ネギの賞味期限の目安は?切れた時の見分け方や冷蔵・冷凍での保存方法のコツを紹介!
【管理栄養士監修】ネギ(葱)の賞味期限の目安を知っていますか?今回は、ネギの賞味期限・保存期間の目安を〈常温〉〈冷蔵〉〈冷凍〉の保存方法別に紹介します。見た目・匂いでの賞味期限が切れた時や新鮮なネギの見分け方も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
根っこがついている場合と違い、根っこのついていないネギは、賞味期限が短くなります。特に重要になるのが、日光と風通しです。季節や保管環境によっても異なりますが、常温での賞味期限は約1週間ほどになります。
日光の当たらない風通しの良い場所であれば、賞味期限は、夏場で1週間ほど、冬場で3週間〜1ヶ月ほどになります。
ただし、30度を超える真夏の日が続く場合は、3日ほどで腐ってしまうこともあるので、注意が必要です。夏場は特に、直射日光を避けたり、風通しの良い場所で保管するなど、ネギの状態をこまめに確認して、賞味期限には十分注意してくださいね。
ネギの冷蔵での保存方法・期間は?
ここでは、ネギを冷蔵庫で保存する際の賞味期限について、そのまま冷蔵保存する場合と、刻みネギにして冷蔵保存する場合に分けて紹介します。
そのまま保存する場合
冷蔵庫でそのまま保存する方法は次の通りです。
1、長ネギを綺麗に洗う
2、根元の部分、白い部分、葉っぱの緑色の部分の三つの部位に切り分ける
3、軽く湿らせたキッチンペーパーで根に近い部分を包む
4、ジッパー付きの保存袋、またはビニール袋に入れる
5、容器に立てかけて冷蔵庫に入れれば完了
賞味期限は1週間ほどです。切り分ければ、調理にも使いやすいですし、キッチンペーパーを湿らせることで、ネギの乾燥を防ぐこともできます。夏場の暑い時期のネギの保存方法としておすすめの方法です。
刻みネギを保存する場合
刻みネギでの保存方法は次の通りです。
1、保存容器としてタッパーなどを用意
2、タッパーにキッチンペーパーを敷く
3、刻んだネギを、キッチンペーパーの上に載せる
4、蓋をして冷蔵庫に保管すれば完了
一度使ったキッチンペーパーは、2日に1回くらいの頻度で取り替えると良いでしょう。賞味期限は、約1週間ほどです。自短したい人にはおすすめの方法です。
ネギの冷凍での保存方法・期間は?
ネギは冷凍保存することで、賞味期限を伸ばすことができます。野菜の中には、冷凍すると食感が変わってしまったり、味や香りが落ちるものもありますが、ネギは比較的冷凍しても品質が落ちにくい野菜です。ここでは、ネギの冷凍庫での保存方法を紹介します。
そのまま保存する場合
ネギを冷凍庫でそのまま保管する方法は次の通りです。
1、根っこの部分、白い部分、緑色の部分の3つに切り分ける
2、キッチンペーパーでネギの水分を拭きとる
3、ジッパー付きの保存袋に入れる
4、冷凍庫に保管して完了
そのまま保存する場合の賞味期限は約3〜4週間です。切り分ける際3センチほどの大きさにしておけば、調理する時にそのまま使えて便利です。
刻みネギを保存する場合
刻みネギを冷凍で保存する方法は次の通りです。
1、キッチンペーパーで刻みネギの水分を拭き取る
2、刻みネギをタッパーに入れて、30分ほど冷凍庫に入れておく
3、冷凍庫から取り出したタッパーを振って、ネギ同士をバラバラにする
4、これを3回くらい繰り返して完了
刻みネギを保存する場合の賞味期限は、約3〜4週間です。
油と絡めて保存する場合
油と絡めて保存する方法もあります。
1、ネギを3〜4cmくらいの大きさに切り分ける
2、切り分けたネギをタッパーに入れる
3、オリーブオイルを絡める
4、油がまんべんなく絡んだら、冷凍庫で保管して完了
油と絡めておけばネギ同士もくっつきにくいですし、調理する際にも使いやすくて便利です。また、ごま油やオリーブオイルを使うことで、香りや風味も良くなります。
住吉彩
管理栄養士
"万能ネギ"と言われる通り、どんな料理にもぴったりあうネギは常備しておきたい野菜の1つです。そのまま保存するも良し!調理してから保存するも良し!お好みの状態で常備菜として置いておくと忙しい日でも安心ですね。
(*ネギの保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)