人参は皮ごと食べれる?剥く必要性は?実より栄養が豊富って本当?嘘?

【管理栄養士監修】人参の皮は皮ごと食べられるのでしょうか?皮ごと食べられたらごみも減って、環境にも貢献出来るかつ経済的ですね。今回は、人参の皮を剥く・剥かない場合でメリットを比較して紹介します。人参の実よりも皮に栄養がある噂の真偽も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

専門家監修 |管理栄養士・栄養士 鈴木真美
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管理栄養士。一児の母。 社員食堂や学生食堂のメニュー開発等を行うほか、摂食障害を克服した経験から啓発活動を行っています。 そのなかで、心と身体が健康になる食とは、...
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管理栄養士。一児の母。 社員食堂や学生食堂のメニュー開発等を行うほか、摂食障害を克服した経験から啓発活動を行っています。 そのなかで、心と身体が健康になる食とは、単に栄養がつまった食事を摂るだけではないと気付きました。 あたたかい食卓は心と身体をつくります。人と人の心をつなぎ命をつないでいきます。そんな食卓が増えますように。お手伝いしたいと思っています。

目次

  1. 人参は皮ごと食べられる?
  2. 人参の皮はとても薄い
  3. 農薬の心配もない
  4. 人参の皮はむく?むかない?
  5. 人参の皮をむくメリット
  6. 人参の皮をむかないメリット
  7. 人参の皮には実よりも栄養があるのは本当?嘘?
  8. 特に皮に栄養が多いわけではない
  9. 人参の皮は料理に合わせて剥くか決めよう

人参は皮ごと食べられる?

お料理の際、人参の皮はどうしていますか?皮をむかずにそのまま調理している方、捨てている方など様々だと思います。人参は皮ごと食べで大丈夫なのでしょうか。残留農薬などの心配と合わせてチェックしていきましょう。

人参の皮はとても薄い

人参の皮はとても薄く、店頭に並んでいる土の落とされた人参は、皮がはがれている状態です。人参本来の皮は、収穫後の洗浄の際にほとんどがはがれてしまっています。私たちが皮と呼んでいる部分は、内鞘細胞というかなり薄い膜で栄養価が豊富な部分です。つまり、皮のように見える部分も人参の実です。

では、なぜ内鞘細胞は皮のように見えるのでしょうか?人参は機械でいっきに大量洗浄し、泥や汚れを落としてから、表面を乾燥させて出荷されています。乾燥させることで表面の水分が失われてシワがより、硬い皮のように見えています。

農薬の心配もない

人参は根菜類の野菜であり、土の中で育つため、表面に散布するような農薬が残る心配はありません。土に散布するタイプの農薬が皮についているという心配もあるかもしれませんが、にんじんの実まで吸収されない場合がほとんどです。日本の農薬に関する制限は、国内・輸入品どちらも厳しいので、実に吸収される農薬まで心配する必要はありません。

鈴木真美

管理栄養士

どうしても残留農薬が気になる場合は、しっかり流水で洗いましょう。衛生面でも安心ですね。

人参の皮はむく?むかない?

皮に見える部分は内鞘細胞ですが、ここでは皮として考えていきましょう。人参の皮はむいたほうがいいのでしょうか。それとも皮ごと食べたほうがいいのでしょうか。どちらにもメリットとデメリットがあります。

人参の皮をむくメリット

人参の皮をむく最大のメリットは食感にあります。皮は乾燥しており、皮つきのまま調理すると実のつるっとした感じを愉しむ事はできません。表面に汚れがついていた場合も、皮を完全にむくことで落とすことができます。特に表面の凸凹部分に入ってしまった雑菌などは剥くことで安心して除去できますね。

人参を生で食べる場合に皮をつけたままだと、時間の経過とともに皮が黒ずんでくる場合があります。生食の場合は皮をむくのがおすすめです。

鈴木真美

管理栄養士

丁寧に洗って剥いた皮だけを炒めてきんぴら等にすると無駄なく美味しくいただけます。

人参の皮をむかないメリット

人参の皮付近にはβカロテンやビタミンなどの栄養素が豊富に詰まっています。皮ごと頂くことで人参の栄養素を丸ごと摂取できますし、生ごみを減らすこともできます。自身や家族の健康を守るとともに、環境保全にも貢献できるので一石二鳥と言えるでしょう。

人参の皮には実よりも栄養があるのは本当?嘘?

人参に限らず、野菜や果物の皮に栄養が多いと認識している方も多いはずです。でもこれは本当なのでしょうか。日本食品標準成分表をもとに確認しましょう。

特に皮に栄養が多いわけではない

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