しその栄養成分と効果がすごい!でも食べ過ぎはNG?食べ方・レシピのおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】しそに含まれる栄養素を知っていますか?大葉とは違うものなのでしょうか。今回は、しその栄養成分・効能に加え、栄養成分を効果的に摂れる食べ方も紹介します。食べ過ぎや妊婦に副作用はないのかや、<しそジュース・梅しそ>などレシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- しそはどんな食材?大葉と違う?
- しそと大葉の違い
- しその種類・旬
- しその栄養素と効果・効能
- ①βカロテン
- ②ビタミンE
- ③ビタミンK
- ④ポリフェノール
- ⑤ペリアルデヒド
- ⑥食物繊維
- ⑦ビタミンB群
- ⑧ビタミンC
- しそはアレルギー対策にも効果あり?
- しその「ロズマリン酸」がアレルギーを緩和する
- しその栄養成分を効率よく摂れる食べ方は?
- ①油と一緒に調理する
- ②ジュースにする
- ②生のまま細かく刻む
- しその食べ過ぎは危険?妊婦も避けた方がいい?
- しその食べ過ぎによって副作用が起きた事例はない
- しそは妊婦も問題なく取り入れることができる
- しその栄養がとれる食べ方・レシピのおすすめ
- ①しそジュース
- ②ささみしそチーズフライ
- ③大葉のチヂミ
- ④しそ納豆そうめん
- ⑤梅しそ
- しそは栄養豊富な食材
しそはどんな食材?大葉と違う?
葉の形がギザギザとしており、香りや色付けなどに使われるイメージのあるしそですが、大葉とはどう違うのでしょうか。しその種類・旬と合わせて紹介します。
しそと大葉の違い
しそと大葉には本質的な違いはありません。どちらもシソ科の植物のことを指していますが、「大葉」は青紫蘇の葉の部分を指し、「しそ」はシソ科シソ属の総称で「大葉」よりも指し示す範囲が広くなっています。そのため、正確には、食材として呼ぶには「大葉」が正しいのですが、厳密に使い分けている人はそういないので、曖昧でもいいでしょう。
(*しそと大葉の違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
しその種類・旬
しそには、色だけでなく葉の様子も違うものもあるため、様々な種類が存在します。しその種類を簡単に紹介します。
・青じそ
・ちりめん青じそ
・赤じそ
・ちりめん赤じそ
しそは、葉の色が緑色の青じそと赤紫色の赤じそ、それぞれに表面がちぢれたちりめんと呼ばれる種類があります。青じそは香りが強く、香りを生かした薬味などに使われています。しその種類のうち、大葉と呼ばれるのは青じその葉のみです。ビニールハウスなどで一年中育てられる青じそに対して、赤じそは6月~7月の旬の時期のみ出回り、梅干しの色づけなどに使われます。
しその栄養素と効果・効能
カロリー | 37kcal |
---|---|
タンパク質 | 3.9g |
糖質 | 0.2g |
食物繊維 | 7.3g |
脂質 | 0.1g |
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
しその栄養成分には、どのようなものがあるのでしょうか。しその栄養素とともに、さまざまな効能や、妊婦さんにも効果的な栄養素を紹介します。
①βカロテン
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
11000μg | - | - |
βカロテンは緑黄色野菜に多い栄養素で、ニンジンの色素成分としても有名です。青じそには、野菜としてはかなり豊富でニンジンと同じくらい含まれています。βカロテンは、体内で必要に応じてビタミンAに変換され、ウイルスの侵入を防ぎ免疫力を向上させたり、目の粘膜の健康を保つ働きがあります。(※2)