ブリ・ヒラマサ・カンパチの違いや見分け方は?同じ種類?比較して紹介!

ブリ・ヒラマサ・カンパチの違いを知っていますか?全て同じ種類の魚と思われがちですが、違います。今回は、ブリ・ヒラマサ・カンパチの違いを〈旬・見た目・味・食べ方〉などで比較して紹介します。ブリ・ヒラマサ・カンパチの見分け方も紹介するので参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. ブリ・ヒラマサ・カンパチの違いは?同じ魚?
  2. ブリ・ヒラマサ・カンパチは違う魚
  3. ブリ・ヒラマサ・カンパチが同じ種類の魚と思われる理由
  4. 出世魚とは?
  5. 出世魚「ブリ」とはどんな魚?
  6. ブリの旬や生態
  7. 出世魚「ブリ」の成長と名前の変化
  8. ブリの見分け方のポイント
  9. ヒラマサとはどんな魚?
  10. ヒラマサの旬や生態
  11. ヒラマサは出世魚ではない
  12. ヒラマサの見分け方のポイント
  13. カンパチとはどんな魚?
  14. カンパチは出世魚ではないが様々な名前がある
  15. カンパチの見分け方のポイント
  16. ブリ・ヒラマサ・カンパチの味わいや食べ方は?
  17. ブリの味わい・食べ方
  18. ヒラマサの味わい・食べ方
  19. カンパチの味わい・食べ方
  20. ブリ・ヒラマサ・カンパチを食べ比べてみよう
出世魚「ブリ」の名前の変化と順番は?成長過程・地域別に比較して紹介!

ブリの見分け方のポイント

ブリをヒラマサやカンパチと見分ける際は下記のポイントを見ると違いを見つけやすいです。

・口の形が角ばっている
・ヒレの位置が黄色のラインよりも下に向かっている
・腹びれが小さく、白い
・中央の黄色の線が薄い
・体の中央が太く、腹や背に向かって細くなる紡錘形をしている
・腹びれと胸びれが同じ長さ


ブリの一番の特徴は紡錘形をしていることで、他の二つに比べて中心が分厚く腹や背側にかけて薄くなるため、輪切りにすると菱形のような形になります。また、中央の黄色のラインもヒラマサやカンパチに比べて薄く見えにくいことがポイントです。ブリの胸ビレの位置は黄色のラインよりも下方向に向き、胸ビレと腹ビレが同じ長さということも見分けやすい特徴です。

ヒラマサとはどんな魚?

ブリとよく間違われることが多いヒラマサは知名度はあまり高くないため、知らない人も多いですが、どのような特徴がある魚かについて紹介します。ヒラマサをブリとカンパチと見分ける際のポイントも説明します。

ヒラマサの旬や生態

分類スズキ目アジ科ブリ属
春~夏
値段(1kg)約4000円~5000円
生息地日本列島南の暖かい地域


ヒラマサはブリ同様にスズキ目アジ科ブリ属の魚で、秋に産卵期に入るため、春~夏にかけての時期に脂がのりやすい旬の時期です。ヒラマサの旬の時期がブリとは異なるため、ブリの旬ではない夏の時期によく食べられています。知名度もあまりなく市場に出回る量も多くないため、高級魚として扱われることが多く、ブリに比べて約2~3倍ほど高値になります。

ヒラマサは出世魚ではない

ヒラマサはブリとは違い出世魚ではなく、成長過程で別の名前で呼ばれることはありません。ただし、地域によって呼ばれ方が異なり、他にも名前があるため出世魚と間違えられやすいです。ブリやカンパチに比べてあまり市場に出回ることもなく、魚に詳しくない人はヒラマサを知らず、ブリだと思っている人も多いです。

(*ヒラマサについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ヒラマサ・カンパチは出世魚ではない?ブリは?勘違いされる理由を解説!

ヒラマサの見分け方のポイント

出典: @xxxprius_tsuri

ヒラマサをブリやカンパチと見分ける際は下記のポイントを見ると違いを見つけやすいです。

・口の形が丸みをおびた形をしている
・ヒレの位置が黄色のラインよりも上に向かっている
・腹びれが大きく、黄色い
・横から見た時に体が平らで薄い
・腹びれが胸びれよりも長い


見分ける際の分かりやすいポイントは、口の骨の角度です。ブリは完全に尖っているのに対して、ヒラマサは少し丸みを帯びています。胸びれの位置が中央の黄色いラインよりも上に向かており、腹びれは胸びれよりも長いことが分かりやすいポイントです。また、ブリのような紡錘形はしておらず、横からみると平らで薄い見た目をしています。

カンパチとはどんな魚?

同じアジ科ブリ属の3つの魚で、カンパチが一番寿司や刺身のネタとしてお店で見られることが多いですが、どのような魚かについて説明します。カンパチをブリやヒラマサと見分けるポイントも紹介します。

関連する記事