おかひじきとは?栄養価と効能は?旬の時期や食べ過ぎの注意点も紹介!
【管理栄養士監修】おかひじきに含まれる栄養成分を知っていますか?今回は、おかひじきの栄養素・効能に加え、栄養を効率的に取れる食べ方を紹介します。美味しく食べるためのおかひじきの旬や選び方のポイントも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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おかひじきはどんな野菜?ひじきとは違う?
おかひじきという野菜を食べたことがありますか?一見緑色のひじきのようですが、どんな野菜なのか、旬の時期や新鮮なおかひじきの特徴を見てみましょう。
おかひじきの旬
おかひじきは陸に生えるひじきという意味で別名「ミルナ」ともよばれ、どちらも海草が元になったネーミングです。
本来は砂地に自生していましたが、今は栽培したものばかりで山形県の伝統野菜とされています。ハウスを使って通年栽培されていますが、露地ものは4月から6月にかけて旬を迎え、その時期が柔らかく美味しいですね。
新鮮なおかひじきの見分け方
新鮮なおかひじきはこのようなものです。
・緑色が鮮やか
・ツヤがある
・くたりとしおれていない
・茎が太すぎない
収穫してから時間がたつと黄色味がかり、ツヤもなくなります。水分がなくなると芽がピンとしたハリを失います。また、おかひじきは柔らかな新芽が美味しいので、育ち過ぎた太い茎のものは硬くなり口当たりがよくありません。
おかひじきの栄養素と効能は?
カロリー | 17kcal |
---|---|
水分 | 92.5g |
タンパク質 | 1.4g |
糖質 | 0.9g |
食物繊維 | 2.5g |
脂質 | 0.2g |
おかひじきは海草のような見た目ですが、どんな栄養をもっているのでしょう。効能とともに見てみましょう。"(※1)
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています
①カルシウム
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
150mg | 650mg | 23% |
おかひじきのカルシウムは165㎎で摂取量の目安の1/4に届きそうです。カルシウムは大部分が骨を構成し、わずかな量が神経伝達やホルモン分泌に使われる栄養ですが、加量は必要ないとされています。ただし、摂取量が推奨量未満の場合は非妊娠時に比べて付加量が必要とされています。(※2)
②βカロテン
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
3300㎍ | - | - |
おかひじきのβカロテンの量は、これだけでビタミンAを賄えるほどたくさん含まれています。βカロテンは抗酸化作用に優れ、免疫を上げる効能があり、体内でビタミンAに変換され使われます。妊娠中は薬を避けたいのでβカロテンで免疫を上げると良いですね。(※3)
③カリウム
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
680mg | 2500mg | 27% |