キャベツの栄養素・効能は?加熱NG?成分を逃さない調理法・食べ方のおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】キャベツにはビタミンなど栄養素が豊富に含まれていると知っていますか?キャベツはいろんな料理に使うなど馴染みがある野菜ですが、栄養素についてはあまり知られていません。今回はキャベツの含まれる栄養素と効能に加え、キャベツの栄養素を逃さない調理法について紹介します。
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キャベツに栄養はあるの?ない?
キャベツは一年中スーパーなどで販売されていて、いろんな料理に使われている馴染みがある野菜です。こんなキャベツですが、どんな栄養素が含まれていて、どんな効能があるのかは、よく知らない方も多いようです。実は、キャベツにはいろんな栄養素が含まれています。
キャベツの葉以外に芯も含め栄養が豊富
キャベツに含まれている栄養素は多いのですが、キャベツの芯にも栄養分はあります。キャベツの芯は、捨ててしまって食べない方も多いと思いますが、葉の部分と比べて、カルシウムなどは2倍も含まれています。
(*キャベツの芯についての栄養素など詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
栄養価の高いキャベツの選び方
鮮度によって栄養価が変化することを知っていますか?野菜は劣化するにつれて、栄養価も落ちていきます。そこで、栄養価を効率的に摂取する方法として、新鮮で美味しいキャベツの特徴を紹介します。
・葉と葉の間に隙間がない
・葉の色が濃い緑である
・芯が黒ずんでない
・芯がみずみずしい
・芯の断面積が大きすぎない
これらの特徴を抑えているキャベツは新鮮で栄養価が高いと言えます。キャベツは芯から傷んでいく野菜であるため、芯が上記のような特徴を抑えていると収穫されて間もないと判断できるでしょう。また、育ちすぎても美味しくなくなってしまうので、芯の大きさを見極めることも大切です。
永倉沙織
キャベツの旬は春(3〜5月)と夏(7〜8月) 鮮やかな緑で葉に厚みがあるものがオススメです。空気に触れると変色しやすくなるため、ラップなどで包んで冷蔵庫で保存しましょう。
(*キャベツの選び方や旬について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
キャベツの栄養素と効果
カロリー | 23kcal |
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水分 | 92.7g |
たんぱく質 | 1.3g |
糖質 | 0.2g |
炭水化物 | 5.2g |
脂質 | 0.2g |
キャベツには、いろいろな栄養素が含まれています。ここでは、その栄養素と効果・効能について紹介します。
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
キャベジン
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
350μg | - | - |
キャベジンは、ビタミンUのことですが、キャベツから発見されたことで、こう呼ばれています。
効果としては、胃の粘膜の修復に効果が期待できると言われていて、荒れた胃の粘膜を正常に整える働きがあります。キャベジンという胃の薬が販売されていますが、名前はこのキャベジンから来ています。胃が弱い人や、脂っぽいものを食べる時に摂取すると効果的です。