ほうれん草の冷凍での保存方法・期間は?解凍方法やレシピのおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】ほうれん草を長持ちさせる保存方法を知っていますか?今回は、ほうれん草を冷凍保存する方法・賞味期限や解凍させる際のコツを紹介します。冷凍保存したほうれん草を使ったレシピのおすすめも紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
スムージー・野菜ジュースを作る場合は、凍ったまま生で使って問題ありません。炒め物の場合は、自然解凍したものを使用すると、炒め物が水っぽくなってしまうので、生のまま調理の最後に入れてサッと炒めることをおすすめします。
凍ったまま使用することで、ほうれん草の栄養も逃がさずに済むので、味噌汁やスープに入れる場合も凍ったまま入れても大丈夫です。もし、アクが気になる場合は事前に冷凍されたほうれん草の上から熱湯をかけたり、サッと湯通ししたものを使用しましょう。
②茹でて冷凍した場合の解凍方法
自然解凍すると、常温で長時間放置することになるので触感が悪くなってしまいます。
そのため、茹でて冷凍した場合は凍ったまま電子レンジで解凍することをおすすめします。解凍時に水分が出るので、水気をしっかりと絞ってから使いましょう。特に炒め物に使用する際は注意です。ただし、スープやお味噌汁、鍋などに入れる際は凍ったまま使用しても良いでしょう。
流水解凍や常温解凍は避ける
流水解凍は解凍スピードが速くなり、調理をスピーディに進めることができますが、冷凍したほうれん草の流水解凍は避けたほうが良いです。というのも、流水解凍をすることで、風味が悪くなる、味が落ちる、栄養素が流れ落ちるなどのデメリットがあります。特にビタミンは水溶性のため、水と一緒に流れてしまいます。
また、常温解凍の場合は、冷凍時にほうれん草の細胞壁が破壊されることで、ドリップと呼ばれる水分と栄養素を含んだ液が解凍の際、一緒に流出し、味もグッと落ちます。そのため、常温解凍も避けた方がよいでしょう。
ほうれん草が賞味期限切れになるとどうなる?
はっきりとした賞味期限はありませんが、食べられるのかどうか、見分けるポイントをいくつか紹介します。
賞味期限が危ない状態
賞味期限が切れてかけていると判断できるポイントは以下の通りです。
・葉がしなしなになっている
・葉先が茶色く変色している
上記のように葉の色・見た目が変わっているのは、まだ食べることができますが、賞味期限が近付いている証拠なので、早めに使い切りましょう。
腐っている状態
見た目で腐っていると判断できるポイントは、以下の通りです。
・茶色の汁が出ている
・溶けかけている
・ネバり気がある
・異臭がする
腐ってるほうれん草は、見た目やにおいに表れてきます。上記のようになったら、腐っていると判断できます。食べずに捨ててしましましょう。
(*ほうれん草は腐るとどうなるかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
冷凍ほうれん草を使ったおすすめレシピ
冷凍ほうれん草を使ったレシピをいくつか紹介します。
①ほうれん草のおひたし
サクッと簡単に作れて、食卓に物足りなさを感じたときに彩りを増やしてくれるおすすめの一品です。盛り付け後にかつお節を一振りすると風味がアップします。
↓詳しい作り方・手順はこちら↓