ピーナッツの栄養価・効能をアーモンドと比較!食べ過ぎなど注意点も解説!
【管理栄養士監修】ピーナッツに含まれる栄養素を知っていますか?アーモンドと比較してどう言った違いがあるのでしょうか。今回は、ピーナッツの栄養成分・効能に加え、栄養素を逃さない調理法・食べ方を紹介します。ピーナッツの旬やカロリー・糖質量も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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ピーナッツはどんな食材?
おつまみやおやつ、食事など幅広く登場するピーナッツについて紹介します。通年見かけますが、ピーナッツの旬はいつでしょうか。
ピーナッツの旬
ピーナッツの旬は品種によってそれぞれ異なりますが、大抵は9月下旬から10月頃です。ピーナッツは乾燥させてから出荷するため、その年にできた新物のピーナッツは10月に出回ります。通年見かけますが、ナイジェリアやアメリカなどの輸入が大半です。国産の落花生は千葉県が生産量1位になっています。
ピーナッツのカロリー・糖質量
ピーナッツのカロリーと糖質量は100gあたり、以下のようになります。
カロリー | 562kcal |
---|---|
糖質量 | 11.4g |
※今回は乾燥ピーナッツでの栄養価をご紹介しています。
一度に100gものピーナッツは食べることは少ないものの、かなりの高カロリーと言って良いでしょう。ダイエット中の場合は、少し食べるのを躊躇してしまう数字かもしれません。しかし、糖質は低いので、糖質制限であればそこまで気にすることはないでしょう。
熊橋麻実
管理栄養士
ピーナッツは10粒で約8gです。8g中のカロリーは約45kcalほどで、そんなに高カロリーとは感じないですよね。ただし、食べ過ぎると間違いなく高カロリーになってしまうので、注意が必要です。
GI値は低い
ピーナッツはGI値はとても低く、寒天やもずくと同程度の15となっています。GI値が高いものは血糖値が上がりやすく、太りやすいと言われていますが、ピーナッツは血糖値上昇が緩やかなので、高カロリーでも太りにくいと言えます。体重管理が大変な妊婦でも安心しておやつに食べられます。
ピーナッツの栄養成分と効能
カロリー | 562kcal |
---|---|
水分 | 6% |
タンパク質 | 25.4g |
糖質 | 11.4g |
食物繊維 | 7.4g |
脂質 | 47.5g |
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
ピーナッツに含まれる栄養成分と効能はどのようなものでしょうか。同じようにおつまみとして良く食べられるアーモンドとも比較してみましょう。100g当たりのカロリーなどは以上の通りです。
①不飽和脂肪酸
不飽和脂肪酸はコレステロールを低下させる働きがあり、血栓を防いで動脈硬化の予防や血圧を下げる働きがあります。不飽和脂肪酸は人間の体では合成できませんから、食べ物から摂取するしかありません。また、不飽和脂肪酸は油の中でも酸化しやすいので、加熱せずそのまま食べることが推奨されていますから、ピーナッツであれば効率よく摂取できます。(※2)