グラニュー糖や上白糖(砂糖)の違いとは?三温糖は?使い道など比較して紹介!
グラニュー糖や上白糖とはどんな砂糖なのか知っていますか?そこで今回は、グラニュー糖・上白糖・三温糖で<味や甘味・カロリー・値段>で違いを比較して紹介します。特徴別の使い道・使い分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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「グラニュー糖」や「上白糖」とは?
砂糖は調理するうえで欠かせない調味料の一つですが、グラニュー糖や上白糖などいくつかの種類があります。ここでは、グラニュー糖並びに上白糖とは何かについて説明します。
【前提】砂糖とは糖の結晶
砂糖とは、さとうきびまたは甜菜(てんさい)からとれる糖の結晶のことです。原料であるさとうきびまたは甜菜を潰して絞り汁を採取し、そこから不純物とミネラルを取り除いてから煮詰めて作ります。
砂糖の主成分はショ糖でその結晶は本来無色透明ですが、ショ糖が原料であるグラニュー糖や上白糖が白く見えるのは、結晶が光を反射するためです。なお、ミネラル成分などを残して製造するきび砂糖やてんさい糖などは、茶色みがかっているのが特徴です。
グラニュー糖とは結晶化した純度の高い砂糖
グラニュー糖は砂糖の中でも、ショ糖の純度が高くなるよう結晶化された種類のことです。グラニュー糖は白ざらめ糖や中ざらめ糖と共にざらめ糖に分類され、3種類の中で一番ショ糖の結晶が細かくなっています。純度が高いため、癖のない甘さが特徴的です。
上白糖とはショ糖に転化糖液をふりかけた砂糖
上白糖とは、ショ糖に少量の転化糖液をふりかけたものを指します。上白糖はショ糖の表面に糖液がつくことで、グラニュー糖と比較するときめ細かく、しっとりとした質感に仕上がります。日本で流通している砂糖の半分は、上白糖だといわれています。
グラニュー糖と上白糖の違いは?
グラニュー糖と上白糖は、見た目は同じ白色をしていますが、比較すると色々と異なる点があることがわかります。ここでは、グラニュー糖と上白糖の違いについて、様々な観点から説明します。
①味・甘味の違い
グラニュー糖と上白糖は、食べ比べると風味が違うことがわかります。グラニュー糖はサラサラしており口に含むとあっという間に溶け、甘みもあっさりしていまが、一方の上白糖はしっとりとして口に含むと強い甘みとコクを感じます。そうした違いがあることが、上白糖とグラニュー糖とでは用途が異なる理由です。
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上白糖とグラニュー糖の違いは、簡単に言えば甘みとコクの差です。しっかりした甘みとコクが欲しければ上白糖を、さっぱり軽めの甘みと、他の食材の風味を邪魔したくなければグラニュー糖を使うとイイと思います。
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砂糖はグラニュー糖がベストですが、上白糖でも作れるには作れます。その場合少し甘みが強くなりますので、40gでも充分甘く感じるかと!グラニュー糖だと割と控えめな甘さなので…
②カロリーの違い
100gあたり | カロリー | 1日の摂取カロリーの占める割合 |
グラニュー糖 | 387kcal | 18% |
上白糖 | 384kcal | 17% |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。(※1)
※1日の摂取量は成人男性の目安です。
グラニュー糖と上白糖のカロリーを比較すると、わずかながら前者の方が高いことがわかります。しかし、決して大きな差ではないので、ダイエット中などには特に種類の違いを気にする必要はないでしょう。