砂糖が固まる理由は?解消方法はある?防止法・対策や固まらない保存のコツなど解説!
砂糖は固まる理由を知っていますか?砂糖には賞味期限がありませんが、保存方法を間違えると固まって使い辛くなります。今回は、砂糖の固まる原因、固まった際に戻す・解消方法を紹介します。砂糖の固まるのを防止する保存方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
⑤りんごの皮を使う
こちらは固まった黒糖におすすめの方法です。
①固まった砂糖の上にりんごの皮をおく
②常温で1日〜2日放置する
③りんごの皮が乾いたら取り除く
りんごの皮は2日以上放置すると虫が湧く原因になりますので注意してください。使う分量は、容器に入った砂糖に被せて砂糖がかくれるくらいで、おおよそりんご1/2個分です。
⑥冷凍庫に入れる
湿気で固まった砂糖を凍らせて水分を取り除く方法です。
①蓋ができる容器に砂糖をいれる
②容器ごと冷凍庫に入れる
③2時間~3時間放置し冷凍庫から取り出す
④蓋を外して30分放置
⑤固まっている部分をスプーンなどでほぐす
冷凍庫から取り出して放置すると常温に戻るときに、余分な水分が飛んで砂糖がさらさらになります。また、最終的に固まっている部分は、砂糖の粒子が密集しているだけで結合は取れているので軽くほぐしてサラサラにしましょう。
砂糖が固まるのを防止する対策・保存法は?
砂糖が固まってしまう原因や、固まった時の対処法を説明しましたが、そもそも固まらないためにはどのように保存したらいいのでしょうか。砂糖が固まらない為の保存方法をいくつか紹介していきます。
①長期保存する場合は冷蔵庫に入れる
砂糖は常温で保存できますが、日本は高温多湿の気候なので季節の変化の中の温度や湿度の変化で固まってしまいます。長期保存をする際は、季節による温度、湿度の変化を防ぐために、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存することをおすすめします。
そして、冷蔵庫から取り出して使う際に、冷蔵庫内の温度と室温の差で結露したり、脱水したりして固まってしまう場合があります。取り出した砂糖が常温に戻るまでは、密閉容器を開けないようにしましょう。また、頻繁に使う分は常温に置いておきましょう。
②密閉容器で保存する
砂糖は湿度が変化することで固まる性質があるため、それを防ぐためには密閉容器での保存が望ましいでしょう。常温保存の日常使いの分や冷蔵庫での長期保管のものも、どちらも密閉容器で保存することで虫の侵入も防ぎ、砂糖をさらっとした使いやすい状態が保てます。
③フロストシュガーを混ぜる
ヨーグルとなどについているフロストシュガーを混ぜることで砂糖が固まるのを防ぐことができます。以下の割合を目安に混ぜてください。
・砂糖:フロストシュガー=5:1
フロストシュガーは元々固まりにくい性質を持っているので、砂糖と混ぜておくとお互いの粒子の結合を防ぐことができます。味の変化はあまりありませんが、味に敏感な方や、加工品が苦手な方にはおすすめできません。気にならない方は簡単なので試してみてください。
④珪藻土スプーンを入れて保存する
珪藻土(けいようど)はバスマットにも使われている素材で、吸水性に優れています。珪藻土スプーンは100均でも売られていて、砂糖と一緒に容器に入れておくだけで、砂糖を湿気による乾燥から守り、スプーンとしても使えるので一石二鳥の便利アイテムです。
珪藻土スプーンは吸水性能が落ちてきても、電子レンジにかけることで復活させられるので半永久的に使えます。