米の保存方法・期間は?常温OK?虫の対策法や容器のおすすめなどを紹介!
【岡元農場監修】米の保存方法を知っていますか?今回は、炊く前の米の保存方法や日持ち期間の目安に加えて、保存する際の注意点や日持ちのコツを紹介します。米の賞味期限が切れた場合の特徴や保存容器の商品のおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- 炊く前の米の正しい保存方法は…?
- 米の保存方法・期間は?
- 米は場所によっては常温で保存できる
- 米は冷蔵庫の野菜室での保存がおすすめ
- 米は冷凍庫で保存することはできない
- 精米の保存期間の目安
- 米を保存する際の注意点は?
- ①ニオイの強いものを側に置かない
- ②日光が当たるor乾燥する場所は避ける
- ③水回りに置かない
- 米を日持ちさせる保存のコツは?
- ①唐辛子を一緒に入れて保存する
- ②密閉して保存する
- 米の賞味期限が切れた時の見分け方は?
- 米の賞味期限が切れた場合の特徴
- 米の保存容器・袋の商品のおすすめ
- ①ライスストッカーRS10R
- ②木本化学 【米びつ】ライスストッカー
- ③[エムケー精工] 米びつ スリムエース ホワイト RC-12SW
- ④Belca 米びつ システムキッチン用 ライスボックス6
- ⑤サンコープラスチック 米びつ
- ⑥アスベル 密閉米びつ2kg
- ⑦パール金属 米びつ 5kg
- ⑧竹本木箱店 総桐天然木の計量米びつ 「米蔵」
- ⑨山崎実業 米びつ タワー
- ⑩パール金属 ハンディー ライス ストッカー
- ⑪分解して綺麗に 洗える計量米びつ
- 米を冷蔵保存して美味しく食べよう
米を上手に保存するための注意点を紹介します。上手に保管すると賞味期限とおいしさも長くなります。
①ニオイの強いものを側に置かない
米はニオイを吸ってしまうため、ニオイが強いものの側に置かないことが大切です。部屋の芳香剤のニオイも吸う可能性があるので、芳香剤を使っている部屋にも長期間置かないようにしましょう。他にも米の虫よけについてもニオイが強いものは使ってはいけません。
②日光が当たるor乾燥する場所は避ける
米は生鮮食品と同じなので、日光に当てないことと乾燥させないことが大切です。直射日光に当てると酸化が進み、味が悪くなります。また、虫は温かくて日がよく当たる場所を好むので虫湧きの原因にもなります。一見、食べ物の保存に最適な冷凍庫もかなり乾燥している場所です。
③水回りに置かない
ついついシンク下などに置いてしまいがちですが、水回りに置くとカビが生えてしまいます。精米には約15%の水分しか含まれていません。水回りに置くと吸湿剤の役割をして、水分を吸ってしまいます。過度に乾燥する場所に置いてもいけませんが、湿度の高い場所に置いてもいけません。
米を日持ちさせる保存のコツは?
米を日持ちさせるための保存のコツがあるので、取り入れてみましょう。どれも簡単に取り入れることができるものばかりです。
①唐辛子を一緒に入れて保存する
唐辛子には柑橘系の香り成分であるテルペノイド系化合物が含まれていて、この香りに防虫効果があることがわかっています。そのため、虫除けの効果が期待できます。虫がつかなければ保存期間も長くなります。しかし、市販の唐辛子は品質に違いがあるため、有効成分がどれだけ含まれているかはわかりません。
生の唐辛子を入れると、唐辛子の水分によりカビが発生するリスクがあります。唐辛子の成分を使った米の虫除けがあるのでうまく活用しましょう。
②密閉して保存する
市販の米の袋には目には見えませんが小さな穴が開いています。そのため、市販の米袋のまま保存すると虫がつきやすくなる以外にも、湿度の高い場所に置くと湿気を吸ってしまいます。湿気や虫除けの影響を避けるために密閉容器に移し替えて保存することが大切です。
短期間の保存であればペットボトルやジップロックで構いません。すぐに使い切るのであれば、冷蔵庫に入れずに常温保管もできます。この場合も直射日光が当たったり温度が高い場所に置かないことが大切です。
岡元望
岡元農場
最近では、米びつくんのような市販のお米用防虫剤も販売されています。是非ご活用いただいて、毎日の食卓を美味しく彩ってくださいね!