桃の食べ頃の見分け方は?美味しい時期・旬や食べ方のおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】桃の食べ頃を知っていますか?今回は、桃の食べ頃の<見た目・色・硬さ・香り>での見分け方や選び方を画像とともに紹介します。追熟したい桃の保存方法や美味しい食べ方、種類別の食べ頃の時期を紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
⑦西王母
・旬:9月以降
・産地:山形、福島
西王母は、川中島白桃とゆうぞらを掛け合わせて生まれた大玉品種です。肉質はとろっとしており、果汁も多めなのでジューシーな食感を愉しめます。糖度が高いものも多く、甘いものが好きな方におすすめします。
⑧浅間白桃
・旬:7月下旬~8月上旬
・産地:山梨
浅間白桃は生で食べても美味しいですが、ジャムにしたりケーキのトッピングとして使用される事も多い品種です。実も大きめで香りも良く、果汁が多いのでジューシーな食感を愉しめるのが魅力です。
⑨なつっこ
・旬:7月上旬~8月上旬
・産地:山梨、長野
なつっこは、川中島白桃とあかつきとを交配してできた品種です。特別甘みが強い品種ではありませんが、果肉は繊細な食感を愉しむことができる様です。酸味は少なめなので、酸っぱい桃が苦手な方は試してみて下さい。
(*桃の種類・品種について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
桃の美味しい食べ方は?
ここからは、桃をより美味しく食べる方法を紹介します。硬めに食べたい場合と柔らかく食べたい場合の両方を紹介するので、好みに応じで選択しましょう。
①硬めの桃を食べたい場合
しっかりした食感を愉しめる、固めの桃を食べたい場合はそのまま丸かじりするのがおすすめです。皮は水洗いすれば簡単にうぶ毛を取る事が出来るので、しっかりと洗ってから食べる様にしましょう。
また、桃は皮と実の間が一番糖度高いとされているので、皮は剥かずそのまま食べた方がしっかりと甘さを愉しめます。硬いままの桃は少し酸味がありますが、しっかりとした甘みとの相性は抜群です。
②柔らかい桃を食べたい場合
トロっとした食感が魅力の、柔らかい桃が好きな方には追熟をおすすめします。追熟と言ってもやり方は簡単で、そのまま常温で置いておくだけです。1~2日程放置して、桃特有の甘い香りが漂ってきたら甘く、柔らかくなった証です。放置する日数や時間は時期によって異なるので、定期的に桃の様子はチェックしておきましょう。
福光佳奈子
野菜ソムリエ
桃は冷やしすぎるとせっかくの甘みや香りが落ちてしまいます。食べる2〜3時間前に冷蔵庫へ入れるか、直前に氷水を冷やすとよいでしょう。
桃の食べ頃を見極めよう
今回の記事では、桃の旬の時期や食べ頃などについて紹介しました。桃は早生や晩生があり、それぞれで収穫時期や旬に違いがあります。それぞれの違いを知って、桃を美味しいタイミングで愉しみましょう。