塩分控えめなパスタを作りたい!塩分量の目安を茹でる時に入れる理由とともに解説!

パスタを茹でる時に塩を入れるのが普通ですが必要なのでしょうか?塩分控えめにしたい人もいるでしょう。今回は、パスタを茹でる時に塩を入れる理由・意味や、塩分控えめで美味しい適量の目安に加えて、入れすぎた時の対処法も紹介します。塩分控えめなレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. 塩分控えめのパスタが作りたい…
  2. パスタを茹でるときに塩って本当に必要?入れる理由・意味は?
  3. ①麺に味をつけるため
  4. ②麺の舌触りを良くする
  5. ③パスタが膨張するのを防ぐ
  6. ④突沸を防止する
  7. パスタを茹でるときに入れる塩の量は?控えめにできる?
  8. 生パスタを茹でる時
  9. 乾燥パスタを茹でる時
  10. 塩分量控えめにしたい場合は塩分濃度が0.5%になるように入れよう
  11. パスタを茹でるときに塩を入れすぎた…対処法はある?
  12. ①茹でたばかりであれば水を足せば問題ない
  13. ②パスタを一度熱湯にくぐらせてもOK
  14. パスタの塩分控えめレシピを紹介!
  15. ①ほうれん草と納豆のパスタ
  16. ②しらすとねぎのペペロンチーノ
  17. ③アボカドとトマトのパスタ
  18. 塩分控えめなパスタを作ろう!

塩分控えめのパスタが作りたい…

パスタ料理はオイル系のペペロンチーノやクリーム系のカルボナーラなど様々な種類があり、子供でも食べやすいことから幅広い世代に人気がある料理です。レストランでパスタ料理を注文すると、味付けが濃いと感じることがあります。家庭で塩分を控えめにしたパスタ料理を作りたい場合は、どのように調理すればよいのでしょうか。

パスタを茹でるときに塩って本当に必要?入れる理由・意味は?

一般的にパスタの茹で水には塩を入れますが、この塩は必ずしも使わなければいけないのでしょうか。パスタを茹でる際に塩を使う理由や意味について解説します。

①麺に味をつけるため

パスタの茹で水に塩を入れる理由は麺に下味をつけるためで、塩を加えた水でパスタを茹でるとパスタに塩が吸収されてほどよい塩味がつきます。パスタの麺には塩が添加されていないことが多いので、茹で水に塩を入れずにパスタを茹でると味がぼやけてしまうでしょう。

また、パスタの茹で水に塩を加えるのは、下味をつけるほかソースが水っぽくなるのを防ぐ目的もあります。塩を使わずに茹でたパスタにソースを絡めると、浸透圧の影響で塩分濃度が低い麺から塩分の多いソースへと水分が流出してソースが水っぽい仕上がりになります。

②麺の舌触りを良くする

パスタを茹で水に塩を使うと、麺の舌触りを良くすることができます。パスタを茹でるとパスタに含まれるでんぷんが糊状に変化して柔らかい食感になりますが、塩にはこのようなでんぷんの変質を遅らせる作用があります。そのため、塩を加えた水でパスタを茹でると、表面は弾力があり中心には硬さが残る理想的なアルデンテの茹で具合に仕上げることが可能です。

③パスタが膨張するのを防ぐ

パスタの茹で水に使う塩には、パスタの麺が膨張するのを防止する役割もあります。水のみでパスタを茹でるとパスタの表面のみが急激に水分を吸収して膨張し、麺の内部まで水分が浸透しにくくなります。茹で水に塩を使ってパスタを茹でると、麺が水分を吸収しにくくなるためコシのある食感に茹で上がるでしょう。

④突沸を防止する

パスタを水のみで茹でると水が急激に沸騰して突沸が起こることがありますが、塩を加えた水でパスタを茹でると突沸を防ぐ効果が期待できると言われています。ただし、沸騰したお湯へ塩を加えると突沸が発生する恐れがあるので、注意してください。

パスタを茹でるときに入れる塩の量は?控えめにできる?

水1リットルあたり 塩の量 小さじ
塩分量0% 0g 0杯
塩分量0.5% 5g 1杯
塩分量0.8% 8.1g 約1.5杯
塩分量1.0% 10.1g 約2杯
塩分量1.5% 15.2g 約3杯

上記の表は、1ℓの水に特定の量の塩を加えた時の水の塩分濃度を示したものです。一般的には100gのパスタを茹でる際に使う塩の量は1ℓにつき10gで、この場合のお湯の塩分濃度は1%です。ただし、麺に下味をしっかりつけてコシを出したい場合は、2%程度の塩分濃度の水で茹でる必要があります。

海水と同じくらいの3.5%程度の塩分濃度でパスタを茹でると良いといった説がありますが、この濃度の水でパスタを茹でると塩辛くなります。パスタを美味しく茹でるためには、1%から2%程度の塩分濃度の水で茹でるようにしましょう。

生パスタを茹でる時

生パスタとは、小麦粉と水を捏ね上げた生地を乾燥させずに作ったパスタのことを指します。一般的な生パスタには塩が添加されていないため、乾燥パスタを茹でる時よりもやや多めの塩を使って茹でるのがおすすめです。生パスタを茹でるのに理想的な塩分濃度は1%なので、1ℓの水に対して小さじ1杯程度の塩を使うとよいでしょう。

ただし、メーカーによっては生地に塩を使って作られている生パスタもあります。生パスタを茹でる前にパッケージの成分表示を見て、塩が含まれているかどうかを確認してから塩の量を調節してください。

(*生パスタの茹で方について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

生パスタの正しい茹で方は?茹で時間の目安やくっつくのを防ぐコツなど紹介!

乾燥パスタを茹でる時

乾燥パスタとは、小麦粉や塩を使った生地を乾燥させて作る保存性の高いパスタのことです。乾燥パスタには100gあたり約0.4g程度の塩分の含有量があるので、塩を多めに入れた茹で水で乾燥パスタを茹でると塩辛くなる可能性があります。乾燥パスタを茹でる場合は、麺に含まれている塩分を考慮してやや少なめの塩加減で茹でるとよいでしょう。

塩分量控えめにしたい場合は塩分濃度が0.5%になるように入れよう

パスタの塩分量が気になる場合は、塩分濃度が0.5%程度の水で茹でてください。この程度の塩分濃度でパスタを茹でると、一般的な塩分濃度の茹で水で茹でたパスタよりも味は薄いものの多少は麺に下味をつけることが可能です。また、塩分濃度が低い茹で水で茹でたパスタでも、塩味のあるソースを合わせれば物足りなさを感じにくいでしょう。

パスタを茹でるときに塩を入れすぎた…対処法はある?

パスタを茹でる際に塩の量を誤って入れ過ぎてしまった場合、対処法はあるのでしょうか。パスタの茹で汁に塩を入れ過ぎた時や、塩分濃度の高いお湯でパスタを茹でてしまった時の対処法について解説します。

①茹でたばかりであれば水を足せば問題ない

パスタを茹で始めてすぐに塩の量の間違いに気が付いた場合は、茹で汁に水を足せば問題ありません。パスタが茹で水を吸収する前に水を増やして塩分濃度を下げれば、パスタが丁度良い塩加減に茹で上がります。ただし、ある程度の時間パスタを茹でた鍋へ水を加えると麺の表面がふやけて食感が悪くなるため、このような場合に水を足すのは避けましょう。

②パスタを一度熱湯にくぐらせてもOK

パスタを塩辛い状態で茹で上げてしまった場合は、パスタを一度熱湯にくぐらせて対処してください。水を入れて沸騰させた鍋に塩辛いパスタを漬けてからザルに上げると、パスタの表面に付着した塩分をある程度落とすことができます。ただし、パスタを熱湯に浸したまま長時間置くと、パスタの表面のでんぷんも落ちて食感や風味が損なわれることがあります。

パスタの塩分控えめレシピを紹介!

茹で汁の塩を減らすだけでなく、パスタに絡める調味料などに気を付ければ塩分量が少ないパスタ料理が作れます。ここからは、塩分が気になる人におすすめの塩分量が控えめのパスタ料理を3品紹介します。

①ほうれん草と納豆のパスタ

出典:https://note.com/okakana/n/nf5d33e21b3b3

具材にほうれん草や納豆を使った和風パスタのレシピです。納豆の主原料である大豆には、体内の塩分を排出して高血圧を予防する効果があります。オリーブオイルを使って風味付けすることで、少量のめんつゆでも物足りなさを感じにくくなるでしょう。

ボディメイク×高血圧予防★ほうれん草と納豆の和風パスタ|管理栄養士おかな@ダイエットサポート|note

②しらすとねぎのペペロンチーノ

出典:https://cookpad.com/recipe/1868862

炒めたしらすと長ねぎをパスタに絡めて作るペペロンチーノのレシピです。しらすには塩気があり長ねぎを炒めると甘みが出るので、調味料を使わなくても美味しいパスタ料理が作れます。

湘南流しらすと長葱たっぷりパスタ by kebeibiko 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが351万品

③アボカドとトマトのパスタ

出典:https://cookpad.com/recipe/1573666

味の相性が良いトマトとアボカドを使ったシンプルな味付けのパスタのレシピです。オリーブオイルににんにくを加えて香りを出してから具材を炒めると風味がよくなり、少量の塩やこしょうの味付けでも美味しく仕上がります。

簡単ウマい☆アボカドとトマトのパスタ☆ by チロタンタン 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが351万品

塩分控えめなパスタを作ろう!

パスタ料理を作る際には茹で水に塩を使ううえに味の濃い調味料で作ったソースを絡めて仕上げるため、塩分量が高くなりがちです。パスタの茹で水に加える塩や味付けに使う調味料を減らすだけでも、塩分量が少ないパスタが作れます。茹で水やソースに使う塩の量を意識して、塩分が控えめのパスタ料理を作ってみましょう。

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