おかひじきとは?栄養価と効能は?旬の時期や食べ過ぎの注意点も紹介!

【管理栄養士監修】おかひじきに含まれる栄養成分を知っていますか?今回は、おかひじきの栄養素・効能に加え、栄養を効率的に取れる食べ方を紹介します。美味しく食べるためのおかひじきの旬や選び方のポイントも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 和菜
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管理栄養士養成学科を卒業後、大手痩身エステで勤務。 痩身や健康管理のための食事指導を行い、エステ専門学校での栄養学の講師としても活動をしております。...
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管理栄養士養成学科を卒業後、大手痩身エステで勤務。 痩身や健康管理のための食事指導を行い、エステ専門学校での栄養学の講師としても活動をしております。 また""食""と""健康""の知識を広げるべく、料理講師としても様々なイベントなどを開催しております。 食を通じて心と身体のヘルシーな魅力を引き出す自分作りの情報を発信して参ります。よろしくお願い致します。

目次

  1. おかひじきはどんな野菜?ひじきとは違う?
  2. おかひじきの旬
  3. 新鮮なおかひじきの見分け方
  4. おかひじきの栄養素と効能は?
  5. ①カルシウム
  6. ②βカロテン
  7. ③カリウム
  8. ④ビタミンK
  9. ⑤マグネシウム
  10. ⑥鉄
  11. おかひじきの栄養素が効率的に取れる食べ方は?
  12. 脂質と一緒に食べる
  13. ビタミンC豊富な食材と食べ合わせる
  14. ただし食べ過ぎには注意
  15. おかひじきは栄養豊富な野菜

おかひじきはどんな野菜?ひじきとは違う?

おかひじきという野菜を食べたことがありますか?一見緑色のひじきのようですが、どんな野菜なのか、旬の時期や新鮮なおかひじきの特徴を見てみましょう。

おかひじきの旬

おかひじきは陸に生えるひじきという意味で別名「ミルナ」ともよばれ、どちらも海草が元になったネーミングです。

本来は砂地に自生していましたが、今は栽培したものばかりで山形県の伝統野菜とされています。ハウスを使って通年栽培されていますが、露地ものは4月から6月にかけて旬を迎え、その時期が柔らかく美味しいですね。

新鮮なおかひじきの見分け方

新鮮なおかひじきはこのようなものです。

・緑色が鮮やか
・ツヤがある
・くたりとしおれていない
・茎が太すぎない

収穫してから時間がたつと黄色味がかり、ツヤもなくなります。水分がなくなると芽がピンとしたハリを失います。また、おかひじきは柔らかな新芽が美味しいので、育ち過ぎた太い茎のものは硬くなり口当たりがよくありません。

おかひじきの栄養素と効能は?

カロリー17kcal
水分92.5g
タンパク質1.4g
糖質0.9g
食物繊維2.5g
脂質0.2g

おかひじきは海草のような見た目ですが、どんな栄養をもっているのでしょう。効能とともに見てみましょう。"(※1)

※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています

①カルシウム

含有量(100g) 1日の摂取量の目安 1日の摂取量に占める割合
150mg 650mg 23%

おかひじきのカルシウムは165㎎で摂取量の目安の1/4に届きそうです。カルシウムは大部分が骨を構成し、わずかな量が神経伝達やホルモン分泌に使われる栄養ですが、加量は必要ないとされています。ただし、摂取量が推奨量未満の場合は非妊娠時に比べて付加量が必要とされています。(※2)

②βカロテン

含有量(100g) 1日の摂取量の目安 1日の摂取量に占める割合
3300㎍ - -

おかひじきのβカロテンの量は、これだけでビタミンAを賄えるほどたくさん含まれています。βカロテンは抗酸化作用に優れ、免疫を上げる効能があり、体内でビタミンAに変換され使われます。妊娠中は薬を避けたいのでβカロテンで免疫を上げると良いですね。(※3)

③カリウム

含有量(100g) 1日の摂取量の目安 1日の摂取量に占める割合
680mg 2500mg 27%

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