アボカドの食べ頃の見分け方は?色・形・硬さが重要?完熟にする方法も紹介!
【野菜ソムリエ監修】アボカドの食べ頃の見分け方を知っていますか?今回は、アボカドの食べ頃を〈色・形・硬さ・ヘタ〉で見極める方法や、アボカドを追熟させて食べ頃にする方法を紹介します。アボカドの旬や完熟後の日持ち期間も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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アボカドの食べ頃の時期・季節は?
最近は季節を問わず様々な食品を手に入れることが出来ますが、野菜も果物も、旬の時期が一番栄養価が高く味も良いと言われています。アボカドにも旬の時期はあるのでしょうか。
アボカドの旬は春
アボカドは1年中手に入れることができる果物です。日本へは95%をメキシコから、次いでペルー、アメリカの順で輸入されています。メキシコ産のアボカドがより多く市場に出回るのは3~4月にかけてで、油分の多いおいしい果実が手に入るのは6月ごろまでです。8~10月ごろになると大きさも小ぶりになり、味も濃厚さが少なくなります。
春から初夏にかけてがアボカドの旬といえるかもしれません。アボカドは夏ごろに実を付け、秋に収穫される果物です。国産のものを手に入れたいときは秋から冬にかけて、10月終わりころから1月ころまでになります。
(*アボカドの旬の時期について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
アボカドの食べ頃の見分け方は?
買ったその日に食べても良いのか、少し日にちを置いた方が良いのか迷う時もあるでしょう。その迷いを解消するためにアボカドの食べ頃について詳しくみていきます。
①色での見分け方
熟したアボカドを色で見分けるときは、濃く黒っぽい緑色をしたものを選びます。アボカドの表面の色は、熟すにしたがって緑色からだんだん黒っぽく濃い色に変化していきます。しかし、あまり黒色の濃いものは熟しすぎているかもしれません。スーパーマーケットなどで並んでいるアボカドの明るい緑色のものと黒っぽいものの違いは熟し度合いの違いなのです。
②形での見分け方
味の良いアボカドの形は涙型で、左右の形のバランスがとれた奇麗なものの方が良いでしょう。そしてシワがないもの、張りやツヤのあるものを選んでください。ヘタが取れていないのも選ぶポイントです。
③硬さでの見分け方
やさしく触ってすこし弾力があるものが食べ頃です。すぐに食べるときはそのような状態のものを選ぶようにします。ですが、売り場であまり握ったり押したりするのはマナー違反ですから気を付けてくださいね。
④ヘタでの見分け方
熟していない時に収穫された果実は水分を多く含んでいます。そして時間が経つと乾燥しヘタの部分から縮んでいくためヘタが取れたり隙間があいたりしますから、ヘタがついているものを選ぶのも大切なポイントです。すぐに食べない時は色や形、ヘタの状況と硬さの両方を確認しながら選びましょう。