牛乳の代用品は？お菓子作り・料理用やアレルギー対策へのおすすめを紹介！

豆乳は大豆を原料に作られており、大豆イソフラボンやビタミンB群、鉄などが含まれる、女性に人気の飲料です。植物性ミルクの中では最も普及しており、スーパーなどで気軽に購入できます。見た目や水分量が牛乳と似ているので、レシピに載っている分量をほとんど変えることなく、代用できることがメリットです。

牛乳の代用として使う場合は「無調整豆乳」か「調整豆乳」かを確認して下さい。無調整豆乳はそのまま牛乳の代わりに使えます。大豆特有の青臭い風味が気になる人もいるかもしれませんが、砂糖や塩、添加物を加えて飲みやすくした調整豆乳は、料理の風味が変わる可能性があります。

粉ミルクは牛乳から水分を取り除いて粉末状にしたものですので、牛乳の代用として使えます。牛乳が原料のため、牛乳を使った時と風味がほとんど変わらないことがメリットです。ただ、水分が含まれていないので、料理やお菓子作りの際には水分を補いながら、代用するようにしましょう。

コーヒー用クリームであるクリープも、牛乳の代用品として使えます。牛乳から作られているため、牛乳に近い風味を出すことが可能です。コーヒー用クリームにはブライトもありますが、こちらは植物性の原料から作られているため、クリープの方が代用には適しています。

代用するときは、コーヒークリームに少量のお湯に入れて溶かしてから、水を加えます。クリープ大さじ2に対して、水100CCが適量です。焼き菓子に使う時は必ずお湯で溶いた後、水で温度を調整しケーキ等の生地が傷まないようにします。また、ゼリーやプリンなどの冷やして固めるお菓子を作る時の代用には向きません。

牛乳から作られているヨーグルトも、牛乳の代用できる食材です。ただ、ヨーグルトは牛乳に比べて酸味があるため、料理によっては風味が変わることもあります。逆にさっぱりとした酸味を活かせる料理やお菓子には、ヨーグルトの代用が向いています。

牛乳から水分や脂肪分を取り除き、濃縮して作られたものがスキムミルク（脱脂粉乳）です。粉末状のため、長期間保存できることや牛乳より値段が安いことが魅力です。ただし、脂肪分が少ないため、牛乳に比べてコクがないので、代用する時はバターを加えることで、牛乳の風味に近づけることができます。

代用する時の分量は牛乳100mlに対して、スキムミルク10gが目安です。粉末状で水分がないため、水を追加して水分を補いましょう。牛乳に比べて低カロリーなのも嬉しいポイントです。

これまで紹介した牛乳の代用品を使えば、様々なお菓子を作ることができます。作り方も難しくないレシピを紹介しますので、ぜひ挑戦してみて下さい。