みかんは皮ごと食べれる?栄養成分や効能は?陳皮の作り方や活用方法なども紹介!
【野菜ソムリエ監修】みかんの皮は食べれるのか知っていますか?今回は、みかんは皮ごと食べれるのかや食べる際の注意点に加えて、みかんの皮に含まれる栄養成分・効能を紹介します。みかんの皮を使ったレシピや〈肥料・掃除・入浴剤〉などへの活用方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- みかんは皮ごと食べる?栄養が豊富なの?
- みかんの皮には果実より栄養が多く含まれる
- みかんの皮を皮ごと食べる際は注意が必要
- 農薬やワックスが気になる場合の洗い方
- みかんの皮の栄養成分や効能は?
- ①リモネン
- ②ヘスペリジン
- ③β-クリプトキサンチン
- ④ペクチン
- ⑤ビタミンE
- みかんの皮は陳皮にするのがおすすめ
- 陳皮の作り方・手順
- みかんは食べること以外にも活用できる?
- ①お風呂に入れて入浴剤として使う
- ②洗剤として使い掃除に活用する
- ③肥料として使う
- ④みかんの皮をポプリとして使う
- みかんの皮を使ったレシピのおすすめ
- ①みかんの皮のお茶
- ②みかんの皮の砂糖漬け
- ③みかんの皮ごとはちみつ漬け
- ④みかんの皮のジャム
- みかんの皮は捨てないでうまく活用しよう
みかんの皮は、畑や花壇の肥料として活用することもできます。みかんの皮を1週間ほど天日干しにして乾燥させた後、細かく砕いて土に埋めるだけの手軽な方法です。みかんを埋めた部分の土は、3日に1回ほど混ぜると栄養分が土に馴染みやすくなります。なお、みかんのような柑橘類の香りには忌虫効果もあるため、害虫から作物や植物を守るためにも役立つでしょう。
④みかんの皮をポプリとして使う
みかんの皮には柑橘類に特有の爽やかな香りがあり、ポプリを作って香りを楽しむこともできます。陳皮を作る時と同じ手順でみかんの皮を乾燥させ、布や容器に入れたらみかんのポプリの完成です。みかんの香りには気持ちを落ち着かせたり前向きな気分にさせる効能の他、食欲を抑える効果もあるのでダイエットにも役立つでしょう。
みかんの皮を使ったレシピのおすすめ
みかんの皮は陳皮にするだけでなく、色々な料理に活用することができます。みかんの皮を使ったおすすめのレシピをいくつか紹介するので、参考にして下さい。
①みかんの皮のお茶
乾燥させたみかんの皮を煮て作る、みかん茶のレシピです。みかん茶には喉の痛みを和らげる効果もあるので、風邪をひいた時におすすめです。
②みかんの皮の砂糖漬け
みかんの皮を砂糖漬けにすると、優しい味わいのおやつを作ることができます。水分がなくなるまで、みかんの皮と砂糖水をよく煮詰めることが美味しく作るポイントです。
③みかんの皮ごとはちみつ漬け
みかんの皮まで丸ごと使った、はちみつ漬けのレシピです。みかんに多く含まれるクエン酸は、はちみつと一緒に摂ることで働きが促進されるため、疲労回復の効果を高めることができるでしょう。
④みかんの皮のジャム
みかんの皮を使って、マーマレード風のジャムを作ることもできます。苦味が気になる場合は、みかんの果実も入れて作ると甘味が増して食べやすくなります。ジャムを煮詰めすぎず、水気が多い状態で火を止めることが上手く作るポイントです。