どじょうの種類15選!画像での見分け方は?食べ方や生態など違いを比較して紹介!
どじょうの種類について知っていますか?どじょうにはどんな種類がいるのでしょうか。今回は、どじょうの種類別の見分け方を体長などの特徴や画像とともに紹介します。どじょうの食べ方・下処理の仕方やレシピも紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
目次
・分布:北海道
・生息地:水流が緩やかで水草の多い水路
・体長:6cm
・寿命:2年~3年
・繁殖期:3月~6月
体形はホトケドジョウと似ていますが黄褐色で尾びれにかけて黒い縦線があり、小さな斑点が散在します。エゾホトケドジョウも日本固有種類のどじょうで、北海道や青森県の流れが緩やかな水路や池沼に生息しています。
フクドジョウ
・分布:北海道、シベリア、北朝鮮
・生息地:河川中流、下流
・体長:20cm
・寿命:2年~3年
・繁殖期:4月~7月
どじょうの中でも大型種類で体色は個体差がありますが、茶、黄、緑が混ざった褐色で6本の口ひげが特徴です。低水温を好みますが川底が砂利になっている場所では良く見られる種類のどじょうで、体を部分的に砂に埋もれて生息していることもあります。
アジメドジョウ
・分布:近畿地方、中部地方
・生息地:河川上流、中流
・体長:10cm
・寿命:3年
・繁殖期:1月~3月
黒いラインは生息域によって個体差がある種類で、はっきりとしたどじょうや虫食い状の雲状のどじょうなどがいます。吸盤状の厚い唇を持ち石に吸い付くように伝い泳ぎをする独特な種類のどじょうで、藻草などを食べるので水槽内の掃除役のとして飼育される事もあります。
アユモドキ
・分布:京都、岡山
・生息地:河川中流、水路
・体長:10cm~18cm
・寿命:3年
・繁殖期:5月~8月
背びれまでは丸みを帯びて角度によっては川魚にも見え、尾びれの2又が様々な種類のどじょうの中でも珍しく、鮎に似ている事からアユモドキと名付けられました。生息地域が減少し現在では非常に限られている為、どじょうの中でも唯一天然記念物に指定される種類です。
イシドジョウ
・分布:島根県、広島県、山口県、福岡県
・生息地:河川上流~中流の石の多い所
・体長:7cm
・寿命:3年
・繁殖期:5月~8月
どじょうの中でも小柄な種類のイシドジョウは目の下から尾びれにかけてのラインとずん胴体形が特徴で、石が多い所で生息する事からイシドジョウと名付けられました。環境の変化に弱いどじょうで、生息地域も限られているので現在では絶滅危惧種に指定されている種類です。
シマドジョウ
・分布:四国西部、山口県西部を除く日本各地
・生息地:河川中流の砂底
・体長:13cm
・寿命:2年~3年
・繁殖期:5月~7月
体側の斑点模様が特徴のどじょうですが、生息地域によりその模様や大きさも変わする種類で、シマドジョウと見分けるのが困難な程個体差が激しい事が特徴とも言えるどじょうです。様々な個体がいるので鑑賞用としても人気があり、食用としても美味しい種類です。
スジシマドジョウ
・分布:本州西部、四国、九州
・生息地:流れが緩やかな河川中流~下流
・体長:6cm~20cm
・寿命:3年
・繁殖期:4月~7月
体側のラインが筋に見える事からスジシマドジョウと名付けられ、琵琶湖では大型、近畿、四国地方では中型、東海地方では小型と生息地域によって別種類とされているどじょうです。暖かい地域を好み、目の下に棘があるのも特徴です。