塩の小さじ1杯は何グラム?代用品での量り方やカロリー・糖質量なども解説!
塩の小さじ1杯は何グラムか知っていますか?今回は、塩のグラム数別の小さじ換算表や小さじの正しい量り方のほか、小さじ1杯あたりのカロリーや糖質も紹介します。塩の小さじ1杯を代用品で量る方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
塩の小さじ1杯は何グラム?

料理をする際に塩小さじ1という言葉はよく耳にしますが、塩小さじ1が何グラムかを知らない方も多いかもしれません。ここでは、塩の種類別の小さじ1の重さや分量についても紹介するので、小さじ1のグラム数を理解して普段の料理づくりに役立てましょう。
普通の塩の小さじ1杯は6g、大さじ1杯は18g
小さじの杯数 | グラム数 |
小さじ1/8杯 | 0.75g |
小さじ1/4杯 | 1.5g |
小さじ1/2杯 | 3g |
小さじ1杯 | 6g |
小さじ2杯 | 12g |
小さじ3杯 | 18g |
小さじ4杯 | 24g |
小さじ5杯 | 30g |
上記は精製塩の小さじの杯数をグラム数に換算したものです。料理のレシピでは、塩小さじ1/2杯や1/4杯などの言葉も良く出てくるので、正確に測りたい場合は重さを参考にするのも良いでしょう。ただし、塩は粒の粗さなどによって若干重さは異なるので、重さで計量する場合は注意してください。
塩【種類別】の小さじ・大さじ1杯の重さ
大さじ | 小さじ | |
粗塩 | 15g | 5g |
雪塩 | 6g | 2g |
岩塩 | 18g | 6g |
上記の表は、塩の種類別の小さじ・大さじ1杯の重さを表にしたものです。粗塩は精製塩に比べて目が粗いため、塩と塩の間に空間ができやすい影響で、精製塩より若干軽くなります。一方の雪塩は、パウダー状のサラサラとした塩のためとても軽いのが特徴です。なお、岩塩に関しては通常の精製塩と重さが変わりません。
塩のグラム数別の小さじ換算表
グラム数 | 小さじ換算 |
100g | 小さじ16杯と小さじ3分の2杯 |
90g | 小さじ15杯 |
80g | 小さじ13杯と小さじ3分の1杯 |
70g | 小さじ11杯と小さじ3分の2杯 |
60g | 小さじ10杯 |
50g | 小さじ8杯と小さじ3分の1杯 |
40g | 小さじ6杯と小さじ3分の2杯 |
30g | 小さじ5杯 |
20g | 小さじ3杯と小さじ3分の1杯 |
10g | 小さじ1杯と小さじ3分の2杯 |
1g | 小さじ6分の1杯 |
上記の表は塩1gおよび10gから100gまでが、小さじ何杯分に相当するかを一覧にしたものなので、秤が手元に無い場合などは上記を参考にすると良いでしょう。なお、小さじ3杯分が大さじ1杯に相当するので、量が多い場合は大さじも併用したほうが便利です。
ちなみに小さじ3分の1杯は2g、小さじ2分の1杯が3g、小さじ4分の1杯は1.5gなので、こちらも併せて覚えておくのがおすすめです。
(*調味料別の大さじ・小さじの量について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
塩の少々・ひとつまみと小さじ1杯の違いは?

料理のレシピを見ていると、塩少々や塩ひとつまみといった分量を目にする事も多くありますが、これらは具体的にはどのくらいの重さなのでしょうか。ここでは、塩ひとつまみと塩少々の違いについても説明するので参考にしてください。
塩の少々は指2本でつまんだ量(0.5g)
塩の少々とは、親指と人差し指で塩をつまんだときの分量を指し、グラムで示すと大体0.5g程です。大きさとしては、小豆1粒程度を目安にしてつまむと良いでしょう。
塩のひとつまみは指3本で摘んだ量(1.0g)
塩のひとつまみは、親指・人差し指・中指の3本で塩をつまんだときの重さを指し、これをグラムで示すと大体1.0g程になります。前述した塩少々より、塩ひとつまみの方が若干多い分量なので、間違えないように注意しましょう。なお、塩ひとつまみは大きさでいうと大豆1粒分を目安とすると良いです。
(*「ひとつまみ」と「少々」の違いについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
塩の小さじ・大さじ1杯のカロリーや糖質は?

カロリー | 糖質 | |
塩(大さじ:18g) | 0kcal | 0g |
塩(小さじ:6g) | 0kcal | 0g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
上記の表は塩大さじ1と小さじ1あたりのカロリーと糖質を表にしたものです。塩はナトリウムやカリウムなどの栄養素が含まれているものの、カロリー・糖質は共に0kcalです。カロリー・糖質の面だけで見ると摂り過ぎて太るなどの心配はないものの、塩分の過剰摂取は健康を害することがあるので注意しましょう。
塩の小さじ1杯を代用品で測る方法は?

塩の小さじ1杯をはかりたいと思ったときに、秤や計量スプーンがない時はどうしたらよいのでしょうか。身近にあるもので小さじ1を量れるように、いくつかの量り方を紹介します。
①ペットボトルキャップ

ペットボトルのキャップは大さじや小さじの代用品として活用できるものの一つです。ペットボトルキャップ1杯は7.5cc分に相当し、ペットボトルキャップ2杯で大さじ1杯と同じ分量を量る事が出来ます。大さじ1杯は小さじ3杯分に該当するので、小さじ1杯をペットボトルキャップで量りたい場合はペットボトルキャップ2/3杯程度が目安になります。
②カレースプーン

カレースプーン1杯は、大さじ1杯分と同じ分量を量ることが出来るものが多いです。このため、カレースプーンで小さじ1杯分の塩を量りたい時は、カレースプーンの3分の1杯程度の塩を入れれば良いことになります。ただし、カレースプーンは規格が決められているわけではないので、大さじ1杯分よりも多い場合も少ない場合もあるでしょう。
③ティースプーン

ティースプーン1杯は、小さじ1杯とほぼ同じ分量だとされており、小さじの代用品に最も適していると言えます。ただし、カレースプーン同様に規格が決まっているわけではないので、メーカーやデザインによっては小さじの代用品にはならない場合もあります。
④手

前述したように、塩はひとつまみで約1.0gなので、小さじ1杯分の塩を入れたいときは塩ひとつまみを6回繰り返せばよい事になります。ただし、手の大きさによってもつまめる量は変わってくるので、一度自分の手のひとつまみが何グラム分かを量っておくと、計量スプーンや秤が無い時にも目安にしやすいでしょう。
塩の料理に使う量は小さじ何杯分?

塩は様々な料理に使われる調味料ですが、料理やお菓子には小さじに換算すると以下のような量の塩を使っています。
おにぎり1個 | 小さじ3分の2杯 |
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カステラ1本 | 小さじ6分の1杯 |
ポトフ1人前 | 小さじ4分の1杯 |
塩焼きそば1人前 | 小さじ8分の1杯 |
レモン1個分の塩レモン | 小さじ2杯 |
好みによっても塩の分量は異なりますが、1人前であれば、塩小さじ1以下の料理が多いようです。塩は少量でも塩気が強く使い過ぎには注意が必要な調味料の一つです。後から仕上げに足す事も出来るので、味見をしながら調節するのが良いでしょう。
塩小さじ1杯を正しく量ろう
塩小さじ1杯は6グラムの事であり、種類によって若干の重さの差がある事が分かりました。小さじが無い時の量り方も紹介したので、分量の目安を把握して、塩小さじ1杯を正しく量れるようにしましょう。