ヤングコーンの栄養素と効能は?カロリー・糖質もとうもろこしと比較し紹介!
【管理栄養士監修】ヤングコーンに含まれる栄養素を知っていますか?今回は、〈食物繊維〉など、ヤングコーンの栄養素・効能に加え、カロリー・糖質も紹介します。そのまま食べても美味しいヤングコーンの活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
ヤングコーンはどんな食材?
野菜炒めに使用されることもあるヤングコーンですが、旬や食べ方についてはあまり知らない方もいるでしょう。まずは、ヤングコーンの特徴から簡単に紹介します。
ヤングコーンは未熟なとうもろこし
ヤングコーンはその名の通り未熟なとうもろこしの事で、ベビーコーンと呼ばれる場合もあります。とうもろこしが大きく育つ前に収穫され、1本から2本のベビーコーンを採れることが多い様です。
ヤングコーンの旬や食べ方
ヤングコーンといえばパックや缶詰で販売されることが多いですが、5~7月の旬の時期には生の状態で販売されることもあります。生のヤングコーンは皮付きで販売されており、缶詰のものとはまた違う新鮮なおいしさを愉しむ事ができる様です。
ヤングコーンのカロリーは低い?糖質制限におすすめ?
ヤングコーンは低カロリーでヘルシーなイメージもありますが、実際にはどうなのでしょうか?また、糖質制限中に気になる糖質量についても紹介します。
ヤングコーンのカロリー・糖質をとうもろこしなどと比較
カロリー | 糖質 | 食物繊維 | 炭水化物 | |
ヤングコーン | 29kcal | 3.3g | 2.7g | 6g |
とうもろこし | 350kcal | 61.6g | 9g | 70.6g |
アスパラ | 22kcal | 2.1g | 1.8g | 3.9g |
トマト | 19kcal | 3.7g | 1g | 4.7g |
キャベツ | 23kcal | 3.4g | 1.8g | 5.2g | ナス | 22kcal | 2.9g | 2.2g | 5.1g |
レタス | 12kcal | 1.7g | 1.1g | 2.8g |
ヤングコーンと、他の野菜とのカロリーなどを比較してみましょう。ヤングコーンは未熟なとうもろこしですが、カロリーには大きな差があります。ヤングコーンはとうもろこしよりもカロリー・糖質量も共に少ないので、ダイエット中や糖質制限中にとうもろこしの味を愉しみたい時はヤングコーンで代用するのも良いでしょう。
また、ヤングコーンは食物繊維の多さも特長です。一般的に食物繊維が多いとされるキャベツやレタスよりもかなり多く、カロリーも低いのでヤングコーンを食べて上手に摂取しましょう。
ヤングコーンの栄養素と効果・効能
100g | 1本(14g) | |
カロリー | 29kcal | 4kcal |
タンパク質 | 2.3g | 0.3g |
糖質 | 3.3g | 0.4g |
食物繊維 | 2.7g | 0.4g |
脂質 | 0.2g | 0g |
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
上記は、ヤングコーン100g/1本当たりのカロリーなどをまとめたものです。続いて、ヤングコーンに含まれる栄養素とそれらに期待出来る効果・効能を見ていきましょう。
①葉酸
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
110μg | 240μg | 46% |
葉酸は赤血球の生成を助けたり、ビタミンB12と共に働いて血液を増やす働きなどがあります。また、妊娠初期にしっかり葉酸を摂取することで、胎児が神経管閉鎖障害になるのを防ぐ働きもある様です。心筋梗塞などのリスクを減らすといった研究結果もあるので、妊娠していない人にとっても健康効果が期待できます。(※2)