あんこうの旬の時期・季節はいつ?選び方や栄養価は?捌き方やレシピのおすすめも紹介!
あんこうの旬の時期を知っていますか?今回は、あんこうの旬の時期・季節や主産地・生産量などを紹介します。ほかにも、記事の中ではあんこうの選び方や栄養価のほか、さばき方・レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
あんこうに含まれる栄養価には以下のようなものがあります。
・ビタミンA
・ビタミンD
・ビタミンB12
・ビタミンE
・セレン
・亜鉛
・鉄
・銅
あんこうは、肝の大きさで価値が決まると言われるほど、肝に栄養が含まれています。肝に含まれるビタミンA、ビタミンD、ビタミンB12、ビタミンE、セレンは他のどの食品と比べても含有量がトップクラスです。ビタミンAは目や皮膚の健康を維持する働きがあり、ビタミンDは骨粗鬆症の予防や免疫力をアップさせる働きがあります。
貧血の予防と精神安定の働きがあるビタミンB12、老化予防の働きがあるビタミンEとセレンも豊富です。亜鉛は味覚障害の予防、鉄と銅は貧血の予防になり、さらに皮にはコラーゲンが含まれるなど、栄養価の高い魚であることが分かります。
あんこうのさばき方
あんこうのさばき方の手順を動画と合わせて紹介します。普通の魚と形が違うのでちょっと難しいと思うかもしれませんが、自宅であんこうをさばくことがあれば参考にしてみてください。
①お腹を上に向けて下あごから包丁をタテに入れ開き、肝を取り出します
②胃袋を切り取って中を開き、包丁でこすってきれいにします。
③尾びれ、左右のひれを切り落とします。
④下唇の下に切り込みを入れて、お腹の皮を剥ぎます。
⑤歯の部分を切り落とします。※食べられないので捨てましょう。
⑥尻尾のほうから皮を剥ぎ、ぬめりを取ります。
⑦頭と胴体を切り分け、頭を3等分にします。
⑧残った部分の薄皮を向いて食べやすい大きさに切ります。
あんこうをさばく時は、ぬめりや水分で手が滑りやすく、歯も鋭いので怪我をしないように注意してください。大きいものだと10kgを超えることもありますので、切れ味の悪い包丁でさばくことは困難です。包丁もきちんとしたものを用意しましょう。
あんこうの旬の食べ方・レシピのおすすめ
あんこうを美味しく食べるおすすめのレシピと食べ方を紹介します。骨と歯以外は食べられるので、あんこうの部位ごとのレシピにも挑戦してみましょう。
①あんこうの鍋
あんこうはとても良い出汁がでる魚で、鍋なら全ての部位を入れることができ、お手軽に作れるメニューです。あんこうは水分が多いため、最初に水を入れすぎないように注意しましょう。
②あんこうの胃袋の唐揚げ
水が残っていると油がはねて危ないので、しっかり水気を切ってから、衣に付けて揚げます。あんこうは時間が経つと、水分が出てきて食感が変わりますので、早めに食べましょう。
③あん肝
下準備の時に、きれいに洗って血合いなどを取り除いておくと良いでしょう。ポン酢でさっぱりと食べられます。