起こして、重篤な症状を招いてしまいます。ドライフルーツにできるカビの中でもカビ毒とされているのは、アフラトキシンという物質です。このアフラトキシンは発がん性が強く、長期的に摂ると肝臓で代謝するときに損傷していまい、発がん性の物質を作ります。

アナフラトキシンが、極まれに海外のドライフルーツに付いていることがあるので注意しましょう。

②食あたりする

カビが生えているドライフルーツを食べて、嘔吐や下痢などの食当たりの症状が出たときは、カビ以外の細菌やウイルスが原因です。食品に付いたカビ自体は胃酸で死滅するので、カビだけで食あたりになることはありません。

カビが生えやすい環境で保存して賞味期限切れになったものは、ドライフルーツの糖分や吸収した水分で雑菌が繁殖し、その結果食中毒を引き起こしやすくなります。開封前と開封後の保存方法や、食品の賞味期間に注意して保存しましょう。

不安・体調に異変があれば医療機関を受診しよう

カビを食べてしまった後に、体調に腹痛や嘔吐などの異変や不安があれば、医療機関を受診した方がよいです。カビにはいろいろな種類があり、ほとんどが胃酸で死滅しますが、カビ毒のリスクがあります。カビではなく、食品の腐敗による食中毒を起こしている可能性もあるので、体調の異変や不安があれば医療機関を受診しましょう。

ドライフルーツにカビが生えない保存方法・コツは?

ドライフルーツにカビが生えないように長期保存するには、どのような保存方法がよいのでしょうか。こちらでは、ドライフルーツにカビが生えない保存方法やコツを紹介します。

開封前のドライフルーツは常温保存がおすすめ

開封前のドライフルーツは常温で保存することをおすすめします。次のことに気をつけて保存しましょう。

・直射日光を避ける
・高温多湿を避ける
・賞味期限を守る


開封前は常温保存がおすすめですが、保存場所に気をつけてください。直射日光が当たると酸化が進んで味が変化してしまうので、保存する場所は冷暗所がよいです。夏場は温度が高くなりすぎることもあるので、開封前でも冷蔵庫に入れて保存することをおすすめします。

長期保存できるドライフルーツですが、食品に含まれる水分によって1ヶ月から数年と賞味期限が異なります。記載の賞味期限を守って保存し、期限内までに食べきるようにしましょう。

開封後・自家製のドライフルーツは冷蔵保存がおすすめ

開封後や自家製のドライフルーツは冷蔵庫での保存がおすすめです。日持ちさせるための方法・手順は、次のとおりです。

1.袋の口をとじる
2.密封できる袋か容器に入れる
3.冷蔵庫に入れる

開封後や自家製のドライフルーツを日持ちさせるには、湿度や温度が一定の冷蔵庫に入れて保存するのがおすすめです。冷蔵庫は温度や湿度が低いので、ドライフルーツを乾燥させたまま保存できます。冷蔵庫の中でも野菜室は湿度が高いので野菜室に入れずに、できれば0~5℃と低い温度のチルドに入れて保存しましょう。

コツ①空気を遮断する

ドライフルーツを日持ちするように保存するには、空気を遮断することが重要です。食品が空気に触れると外からの細菌が入りやすくなります。密封できる袋に入れて、できるだけ空気を抜いて保存しましょう。できれば、真空に近い状態にすると、より食品の酸化を遅らせて湿気も防ぐことができます。

コツ②光や熱が加わる場所での保存を避ける

光や熱が加わる場所での保存も、ドライフルーツを酸化させる原因になるので避けましょう。光があたると食品の変化でおいしさが失われたり、天然色素が変色したり、栄養成分も低下したりします。熱が加わることで、雑菌の繁殖が盛んになってしまうので、冷蔵庫などの温度が低いところで保存しましょう。

コツ③乾燥剤や脱酸素剤と一緒に保存する

空気に触れないように乾燥剤や脱酸素剤を一緒に入れて保存すると、乾燥した状態を保ち劣化することを防ぐことができます。乾燥剤はシリカゲルというもので、空気中の水分を吸収して除去し、脱酸素剤は袋に残っている酸素を吸収してくれます。袋に入っていた乾燥剤や脱酸素剤は、食品の風味の変化や変色を抑えてくれるので捨てないようにしましょう。

コツ④ラム酒やブランデーに入れる

ドライフルーツが空気に触れないように、ラム酒やブランデーに入れて漬け込むと、酸化を防ぎながら長期保存ができます。煮沸した瓶にドライフルーツを詰めて、洋酒を全体が浸かるように注ぐだけなので簡単です。漬け込んだドライフルーツは、パウンドケーキなどの焼き菓子に入れるほか、そのままでもおいしく食べることができます。

ドライフルーツのカビに注意しよう

ドライフルーツは、糖分の濃度を高くして長期保存ができるようにした食品です。保存方法を間違えると、味や色が変化したり、カビが生えたりしてしまいます。空気にできるだけ触れないようにしてから、冷蔵庫で保存して、ドライフルーツにカビが生えないように注意しましょう。

関連する記事