ブロッコリーの選び方・見分け方は?紫色でも大丈夫?日持ちする保存法など紹介!
【野菜ソムリエ監修】ブロッコリーの選び方を知っていますか?今回は、ブロッコリーの良品の選び方・見分け方や紫色の場合は食べれるのかを紹介します。ブロッコリーの選び方だけでなく、日持ちする保存方法やレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
最後にブロッコリーの葉の見分け方を紹介します。
・葉の色が濃い緑
・しおれていない
葉が切り落とされている場合、葉がついていた枝の切り口を見てみましょう。葉を切り落とした枝は時間が経つと枝が下向きに下がってくるため、上向きのものを選ぶようにしましょう。
紫色ブロッコリーは購入を避けるべき?
本来緑色のブロッコリーですが、稀に紫色になっているブロッコリーを見かけることがあります。このようにブロッコリーが紫色に変化するのにはしっかりとした理由があるため、ここではその理由について詳しく解説していきます。
寒さにより変色しただけで食べられる
ブロッコリーは寒さで色が紫色に変化することがあります。この紫色の原因はブロッコリーが寒さから自身を守るため作り出した、ポリフェノールのアントシアニンの色素が表面に出てしまっただけです。ブロッコリーの紫色の変化は特に鮮度には関係なく、緑色のブロッコリーと比較して甘味が増すだけなので何も問題ありません。
池田奈央
野菜ソムリエ
冬に霜が降りた日のブロッコリーは、美味しい!農家さんから教えていただきました。寒さに耐えた紫色のアントシアニンは、温度で変化しますので、量販店までの流通で色が緑になりますが、もし紫ブロッコリーを見つけたら、買ってみてください。
ブロッコリーの日持ちする保存方法は?
傷みやすいブロッコリーの鮮度を保つ方法を、冷蔵の場合と冷凍の場合のそれぞれを紹介します。ブロッコリーを簡単に長持ちさせるコツも解説しますので、保存する時の参考にしてください。
①冷蔵保存【生の場合】
ブロッコリーをそのまま冷蔵庫で保存する際のポイントを紹介します。
【生のまま冷蔵保存する手順】
1、ラップにくるむか、袋に入れる
2、野菜室またはチルド室に立てて保存
ブロッコリーは常温保存できないため、購入したらすぐ冷蔵庫へ入れるようにしましょう。ブロッコリーは温度が低い方が成長を遅くできるので、チルド室がある場合は野菜室より温度の低いチルド室の方が鮮度が保てます。
また、ブロッコリーを立てて保存する際は、コップなどに茎を立て房を上にし、上からラップをかけるか袋に入れて野菜室に入れ、黄色くなる前に食べるようにしましょう。
②冷蔵保存【茹でた場合】
ブロッコリーは茹でてから冷蔵庫で保存する方法もあります。
【茹でてから冷蔵保存する手順】
1、ブロッコリーを塩ゆでする
2、水気をよく切る
3、密閉できる保存容器にキッチンペーパーを敷いてブロッコリーを保存
茹でてから保存しても日持ちする期間は生のまま保存する時とほとんど変わず、2~3日程度を目安に食べきるようにしましょう。
③冷凍保存
ブロッコリーの冷凍保存は2通りの方法があります。
【生のまま冷凍保存する手順】
1、小房に切る
2、密閉できる袋で保存
【茹でてから冷凍保存する手順】
1、硬めに塩茹する
2、小房に切る
3、よく水気をきる
4、密閉できる袋で保存
冷凍するとブロッコリーは柔らかくなってしまうため、サラダには適しません。また、生でも茹でても、どちらの場合もしっかりと水気を切って袋に入れ密閉し、1ヵ月位を目安に食べ切るようにしましょう。
(*ブロッコリーの保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)