ヤングコーンとは?とうもろこしと違いは?旬や食べ方・茹で方のおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】ヤングコーンとはどんな食材か知っていますか?今回は、ヤングコーンととうもろこしの違いや〈歴史・旬・栄養価〉など紹介します。ほかにも、ヤングコーンの美味しい食べ方・茹で方や人気レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
とうもろこしの旬は6~9月ですが、ヤングコーンはとうもろこしを若いうちに収穫したものなので、旬は5~7月ととうもろこしよりも早めです。皮の中に黄色みがかった糸のようなヒゲが見えてくるのが、収穫時期の目安です。
ヤングコーンは皮付きのままだとかさばって輸送コストがかかるため、以前は生の状態ではあまり出回らず、瓶詰などに加工されていました。最近では流通技術の進歩の影響で皮付きのまま出回るようになり、旬の時期には生のヤングコーンを入手できるようになっています。
ヤングコーンの栄養
ヤングコーンには、以下のような栄養が含まれています。
・食物繊維
・葉酸
・カリウム
・リノール酸
ヤングコーンはとうもろこしが未熟な状態のものなので、とうもろこしより栄養は少ないのですが、上記のような様々な栄養素を含んでいます。食物繊維は便秘の改善や美容に効果があり、葉酸やリノール酸は動脈硬化の予防に役立ち、カリウムは高血圧の予防に役立ちます。
カロリーは1本あたり約3kcalと低い上に、食感も良く食べ応えもあるので、ダイエット中の方にもおすすめの食品です。
(*ヤングコーンの栄養価や効能について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
春日爽花
野菜ソムリエ
とうもろこしとヤングコーンの栄養を比較するととうもろこしは100g当たり92kcal、ヤングコーンは100g当たり29kcalとヤングコーンのほうが低カロリーです。その他の栄養素もヤングコーンの方が少ないですが貧血予防となる葉酸や、タンパク質の代謝に関わるビタミンB6はヤングコーンの方が若干多くなっています。
ヤングコーンの美味しい食べ方
ヒゲと皮付きのヤングコーンを手に入れたら、どのように調理すれば良いのでしょうか。ここでは、ヤングコーンの美味しい食べ方を紹介します。
①皮付きの状態でグリル
ヤングコーンの美味しさを最も引き出せるのは、皮とヒゲが付いたままグリルで焼く調理方法です。一番外側の硬い皮はかさばるので剥いてしまっても構いませんが、皮付きのままグリルすることで中が蒸し焼き状態になり、ホクホクとした良い食感を味わえます。
また、ヒゲも甘くて美味しいので食べることができ、アルミホイルで包んでグリルするとヒゲが焦げるのを防ぐことができます。
Twitterの口コミ
ふだんいかないスーパーふらって入ったら皮付ヤングコーンはっけん(・∀・)水煮や缶詰のヤングコーンしかしらないひと人生損してると声を大にして言いたい。ただグリルして剥いてお塩で食べるだけで信じらんないくらい甘くてしゃこしゃこして何よりひげが美味しい♡
#やっぱりオクラ部
春日爽花
野菜ソムリエ
ヤングコーンをグリルで焼くのもいいですが、レンジでチンすることで手間が省けます!皮付きのまま600wで1分30秒チンすることで中が柔らかくなり美味しく召し上がることができるので是非やってみてください。
②美味しい茹で方
ヤングコーンはとうもろこしと同様、茹でても美味しく食べられます。茹でる前に皮を剥きますが、実が割れやすいので丁寧に剥いてください。
塩を入れたお湯の中にヤングコーンを入れ3~4分茹で、茹で上がったらそのまま冷まして食べられます。ヒゲもお湯で1分程茹でて、マヨネーズやドレッシングをかけると甘さを感じられ、美味しく食べることができます。
Twitterの口コミ
今日の晩ごはん
今日はお魚に豚肉そしてサラダで食べました。
市販の水煮ヤングコーンより、新鮮な生のヤングコーンを自分で茹で食べた方がはるかにおいしい😆
お肉は皮付き豚肉でコラーゲンたっぷりの豚テキ!
魚はいとより鯛の香草煮!
#お家ごはん #お腹ペコリン部
#晩ごはん #Twitter家庭料理部
(*ヤングコーンの茹で方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ヤングコーンの人気レシピ
ヤングコーンは味の主張があまり強くないので、様々な料理に使えます。ここでは、ヤングコーンを使った人気レシピを3つ紹介します。