チーズにカビが生えたら?種類別の毒性や対処法は?食べたら害がある場合を解説!
チーズにカビが生えていたことはありますか?カビが生えても食べられるのでしょうか?今回は、〈青カビ・白カビ・黒カビ〉などチーズのカビの種類を、それぞれの安全性・毒性とともに紹介します。カビが生えた時の対処法やカビを食べたらどうなるかも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
②白カビ
白カビのチーズは、表面全体が白カビに覆われていて、カビの内部が柔らかく独特な触感が、癖になる方も多くいることでしょう。そんな白カビについて詳しく説明します。
・カマンベールチーズ(フランス)
・ブリーチーズ(フランス)
・ブリア・サヴァラン(フランス)
カマンベールチーズやブリーチーズは、日本でも知名度が、高く人気があり手に入りやすい白カビのチーズです。白カビは、青カビ同様に意図的に繁殖させたもので、体には無害です。ブルーチーズの青カビが、チーズの内部からカビを生育させるのに対し、白カビは、チーズの表面に繁殖させます。
表面で人体に無害なカビが繁殖している為、有害なカビがチーズに繁殖するのを防ぎます。それにカビ系のチーズには、無害なだけでなく癌を抑制したり、認知症予防にもなる体に嬉しい効能も期待できるでしょう。
③赤色のカビ
チーズに赤色のカビが、生えたらまず食べないようにしましょう。中には、赤色酵母の無害なものがあります。しかし猛毒をもつ有害なものもあるのでむやみに口にするのは危険です。
④黒カビ
赤色のカビと同様に、黒カビが生えたチーズも危険です。黒カビを意図的に生育させたチーズは、一般的に知られてません。黒カビの菌が、体内に入るとアレルギーや喘息などの原因になるので、食べないようにしましょう。
チーズに購入後カビが生えた時の対処法は?取り除けばOK?
購入後にチーズがカビてしまったら、食べられないのでしょうか。購入時からカビが生えているものもあるので、判断が難しいですが、カビが生えてしまった時の対処法を紹介します。
ハードチーズは取り除けば問題ない
パルミジャーノ・レッジャーノやグラナパダーノなどのハードタイプのチーズは、表面にカビができたとしても、チーズの内部まで侵入しずらいのが特徴です。
そのためカビの周辺とその下を、最低2.5cmカットすればまた美味しく食べることができます。しかし、チーズを保存していた容器や袋などは、カビ菌が付着している可能性があるので、新しいものに変えましょう。
ソフトチーズの場合は危険
本来カビが、生えるはずがないソフトチーズの場合は、水分が多く中にカビが侵食している可能性があるので危険です。カビには菌糸があり、そこから食べ物の内部に広がります。しかし、目に見えるのは変色した頭部分で、根っこまでは見えないため、購入後にカビが生えてしまったときは、丸ごと捨てましょう。
(*クリームチーズにカビが生えた場合について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)