さくらんぼの賞味期限はどれくらい?日持ちする保存方法も紹介!
【チクマ農園監修】さくらんぼの賞味期限・日持ち期間はどれくらいか知っていますか?実は、熟し具合や品種によって変わります。今回は、さくらんぼの〈常温・冷蔵・冷凍〉など保存方法別の賞味期限・日持ち期間や、腐って食べられない場合の特徴を紹介します。さくらんぼの日持ちする保存方法や期限内に使い切るレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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さくらんぼの賞味期限って短い?長い?
さくらんぼは甘酸っぱくジューシーな味わいをもつ果物で、スーパーや通販では佐藤錦やナポレオン、紅秀峰など様々な品種のさくらんぼが販売されています。さくらんぼが美味しく食べられる期間はどのくらいなのでしょうか。さくらんぼの賞味期限について解説します。
さくらんぼは収穫後2日程度で食べ切るのがいい
さくらんぼは気温や湿度の変化に弱く、果物のなかでも傷みやすいと言われています。そのため、さくらんぼは収穫後2日以内に食べ切るのが理想です。さくらんぼをそれ以上の期間保存すると鮮度や味が落ちて美味しく食べられないため、購入後はなるべく早めに食べ切ってください。
ただしさくらんぼの日持ち期間はさくらんぼの品種によって異なり、特に佐藤錦は日持ちが短く、紅秀峰や紅てまりなどは保存性が高いのが特徴です。
旬のさくらんぼを食べるなら…!
ちそうの編集部では今回山口農園で作っている「紅秀峰」「佐藤錦」について取材しました!山口農園のこだわりが詰まったさくらんぼは糖度20度以上のつやつやあま~い大粒さくらんぼです。そんなさくらんぼについて知りたい方はこちらを読んでみてください。
さくらんぼの賞味期限はどれくらい?
さくらんぼの賞味期限は保存する環境によって異なり、保存方法によっては長期間日持ちさせることができます。ここからは、さくらんぼを常温・冷蔵・冷凍で保存した場合の賞味期限について説明します。
①常温保存の場合:約1~2日
さくらんぼを購入してすぐに食べる時や通販などで取り寄せたさくらんぼが常温便で届いた場合は、常温で保存しましょう。さくらんぼは温度変化の影響を受けて劣化する性質があるため、さくらんぼが配送された時の温度に合わせて家庭で保存するのが望ましいです。
さくらんぼを常温で保存する際は、容器から出したさくらんぼを新聞紙やクッキングペーパー、濡れ布巾などで覆って乾燥を防ぎ、風が良く通る涼しく暗い場所に保存してください。新聞紙で覆ったさくらんぼをザルに乗せて保存すると、風通しが良くなります。常温で保存したさくらんぼは、1日から2日程度で食べ切ってください。
②冷蔵保存の場合:約2~3日
取り寄せたさくらんぼがクール便で届いた場合は、急激な温度変化を避けるために常温ではなく冷蔵庫の野菜室で保存してください。
さくらんぼを冷蔵庫の野菜室で保存した場合の賞味期限は2日から3日程度ですが、さくらんぼの品種によっては長期保存できるものもあります。梅雨の時期に収穫される佐藤錦の賞味期限は2日から3日程度であるのに対して、早朝に収穫されたさくらんぼや収穫時期が遅い品種は冷蔵庫でおよそ2週間程度日持ちすることがあります。
小林基博
チクマ農園
サクランボを冷蔵に入れると、ツヤがあせてしまいます。品質を保持するためには仕方が無いと思います。
③冷凍保存の場合:約1~2ヶ月
さくらんぼを近日中に食べるのが難しい場合は、冷凍保存がおすすめです。さくらんぼは傷みやすい果物なので、一度に多くのさくらんぼが手に入った場合などもすぐに食べる分を分けておき、食べ切れない分を冷凍庫で保存すると良いでしょう。
さくらんぼを冷凍すると冷蔵よりもさくらんぼの鮮度や甘味を保ちながら保存することができるうえに、生のさくらんぼとは違ったシャーベットのような食感が楽しめます。さくらんぼを冷凍した場合の賞味期限は、1ヶ月から2ヶ月程度です。