塩分控えめなパスタを作りたい!塩分量の目安を茹でる時に入れる理由とともに解説!
パスタを茹でる時に塩を入れるのが普通ですが必要なのでしょうか?塩分控えめにしたい人もいるでしょう。今回は、パスタを茹でる時に塩を入れる理由・意味や、塩分控えめで美味しい適量の目安に加えて、入れすぎた時の対処法も紹介します。塩分控えめなレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
(*生パスタの茹で方について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
乾燥パスタを茹でる時
乾燥パスタとは、小麦粉や塩を使った生地を乾燥させて作る保存性の高いパスタのことです。乾燥パスタには100gあたり約0.4g程度の塩分の含有量があるので、塩を多めに入れた茹で水で乾燥パスタを茹でると塩辛くなる可能性があります。乾燥パスタを茹でる場合は、麺に含まれている塩分を考慮してやや少なめの塩加減で茹でるとよいでしょう。
塩分量控えめにしたい場合は塩分濃度が0.5%になるように入れよう
パスタの塩分量が気になる場合は、塩分濃度が0.5%程度の水で茹でてください。この程度の塩分濃度でパスタを茹でると、一般的な塩分濃度の茹で水で茹でたパスタよりも味は薄いものの多少は麺に下味をつけることが可能です。また、塩分濃度が低い茹で水で茹でたパスタでも、塩味のあるソースを合わせれば物足りなさを感じにくいでしょう。
パスタを茹でるときに塩を入れすぎた…対処法はある?
パスタを茹でる際に塩の量を誤って入れ過ぎてしまった場合、対処法はあるのでしょうか。パスタの茹で汁に塩を入れ過ぎた時や、塩分濃度の高いお湯でパスタを茹でてしまった時の対処法について解説します。
①茹でたばかりであれば水を足せば問題ない
パスタを茹で始めてすぐに塩の量の間違いに気が付いた場合は、茹で汁に水を足せば問題ありません。パスタが茹で水を吸収する前に水を増やして塩分濃度を下げれば、パスタが丁度良い塩加減に茹で上がります。ただし、ある程度の時間パスタを茹でた鍋へ水を加えると麺の表面がふやけて食感が悪くなるため、このような場合に水を足すのは避けましょう。
②パスタを一度熱湯にくぐらせてもOK
パスタを塩辛い状態で茹で上げてしまった場合は、パスタを一度熱湯にくぐらせて対処してください。水を入れて沸騰させた鍋に塩辛いパスタを漬けてからザルに上げると、パスタの表面に付着した塩分をある程度落とすことができます。ただし、パスタを熱湯に浸したまま長時間置くと、パスタの表面のでんぷんも落ちて食感や風味が損なわれることがあります。
パスタの塩分控えめレシピを紹介!
茹で汁の塩を減らすだけでなく、パスタに絡める調味料などに気を付ければ塩分量が少ないパスタ料理が作れます。ここからは、塩分が気になる人におすすめの塩分量が控えめのパスタ料理を3品紹介します。
①ほうれん草と納豆のパスタ
具材にほうれん草や納豆を使った和風パスタのレシピです。納豆の主原料である大豆には、体内の塩分を排出して高血圧を予防する効果があります。オリーブオイルを使って風味付けすることで、少量のめんつゆでも物足りなさを感じにくくなるでしょう。