酒粕は冷凍が日持ちする?保存方法・期間は?解凍法や甘酒の作り方なども紹介!
酒粕の正しい保存方法を知っていますか?今回は、酒粕の<冷蔵・冷凍>での保存する方法・ポイントや日持ち期間の目安や解凍方法を紹介します。ほか、酒粕の賞味期限が切れた場合の特徴やレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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- 酒粕の保存方法は?冷凍できる?
- 酒粕は冷蔵・冷凍保存がおすすめ
- 開封後の酒粕は常温保存に向いていない
- 酒粕の冷蔵での保存方法・期間は?
- ①酒粕を板状で冷蔵保存する方法
- ②酒粕をそぼろ状で冷蔵保存する方法
- ③酒粕をペースト状で冷蔵保存する方法
- 酒粕の冷蔵での保存期間
- 酒粕の冷凍での保存方法・期間は?日持ちする?
- ①酒粕を板状で冷凍保存する方法
- ②酒粕をそぼろ状で冷凍保存する方法
- ③酒粕をペースト状で冷凍保存する方法
- 酒粕の冷凍での保存期間
- 冷凍酒粕を解凍する方法は?
- ①冷蔵で自然解凍する
- ②流水で解凍する
- 酒粕の賞味期限が切れた時の見分け方は?
- 酒粕の賞味期限が切れた場合の特徴
- 酒粕の色が変わるのは熟成が原因
- 冷凍酒粕を使った料理の作り方・レシピ
- ①甘酒
- ②具沢山の粕汁
- 酒粕を冷凍保存して美味しく食べよう
酒粕の保存方法は?冷凍できる?
酒粕とは、清酒のもろみを圧搾した時に残る絞りかすのことです。酒粕は常温・冷蔵・冷凍のどの環境で保存すると日持ちするのでしょうか。また、酒粕は未開封の状態と開封後では保存方法は異なるのでしょうか。ここからは、酒粕のおすすめの保存方法について紹介します。
酒粕は冷蔵・冷凍保存がおすすめ
酒粕は、未開封であれば常温・冷蔵・冷凍のいずれの方法でも保存することができます。ただし、酒粕は時間が経つにつれて熟成するため、常温ではなく冷蔵や冷凍で保存すると熟成の速度を抑えてより長く日持ちします。そのため、基本的には冷蔵や冷凍での保存がおすすめですが、常温保存の場合は日が当たる高温多湿の環境を避けて涼しい場所で保存してください。
開封後の酒粕は常温保存に向いていない
開封した酒粕を常温に放置すると、熟成の速度が速まって変色したり風味が損なわれる恐れがあります。酒粕を開封した後は、なるべく常温保存は避けて冷蔵室か冷凍室で保存するようにしてください。なお、常温における開封後の酒粕は、およそ2週間程度日持ちします。
酒粕の冷蔵での保存方法・期間は?
酒粕には、主に板状とそぼろ状、ペースト状の3種類があり、それぞれ味は同じですが形状が異なります。酒粕を冷蔵で保存する場合、酒粕の形状によって保存の仕方に違いはあるのでしょうか。ここからは、酒粕の冷蔵保存方法について酒粕の形状別に解説します。
①酒粕を板状で冷蔵保存する方法
板状の酒粕を冷蔵保存する方法は、以下の通りです。
【手順】
1.酒粕を密閉式の保存袋に入れる
2.空気が入らないように密閉して冷蔵室に入れる
未開封の板状の酒粕は、そのままの状態で冷蔵室で保存することができます。開封後はパッケージごと酒粕を密閉式の保存袋に入れて空気を抜き、冷蔵室で保存してください。
②酒粕をそぼろ状で冷蔵保存する方法
そぼろ状の酒粕を冷蔵保存する場合は、以下のように行います。
【やり方】
1.パッケージに入ったままの酒粕を密閉式の保存袋に入れる
2.保存袋の空気をしっかり抜いて冷蔵室に入れる
そぼろ状の酒粕も、板状の酒粕と同様の手順で保存します。開封前のそぼろ状の酒粕はそのまま冷蔵庫に入れ、開封後はパッケージごと密閉式の保存袋に入れて保存してください。
③酒粕をペースト状で冷蔵保存する方法
ペースト状になっている酒粕は、以下のような手順で保存してください。
【手順】
1.パッケージに入れたままの酒粕を密閉式の保存袋に入れる
2.保存袋の空気を抜いて冷蔵室に入れる
ペースト状の酒粕の場合も、板状やそぼろ状の酒粕と同様の方法で冷蔵室に入れて保存します。開封前の酒粕はパッケージのまま冷蔵室に入れて保存し、開封後は残った酒粕が入っているパッケージごと保存袋に入れて冷蔵室で保存しましょう。
酒粕の冷蔵での保存期間
酒粕を冷蔵室で保存した場合の保存期間は、どの形状の酒粕も半年ほどです。酒粕は、冷蔵室に入れることで菌の繁殖を抑えて発酵を遅らせる効果があるため、常温で保存するよりも日持ちします。
酒粕を冷蔵室で保存していても、少しずつ発酵して袋の中にガスが溜まり保存袋が膨らむことがあります。このような状態になったら一度袋を開けて空気を抜き、再度冷蔵室に戻してください。ただし、熟成が進むと酒粕の風味が落ちるため、なるべく早めに使い切ると良いでしょう。