天ぷらは冷凍保存できる?日持ち期間は?解凍方法・温め方やレシピのおすすめも紹介!
天ぷらは冷凍で長期保存できるのでしょうか?今回は、天ぷらを冷凍保存する方法・ポイントや日持ち期間の目安に加えて、解凍方法・温め方も紹介します。天ぷらの賞味期限が切れた場合の特徴やレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- 天ぷらは冷凍保存できる?日持ちする?
- 天ぷらの長期保存には冷凍がおすすめ
- 天ぷらの冷凍での保存方法・ポイントは?
- 天ぷらの冷凍保存の仕方
- ポイント①冷ましてから冷凍保存する
- ポイント②油を取ってから冷凍保存する
- ポイント③急速冷凍する
- ポイント④小分けして冷凍保存する
- 冷凍天ぷらの保存期間はどれくらい?
- 冷凍天ぷらの保存期間の目安は2週間ほど
- 天ぷらの解凍方法・温め方は?
- ①水をつけてから油で揚げる
- ②オーブントースターを使う
- ③電子レンジを使う際は注意が必要
- 天ぷらの賞味期限が切れた時の見分け方は?
- 天ぷらの賞味期限が切れた場合の特徴
- 冷凍天ぷらを使ったアレンジレシピ
- ①簡単天丼
- ②とり天となすの酢鳥
- ③イカ天のチリソース
- ④たこ天むす
- 天ぷらを冷凍保存して美味しく食べよう
冷凍保存した天ぷらはどのくらいの期間、日持ちするのでしょうか。また、他の保存方法と比べて、どのくらい日持ちするのでしょうか。
冷凍天ぷらの保存期間の目安は2週間ほど
天ぷらを冷凍保存後、おいしく食べられる期間の目安は2週間ほどです。それを過ぎると、天ぷらの油が酸化し、味が落ちていきます。しかし、天丼等の更に調理が必要な料理に使用する場合は、1ヶ月ほどの保存期間でも、酸化による味落ちを感じられないことが多いですが、衛生的にもなるべく早く食べることが1番です。
また、保存期間の目安として、天ぷらを保存して食べられる時間は、常温保存では3時間程度、冷蔵保存では12時間程度、冷凍保存では2週間程度です。このように冷凍保存だと、断然日持ちすることがわかります。
天ぷらの解凍方法・温め方は?
冷凍保存した天ぷらは、どのように解凍するとよいのでしょうか。解凍方法によって、仕上がりは変わるのでしょうか。また、手軽でおいしいく解凍できる方法はあるのでしょうか。
①水をつけてから油で揚げる
少し手間にはなりますが、再び油で揚げ直す解凍方法です。
1.冷凍天ぷらを冷蔵庫へ移し、自然解凍させておく
2.1の天ぷらを軽く水洗いし、キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取る
3.約160℃の低温で軽く揚げる
冷蔵庫での自然解凍の代わりに、電子レンジの解凍機能でも代用できます。また、この方法は揚げ直すという手間はかかりますが、揚げたてのサクサクの衣が生き返ります。低温で軽く揚げるだけなので、時間もあまりかかりません。この解凍方法の注意点は、天ぷらについた水をしっかり拭き取ることです。油が跳ねる原因になり危険なので注意してください。
②オーブントースターを使う
トースターを使用して解凍する方法です。
1.冷凍天ぷらを冷蔵庫へ移し、自然解凍させておく
2.アルミホイルを1度シワを付けて開き、トースターの網に敷く
3.冷凍天ぷらの全体に霧吹きで水をかける
4.3の天ぷらをトースターで数分加熱する
冷蔵庫での自然解凍の代わりに、電子レンジの解凍機能でも代用できます。また、アルミホイルを1度シワを付けることで余計な油が落ちるので、とてもヘルシーな仕上がりになり、さらに霧吹きで水をかけることで衣がパリッとして、とてもおいしくなります。霧吹きがない場合は、軽く水洗いし、水気をしっかり拭き取ることで代用も可能です。
③電子レンジを使う際は注意が必要
卵の天ぷらや、イカの天ぷら等、具材によっては解凍に電子レンジを使用すると、破裂する恐れがある具材もあるので注意が必要です。そのような具材の天ぷらを解凍する際は、冷蔵庫を使用しましょう。冷蔵庫での自然解凍は時間がかかるので、前日の夜から冷蔵庫に移しておく等しましょう。
(*天ぷらの温め方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
天ぷらの賞味期限が切れた時の見分け方は?
天ぷらは加熱している食品ですが、傷みが早いという特徴があります。そのため、冷凍天ぷらには賞味期限があります。冷凍すればいつまででも保存できる訳ではないので、早めに食べることがオススメです。しかし、自分で保存した天ぷらには賞味期限等の記載がないので、賞味期限が切れた天ぷらを見分ける方法を紹介します。
天ぷらの賞味期限が切れた場合の特徴
天ぷらの賞味期限が切れている特徴はこのようになります。
・卵が腐ったような臭い
・味が酸っぱい
・異様な臭い
・糸を引く
これらのどれか1つでも当てはまる場合は、賞味期限が切れ、腐り始めているので、食べずに破棄してくだください。また、異様な臭いというのは、油の臭いが異様にきつかったりしても注意が必要です。その天ぷらが食べられるか見分ける際に、判断する重要なポイントは、臭いや見た目、それでもわからなければ味で見分けることが重要です。
また、天ぷらが腐っているということは、油の酸化がとても進んでいるということです。油の酸化が進むと、油内に過酸化脂質という物質ができます。この過酸化脂質は、動脈硬化等を引き起こす原因と言われており危険です。少しでもおかしな臭いや色があり、腐っている可能性があると思った場合は十分に注意してください。