キャベツの芯は食べられる?栄養価は高い?取り方・切り方や活用レシピも紹介!
【野菜ソムリエ監修】キャベツの芯は食べられるか知っていますか?実は栄養価の高い部分です。今回は、キャベツの芯の取り方・くり抜き方や切り方なども紹介します。キャベツの芯を取った後の保存方法や活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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キャベツの芯は食べられる?発ガン性があるの?
キャベツの芯は食べられるのでしょうか。硬くて食べにくいため取り外すことがほとんでですが、キャベツの芯には発ガン性物質が含まれている説があり、残している人もいます。キャベツの芯は実際には食べられるかを紹介します。
キャベツの芯は問題なく食べられる
キャベツの芯にはベンツビレンと呼ばれる成分がごく少量含まれており、これが発癌性物質の正体です。しかし、非常に量が少ないため人体への影響はごくわずかで、食べても気にする必要はないでしょう。
キャベツの芯は栄養価が高い
キャベツの芯はキャベツが成長する過程で栄養を根から花に送り出す役割があるため、普段食べている葉の部分よりも栄養価が高いと言われています。
・カルシウム
・カリウム
・リン
・マグネシウム
・ビタミンC
・ビタミンU
・ビタミンK
・食物繊維
キャベツの芯に含まれる主な栄養素を書き出してみました。特にカルシウムからマグネシウムは葉の部分の2倍の含有量とも言われ、むくみの解消や骨の形成に役立ってくれます。また、ビタミンCやビタミンUは摂取するとガン予防になると言われています。
微量しか含まれていない発癌性物質のベンツビレンを気にするよりも、予防のために芯は食べた方が良いと言えるでしょう。
(*キャベツの栄養について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
キャベツの芯の取り方・くり抜き方は?
キャベツを丸ごと使ったり、芯だけ使いたい場合はどうすれば良いでしょうか。飲食店では1日に何人ものお客に素早く料理を提供するため、キャベツの芯だけくり抜いて使うこともあます。キャベツを保存する場合にも芯だけをくり抜くことがあるので、覚えておきましょう。
キャベツの芯の取り方の手順
キャベツの芯を取るときは以下のような手順で行います。
1.キャベツを逆さにし、外葉をはがす
2.芯の周りに切れ込みを入れていく
3.さらにキャベツをまわしながら切れ込みを深く入れていく
4.芯を引き抜く
こうすることで綺麗に芯がくり抜けます。芯だけを使いたい料理や、一度にたくさんのキャベツを使いたい時に便利な方法です。包丁でくり抜くのが難しい場合は、専用のグッズも販売されているようなので探してみてください。
春日爽花
野菜ソムリエ
キャベツを丸ごと保存する際には芯をくりぬき濡らしたキッチンペーパーを詰めて保存しましょう。それは芯が付いたままだとキャベツが成長を続けてしまい、葉の栄養が奪われてしまうためです。
キャベツの芯の使い方・切り方は?
キャベツの芯は固くえぐみもあるため、葉の部分よりも使いにくい感じがします。また、一般的にはあまり食べられないので、切り方や使い道も戸惑います。しかし、栄養を考えるとぜひ食べたい部分なので、この項を参考に食事に取り入れてみてください。