サーモンの冷凍保存は日持ちする？賞味期限の目安は？解凍法やレシピのおすすめも紹介！

冷蔵で自然解凍する方法は以下の通りです。

①保存袋に入れたまま冷蔵庫へ入れる
②5～6時間放置する

冷凍してあるサーモンを冷蔵室へ移すだけで済むので、食べる時間から逆算して適切な時に冷凍庫から移しておきましょう。冷蔵庫での自然解凍では時間はかかりますが、ドリップを最小限に抑えることができるので旨味や食感を損なわずに食べることができます。刺身のまま食べる場合、ドリップをキッチンペーパーで拭き取ってから食べると味を損ないにくいです。

氷水を使った解凍方法は以下の通りです。

①ボウルにたっぷりの氷水を用意する
②その中にサーモンを保存袋ごと沈めて放置

氷水を使った解凍方法は冷蔵庫で解凍した場合とほとんど変わらないほど少ないドリップ量で、なおかつ冷蔵庫での解凍より短時間で解凍することができるので最もおすすめの方法です。100gのサーモンでおよそ2時間で解凍が済むうえに品質を保ったまま早く解凍ができるため、刺身などに適した解凍方法です。

電子レンジを使った解凍方法は以下の通りです。

①保存袋からサーモンを出す
②ラップをはがしてペーパータオルを敷いた耐熱皿にのせる
③500wで30秒程度加熱する

電子レンジを使った解凍は最も時間がかからないため忙しい時には最適ですが、解凍後のドリップ量がかなり多くなるため味や食感が損なわれてしまいます。また、加熱しすぎて刺身に火が入ってしまうなど失敗する可能性もあるため、急いでいない場合にはおすすめできない方法です。

凍ったまま加熱調理する場合には以下の点に注意が必要です、

・火が通るのに時間がかかる
・水分が抜ける

凍ったまま解凍しなくても加熱調理することは可能ですが、凍っているので中まで火が通るのに時間がかかります。また、水分が抜けてパサパサな食感になってしまう恐れがあるので、できれば解凍してから調理するようにしましょう。凍ったまま加熱する場合、野菜と一緒に蒸し焼きにすることで野菜から出た水分がサーモンのパサつきをある程度抑えてくれるのでおすすめです。

冷凍したサーモンは食べ方によって賞味期限が変わります。

・生食→1週間
・加熱→1か月

自然解凍して刺身のまま食べる場合は、1週間以内に食べきるようにしましょう。それ以降に食べるのは食中毒など、衛生面が脅かされる可能性があるため火を通してから食べることをおすすめします。加熱して食べる場合は1か月程度日持ちしますが、食べる前に見た目や臭いを確認して安全を確かめるようにしましょう。

サーモンの賞味期限が切れた時の目安となる特徴は以下の通りです。

・ピンク色の水分が多く出る
・白っぽい膜が張る
・ヌメリがでる
・黒くなる

サーモンを長期間保存すると上記のような状態になってしまいます。このような状態になっているものは賞味期限が切れて腐っており、食中毒の原因になるため食べることは避けて廃棄するようにしましょう。見た目に変化がなくても、においや味に異常を感じた場合は食べるのを避けることをおすすめします。