かぼすの保存方法・期間は?常温はNG?果汁・皮を冷凍で日持ちさせるコツなど紹介!
【野菜ソムリエ監修】かぼすの正しい保存方法を知っていますか?今回は、かぼすを〈まるごと・実・果汁・皮〉別に冷凍・冷蔵で保存する方法や日持ち期間のほか、常温保存が不向きな理由も紹介します。かぼすの腐った時の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
カットしたかぼすの保存は、冷凍保存が適しています。カットしたかぼすの冷凍方法は、以下の通りです。
【やり方】
1.かぼすを使いやすい大きさにカットする
2.カットした実をひとつずつラップに包む
3.保存袋に入れて冷凍する
かぼすの実を冷凍保存する場合は、はじめにかぼすを4等分から6等分のくし切りにカットします。かぼすをドリンクや麺料理に沿えるなら、輪切りにカットするのも良いでしょう。カットしたかぼすはラップを使って一切れずつきっちりと包み、保存袋に入れて空気を抜いてから冷凍室で保存してください。
保存期間の目安
冷凍したかぼすは最長で1年ほど保存することができますが、一般家庭の冷凍室では冷凍焼けを起こす可能性があるため、3カ月から4カ月程度で使い切って下さい。解凍する際は、室温にしばらく置いて自然解凍しましょう。
かぼすの皮・果汁を保存する最適な方法は?

かぼすは、皮や果汁に分けて保存することもできます。ここからは、かぼすの果汁および皮の保存方法や保存期間について紹介します。
かぼすの果汁の絞り方
かぼすから果汁を絞る時は、下記のような手順で行います。
【やり方】
1.かぼすをぬるま湯で丁寧に洗う
2.まな板の上で転がす
3.ヘタを横に向けてカットする
4.皮を下に向けて手で絞る
かぼすの皮には農薬が付いていることがあるので、絞る前にぬるま湯で丁寧に洗ってください。次にまな板の上にかぼすを置き、手で軽く押しながら転がすことでかぼすが絞りやすくなる上、香り成分が入っている皮の精油も染み出しやすくなります。かぼすを絞り出す際は、皮を下に向けて絞ると皮の香りや栄養も抽出することができます。
かぼすの果汁の保存方法・期間
かぼすから絞り出した果汁は、以下のような手順で保存してください。
【やり方】
1.果汁を茶こしなどで濾す
2.果汁にお酢を加えて保存容器に入れ、冷蔵庫で保存する
濾したかぼすの果汁にお酢を加えて保存容器に入れれば、作り方によっては冷蔵庫で最長半年間保存することができます。この時に加えるお酢の量は、果汁に対して1割から2割程度です。かぼすの果汁は、ポン酢やドレッシングのほか、野菜の和え物やドリンクなどに使うと良いでしょう。
また、かぼすの果汁は冷凍保存もできます。絞ったかぼすの果汁を製氷皿に注いで冷凍し、凍った果汁を出して密閉式の保存袋に入れてから冷凍室で保存します。かぼすの果汁を冷凍した場合の保存期間は、およそ1年ほどです。
かぼすの皮の保存方法・期間
かぼすの皮は、冷凍室での保存がおすすめです。
【やり方】
1.かぼすの皮をぬるま湯で丁寧に洗う
2.皮を薄く削り落とす
3.ラップで包み、密閉式の保存袋に入れる
かぼすの皮を保存する場合は、果汁を絞る前に皮を削り落としましょう。皮の内側についている白い部分は苦味があるため、皮の緑色の部分だけを丁寧に削いでください。皮を削いだら使う分だけ小分けにしてラップに包み、密閉式の保存袋に入れて冷凍します。調理の際は、凍ったままみじん切りやすりおろしができるので、解凍の手間も要りません。
保存したかぼすが腐った時の見分け方は?

正しい方法でかぼすを保存していても、日が経つにつれて鮮度が落ちて次第に劣化していきます。かぼすが腐ると、どのような状態になるのでしょうか。腐ったかぼすの特徴を解説します。
腐ったかぼすの特徴
かぼすが腐ると、下記のような状態になります。
・皮の色が変色する
・表面に艶がなくなる
・表面にカビが生える
・匂いが変わる
新鮮なかぼすの皮は鮮やかな緑色をしていますが、鮮度が落ちると黄色く変色し、酸味や香りも損なわれます。また、皮に艶がなくなったり白色や緑色のカビが生えていたら、腐敗が進んでいる証拠です。さらに、かぼすから柑橘類の香りがせず異臭がする場合も要注意です。かぼすがこのような状態になったら、口にしないようにしてください。
かぼすを正しく保存して日持ちさせよう
かぼすを料理に使うと、素材の味が引き立ち風味が豊かになるだけでなく、塩の代わりに使うことで減塩対策にも役立ちます。かぼすは常温で保存すると傷みやすくなり、かぼすの持つ風味や酸味が損なわれてしまいます。かぼすを正しく保存して、かぼすの風味を長く楽しみましょう。