玉ねぎの芯は食べれる?毒はない?取り方や芽の出にくい保存方法などを紹介!
【野菜ソムリエ監修】玉ねぎの芯は食べることが出来るか知っていますか?今回は、玉ねぎの芯に毒はあるのかや、傷んで食べない方がいい場合の特徴に加えて、簡単な芯の取り方も紹介します。玉ねぎの芽が出にくい保存方法も紹介するので、参考にしてみて下さいね。
目次
②土で栽培する方法
玉ねぎの芽を土で栽培する方法は以下の通りです。
・プランターや植木鉢を用意する
・玉ねぎを入れて、すっぽり隠れるくらいの土をかぶせる
・水やりは毎日行う
・20㎝ほど芽が伸びたら根元の部分を少し残して収穫する
玉ねぎの芽は芯や葉から栄養を吸収するため、土で栽培する場合も肥料を入れる必要はありません。水やりは毎日行い、芽が伸びるのを待ちましょう。
ただし、20㎝以上芽が伸びると、ネギ坊主と呼ばれる花が咲くことがあります。花が咲いた玉ねぎの芽は硬くなり、味も落ちるためその前に切り取りましょう。土を使った栽培方法も水栽培と同様に2~3回繰り返して芽を収穫できます。
玉ねぎの芽が出にくい保存方法は?
玉ねぎを入手した状態のまま、日持ちを長くさせたい場合はどのように保存すれば良いのでしょうか。玉ねぎの芽が出にくい保存方法を紹介します。
①吊るして保存する
玉ねぎは床と接した場所に置いておくと湿気がたまり、水分を含んで傷みやすくなるため紐で括ったり、ネットなどに入れた状態で吊るして保存すると良いでしょう。ネットを使う場合は玉ねぎを入れすぎると風の通りが悪くなるので、入れる量はネットの大きさに合わせ3~5個程度を目安にしましょう。
また、玉ねぎの芽の成長を促す直射日光を避けて風通しの良い場所を選ぶと、2週間程度玉ねぎの鮮度を保つことができます。
②冷蔵で保存する
吊るしておく場所がない場合は、冷蔵保存を活用すると玉ねぎの発芽を防げるでしょう。玉ねぎの保存に適した温度は5℃前後なので、冷蔵室よりも野菜室での保存がおすすめです。
ネットや袋に入っている場合は、出してから新聞紙やキッチンペーパーに包むと、紙が傷みの原因となる余分な水分を吸収します。包んだ後はかごなどを使い、玉ねぎが重ならないように入れてから冷蔵保存すると、玉ねぎの下に湿気がたまることが防げます。この手順で保存を行うと、吊るして保存した時と同様に、2ヶ月程度の保存が可能です。
(*玉ねぎの保存方法・期間などについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみて下さい)
玉ねぎの芽は食べても大丈夫
毒のあるジャガイモの芽とは違い、玉ねぎの芽は食べても問題が無いことがわかりました。長ネギの代用として使ったり、繰り返し収穫できる栽培方法を参考にして下さい。また、玉ねぎの芯に含まれる栄養素は生活習慣病予防に効果があるため、芯も捨てずに食べることをおすすめします。