醤油の保存方法は?場所は冷蔵庫が正解?開封前後で正しいやり方を伝授!
醤油の正しい保存方法を知っていますか?醤油は使い切るまでに時間のかかる調味料ですが、今回は醤油を〈冷蔵庫・常温〉で保存する方法や〈開封後・開封前〉での賞味期限の目安も紹介します。醤油の賞味期限切れの場合の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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醤油の正しい保存方法は?
醤油は和食に欠かせない調味料ですが、開封してから使い切るまで長い期間がかかることも多いかもしれません。醤油を最後まで美味しく使い切るためには、どのように保存したら良いのでしょうか。開封前と開封後の保存方法をそれぞれ確認してみましょう。
開封前は常温保存でもOK
醤油の劣化は、空気に触れることによって起こる酸化が主な原因のため、空気に触れにくい開封前は常温での保存が可能です。ただし、光や熱によっても劣化は進むので、開封前でも劣化が進んで色が黒っぽくなったり風味や香りが悪くなったりすることもあります。未開封で常温保存する場合も、保存環境などには注意しましょう。
開封後は冷蔵庫での保存がおすすめ
開封後は、少しでも長く品質を保つために冷蔵庫で保管するのがおすすめです。開封後は空気に触れることは避けられませんが、冷蔵庫の中で保管することで、光と熱は遮ることができます。醤油さしなどに小分けしている醤油も、使わない時は冷蔵庫に保管すると良いでしょう。
醤油の賞味期限の目安は?
劣化しても変化がわかりにくい醤油ですが、賞味期限の目安はどのくらいなのでしょうか。醤油を美味しい状態で食べ切るために、購入時に注意したほうが良いポイントも紹介するので、参考にしてみてください。
開封後の場合
醤油は、開封後は冷蔵庫で保管するなどの工夫をしても少しずつ劣化が進んでいくので、1か月程度を目安に使い切るようにしましょう。開封直後の醤油は透明感のある赤色をしていますが、次第にくすんだ茶色から黒色に変化していき、香りも悪くなって味にもえぐみが感じられるようになります。
醤油が安く売られていると、つい大きな容量の醤油を購入しがちですが、風味の良い状態で使い切るためにはなるべく1か月程度で使い切れる量の醤油を選ぶことが大切です。
未開封の場合
未開封の場合は、醤油の種類や容器によって賞味期限が変わってきます。ペットボトル容器の場合は、容器自体が酸素を透過するため賞味期間が短く設定されており、酸素を透過しないガラス瓶の場合は賞味期間が長めに設定されます。また、色合いが薄い白醤油や薄口醤油は賞味期間が短い傾向にあるようです。
他にも製造元が独自に醤油を美味しく食べられる期間を設定している場合もあるので、購入時は賞味期限の表示を確認しましょう。
醤油を保存する際のポイントは?
醤油は徐々に劣化してしまうことが分かりましたが、どのように保存すれば美味しさを保てるのでしょうか。ここからは、醤油を保存する際に押さえておいた方が良いポイントを紹介します。
①常温保存の場合
開封前の醤油を常温保存する場合は、以下のような場所に保存しましょう。
・光が当たらない暗い場所
・温度が高くならない場所
未開封の醤油は常温での保存が可能ですが、開封後はこの後に紹介する方法で冷蔵保存をおすすめします。近年普及するようになった密閉容器に入った醤油の場合は、酸化が抑えられるため開封後も常温での保存が可能ですが、こちらもなるべく暗く涼しい場所で保存するようにしましょう。