洋梨の種類・品種を一覧で!旬・産地や味の違いを比較!美味しく食べる方法も紹介!

洋梨にはどんな種類があるか知っていますか?多くの種類があり、その特徴も異なる品種が多くあり飽きることのない魅力的な果物です。今回は、洋梨の種類・品種を〈旬・産地・味〉などで比較して紹介します。洋梨の美味しい食べ方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 洋梨とは?
  2. 日本の梨との違い
  3. 洋梨の種類・品種は?
  4. ①ラ・フランス
  5. ②ルレクチェ
  6. ③バートレット
  7. ④マルゲリット・マリーラ
  8. ⑤オーロラ
  9. ⑥ゼネラル・レクラーク
  10. ⑦バラード
  11. 洋梨を美味しく食べるには?
  12. ①新鮮な洋梨を選ぶ
  13. ②洋梨を追熟させる
  14. ③食べ方を工夫する
  15. 洋梨の種類・品種はさまざま

・旬:9月上旬~10月上旬
・重さ:220g~280g
・主産地:北海道


バートレットは、イギリス原産の小ぶりの洋梨で、重さは220gから280g程度です。もとは缶詰用として栽培されていた品種でしたが、現在では9月から10月にかけて生食用として流通しています。果実の軸や底の部分を軽く触ってみて、柔らかくなってきた頃が食べごろです。

ラ・フランスなどに比べると甘味は強くなく、適度な酸味のあるさっぱりとした味を楽しむことができます。

④マルゲリット・マリーラ

・旬:9月下旬~10月中旬
・重さ:500g~800g
・主産地:山形県


マルゲリット・マリーラは、フランス原産の洋梨で、大きいものは800gにもなる大玉の品種です。収穫したばかりのものは黄緑色をしていますが、成熟して食べごろになると黄金色に変わります。果汁が多くなめらかな食感で、癖のない上品な味わいが特徴です。

日本での主な産地は山形県で、青森県や北海道でも栽培されています。9月上旬に収穫され、追熟された9月下旬から10月中旬が旬の時期になります。

⑤オーロラ

・旬:9月中旬~9月下旬
・重さ:300g~400g
・主産地:山形県


オーロラは、アメリカで作られた、マルゲリット・マリーラとバートレットの交配種です。300gから400g程度の重さで、成熟すると黄緑色からオレンジ色に近い黄色に変化していくため、食べごろが判断しやすい品種です。

柔らかく、たっぷりの果汁を含んだ香り高いオーロラは山形県が主な産地で、北海道や長野県でも栽培されています。旬の時期は、9月中旬から9月下旬の非常に短い期間となっています。

⑥ゼネラル・レクラーク

・旬:11月中旬~12月中旬
・重さ:350g~550g
・主産地:青森県


ゼネラル・レクラークは、フランスのパリ郊外で発見された洋梨で、500g程度の大きめの果実です。成熟すると皮の色が緑色から黄色に変化し、良い香りを放ちます。果肉はなめらかで、甘みと酸味がはっきりしている濃厚な味わいが特徴です。

主な産地は青森県で、香りも非常に上品で人気の品種ですが、栽培量が少なく市場で見かけることはあまりない品種です。

⑦バラード

・旬:10月~11月
・重さ:300g~400g
・主産地:山形県


バラードは、バートレットとラ・フランスを掛け合わせた品種で、日本が原産国の洋梨です。重さは400g程度で、成熟すると果皮は緑色から黄色に変化します。甘さは控えめですが、果汁はたっぷりで酸味のあるすっきりとした味わいが特徴です。

主な産地は山形県で、10月から11月ごろが旬の時期ですが知名度はまだあまりないので、見かけることは少ないでしょう。

洋梨を美味しく食べるには?

洋梨を美味しく食べるためには、どのようにすればよいのでしょうか。選び方や保存方法など、詳しく見ていきましょう。

①新鮮な洋梨を選ぶ

美味しい洋梨を手に入れるためには、新鮮な洋梨かどうかを判断することが大切です。以下の点に注意して選びましょう。

・表面に傷がなく綺麗なもの
・軸の周りを触ってみて少し弾力があるもの
・柔らかすぎるものや、変色しているものは避ける
・ふくよかな形で重みがあるもの


表面に傷がある洋梨は、傷のある部分から傷み始めてしまうため、傷の無い綺麗なものを選びましょう。実際に触ることができる場合は、軸の周りを軽く触ってみて、少しの弾力があるものが成熟していて食べごろです。

ただし、柔らかすぎるものはすでに傷んでいる可能性があるため注意が必要です。同様に、果皮が変色してしまっているものも傷んでいる可能性が高いので避けましょう。果実の形がいわゆる洋梨型で重みのあるものは、果肉が詰まっていて食感も良く美味しい傾向にあります。

②洋梨を追熟させる

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