里芋の芽は食べられる?毒性はない?対処法や食べ方のおすすめを紹介!
【野菜ソムリエ監修】里芋の芽がでたことはありませんか?芋類は常温で保存ができるので、気がついたら里芋から芽が出ていることも少なくありません。今回は、里芋の芽に毒性はないかや、芽が出ても食べられるかなど紹介します。里芋の芽の食べ方のおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
緑色の芽は食用に向いていませんが、赤い芽の里芋の場合は皮を剥いてから酢水に浸してアク抜きをすることで食べることができます。赤芽里芋は一般的な里芋に比べてヌメリが少なく、加熱するとホクホクとした食感に仕上がります。
ふじかわなおこ
野菜ソムリエ
里芋の芽に毒性はありませんが、芽が育っていくための栄養分は芋から吸収されてしまうので、里芋自体の風味が落ちてしまうため、芽を見つけた際にはすぐ摘み取るのがよいのです。
里芋の芽のアク抜きの仕方は?
アク抜きの手順を覚えて、ズイキをおいしく食べましょう。
①鍋に入る長さに切る
②根元から葉の方向に皮を剥く
③10分ほど水にさらす
④酢を加えたたっぷりのお湯に入れ、5分ほど茹でる
⑤水にさらし、水気を取る
ズイキの下処理は、難しい手間も無く簡単にできます。アク抜きをしないとシュウ酸カルシウムによってかゆみやかぶれを引き起こしてしまうので、アク抜きは必ず行いましょう。生のズイキは日持ちがしないので、なるべく早く下処理をしてください。ズイキは繊維質でスポンジ状なので味を含みやすく、煮物や酢の物にするのがおすすめです。
里芋の芽の食べ方は?
ズイキを使ったおすすめのレシピを紹介します。ズイキの味の染みやすさとシャキシャキな食感を生かしましょう。
①酢の物
赤ズイキが、お酢の力でより発色良く仕上がります。お弁当の彩りにもおすすめです。
②ズイキの炒め煮
シャキシャキの食感でごはんが進む甘辛い炒め煮です。常備菜として用意しておくと便利です。
③ズイキの白和え
ズイキの煮物を作った際にはこちらも試してみて下さい。豆腐のまろやかさが加わり、煮物とは違った食感も楽しめます。