アボカドの食べ頃の見分け方は?色・形・硬さが重要?完熟にする方法も紹介!

【野菜ソムリエ監修】アボカドの食べ頃の見分け方を知っていますか?今回は、アボカドの食べ頃を〈色・形・硬さ・ヘタ〉で見極める方法や、アボカドを追熟させて食べ頃にする方法を紹介します。アボカドの旬や完熟後の日持ち期間も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

専門家監修 |野菜ソムリエ 福光佳奈子
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野菜ソムリエプロ・睡眠コンサルタント・お酒&家飲みグッズの店『イエノミライフ』主宰/札幌市生まれ。食から睡眠まで、...
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野菜ソムリエプロ・睡眠コンサルタント・お酒&家飲みグッズの店『イエノミライフ』主宰/札幌市生まれ。食から睡眠まで、おうち時間を充実させるメソッドを様々なカタチで提案している。著書『体にうれしい果実酒・野菜酒・薬用酒200』(秀和システム)は、台湾など世界5か国で翻訳版も出版している。

目次

  1. アボカドの食べ頃の時期・季節は?
  2. アボカドの旬は春
  3. アボカドの食べ頃の見分け方は?
  4. ①色での見分け方
  5. ②形での見分け方
  6. ③硬さでの見分け方
  7. ④ヘタでの見分け方
  8. アボカドを食べ頃にする方法・注意点
  9. ①常温で保存する
  10. ②追熟前のアボカドは冷蔵庫に入れない
  11. ③エチレンガスを使って追熟を早めることもできる
  12. アボカドが食べ頃ではない状態で調理してしまったら?
  13. 電子レンジで柔らかくしよう
  14. アボカドを切ったら黒い筋があるのは熟しすぎ?
  15. 維管束が酸化しただけなので問題ない
  16. 完熟アボカドの日持ち期間は?
  17. ①常温保存の場合
  18. ②冷蔵保存の場合
  19. ③冷凍保存の場合
  20. アボカドの食べ頃を見極めよう

アボカドの食べ頃の時期・季節は?

最近は季節を問わず様々な食品を手に入れることが出来ますが、野菜も果物も、旬の時期が一番栄養価が高く味も良いと言われています。アボカドにも旬の時期はあるのでしょうか。

アボカドの旬は春

アボカドは1年中手に入れることができる果物です。日本へは95%をメキシコから、次いでペルー、アメリカの順で輸入されています。メキシコ産のアボカドがより多く市場に出回るのは3~4月にかけてで、油分の多いおいしい果実が手に入るのは6月ごろまでです。8~10月ごろになると大きさも小ぶりになり、味も濃厚さが少なくなります。

春から初夏にかけてがアボカドの旬といえるかもしれません。アボカドは夏ごろに実を付け、秋に収穫される果物です。国産のものを手に入れたいときは秋から冬にかけて、10月終わりころから1月ころまでになります。

(*アボカドの旬の時期について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

アボカドの旬の時期・季節はいつ?国産・輸入品で違う?安い期間も紹介!

アボカドの食べ頃の見分け方は?

買ったその日に食べても良いのか、少し日にちを置いた方が良いのか迷う時もあるでしょう。その迷いを解消するためにアボカドの食べ頃について詳しくみていきます。

①色での見分け方

熟したアボカドを色で見分けるときは、濃く黒っぽい緑色をしたものを選びます。アボカドの表面の色は、熟すにしたがって緑色からだんだん黒っぽく濃い色に変化していきます。しかし、あまり黒色の濃いものは熟しすぎているかもしれません。スーパーマーケットなどで並んでいるアボカドの明るい緑色のものと黒っぽいものの違いは熟し度合いの違いなのです。

②形での見分け方

味の良いアボカドの形は涙型で、左右の形のバランスがとれた奇麗なものの方が良いでしょう。そしてシワがないもの、張りやツヤのあるものを選んでください。ヘタが取れていないのも選ぶポイントです。

③硬さでの見分け方

やさしく触ってすこし弾力があるものが食べ頃です。すぐに食べるときはそのような状態のものを選ぶようにします。ですが、売り場であまり握ったり押したりするのはマナー違反ですから気を付けてくださいね。

④ヘタでの見分け方

熟していない時に収穫された果実は水分を多く含んでいます。そして時間が経つと乾燥しヘタの部分から縮んでいくためヘタが取れたり隙間があいたりしますから、ヘタがついているものを選ぶのも大切なポイントです。すぐに食べない時は色や形、ヘタの状況と硬さの両方を確認しながら選びましょう。

アボカドを食べ頃にする方法・注意点

熟したアボカドを買って、気が付いたら熟しすぎて食べられなくなったという経験もあるのではないでしょうか。少し硬めのアボカドを、食べたいときに食べ頃にしておく方法を知っていれば、そのような失敗はさけられます。

①常温で保存する

硬いアボカドを購入後に完熟にさせる場合は、夏も冬も必ず常温で保存してください。追熟に適した温度は20℃~25℃くらいですから暑すぎても寒すぎてもだめで、私たちが過ごすのに適した室内はアボカドにとっても良い環境なのです。

②追熟前のアボカドは冷蔵庫に入れない

収穫してからも熟し続ける性質を持っているアボカドは、室内に置いておくことで次第に熟していきます。冷蔵庫に入れてしまうと追熟は止まってしまいますから、食べ頃になる前に冷蔵庫に入れないようにしてください。

③エチレンガスを使って追熟を早めることもできる

アボカドをバナナやリンゴ、トマトと一緒に紙袋に入れて袋を閉じ、直射日光の当たらない室内で保存します。他の果物から出るエチレンガスの力でアボカドを追熟させることができるのです。バナナのそばに置いておくだけでも効果はあります。

アボカドが食べ頃ではない状態で調理してしまったら?

アボガドを切ってみたらまだ硬かった、ということも時折ありますが、そのような時も慌てる必要はありません。食べ頃にする方法をお伝えします。

電子レンジで柔らかくしよう

電子レンジで追熟する方法もあります。

【加熱方法①】
 ①切り口を下にして耐熱皿にのせる
 ②ラップをしないで加熱する(600Wで1分前後が目安)


【加熱方法②】
 ①アルミホイルでつつむ
 ②電子レンジで加熱する(600Wで1分前後)


少しずつ加熱して様子を見るようにして下さい。食物繊維や脂肪酸が溶けて果肉が柔らかくなります。熟していないアボカドを無理やり食べるより、少し手間をかけてもおいしくいただきたいですね。

福光佳奈子

野菜ソムリエ

切った後で熟していないとわかった場合は、一口サイズにカットしたアボガドを耐熱皿に並べチーズをのせてグリルで焼くのがおすすめです。これにトマトを入れるとさらにおいしくなりますよ。

アボカドを切ったら黒い筋があるのは熟しすぎ?

あの濃厚な味わいのアボカドにはどんな栄養が詰まっているのでしょうか。また、時々見られる黒い筋の正体はいったい何なのでしょう。

維管束が酸化しただけなので問題ない

アボカドにある黒い筋は維管束という、種に栄養分や水分などを運ぶための管です。果肉よりも酸化しやすい性質を持っているために黒く変色してしまいます。ポリフェノールと酸化酵素が空気に触れてメラニン色素を作り出すので、もちろん、食べても問題はありません。

アボカドには、健康維持に欠かせない銅やマグネシウムなどのミネラル、腸の健康に欠かせない食物繊維が豊富に含まれます。そのほか、パントテン酸・葉酸・ナイアシン・カリウム・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンKが豊富です。

(*アボカドが黒い場合でも危険な時があります。詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

アボカドの中に黒い斑点・筋が!ガビで腐ってるの?原因や食べられるか解説!

福光佳奈子

野菜ソムリエ

アボガドは栄養価が高く、疲労回復や栄養補給にもぴったりですが、高カロリーなので、食べすぎないようにしてくださいね。

完熟アボカドの日持ち期間は?

完熟した状態のアボカドはどれくらい日持ちするのでしょうか。常温の場合、冷蔵の場合、冷凍の場合でみていきます。

①常温保存の場合

アボカドは店先に並ぶ段階で、それぞれ熟し具合が違うため常温で何日保存できるか、はっきりとはお伝え出来ません。温度が20℃を超えるとどんどん追熟していきますから、完熟したアボカドを常温で保存し続けると食べ頃を過ぎて味が落ちてしまいます。紹介した方法で食べ頃を見極め、美味しいときに食べましょう。

②冷蔵保存の場合

完熟したアボカドは濡れた新聞紙かラップで1個ずつ包み、ジップロックなどの保存袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。アボカドは4℃以下になると低温障害を起こしてしまい、味が落ちてしまいますが、こうすることで乾燥を防ぎ追熟しにくくなるのです。保存期間は4~5日程度が目安です。

③冷凍保存の場合

冷凍庫では1か月の長期保存が可能です。丸ごとラップで包みジップロックなどの保存袋に入れて冷凍し、使う時は20分ほど室内に置いておくと自然解凍できます。また、カットしてバラバラに冷凍しておくと、使う分だけ取り出すことが出来て取り出したときにすぐに使えるので便利です。変色を防ぐためにレモン汁などをかけておきます。

(*アボカドの保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

アボカドは丸ごと冷凍保存できる?カット・ペーストで変色防止&日持ちさせるコツも紹介!
アボカドの保存方法・期間は?常温・冷蔵・冷凍で長持ちのコツを丸ごと・カットで状態別に紹介!

アボカドの食べ頃を見極めよう

アボガドは栄養豊富な食品です。食べ頃の見極め方を知らないと、美味しいアボガドを食べそびれてしまいます。間違えて硬いものを切ってしまっても、美味しくする方法があるので、積極的に食生活に取り入れたいですね。

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