シナチクとメンマの違いとは?同じもの?作り方やアレンジレシピを紹介!
シナチクとメンマの違いについて知っていますか?ラーメンのトッピングとしてもおなじみですが、今回は、「シナチク」から「メンマ」に名前が変わった理由や、作り方も紹介します。シナチクのアレンジレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
シナチクとメンマの違いは?
タケノコの加工品であるシナチクとはメンマとは違うのでしょうか。原料などに違いはあるのか、シナチクとメンマに違いについて説明します。
シナチクとメンマは同じ
シナチクとはメンマと同じもので、原料などに違いはありません。原料には、中国や台湾の麻竹が使われており、その麻竹を乳酸発酵させたものを乾燥し、再び戻してから味付けしたものを、シナチクやメンマと言います。しかし、最近ではシナチクという名称は使わずに、メンマと呼ぶことが一般的になっています。
(*メンマの原料について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
シナチクからメンマに名前が変わった理由
原料などに違いが無いのに、シナチクからメンマに名前が変わった理由は、それぞれの名前を漢字で書くと分かりやすいでしょう。シナチクを漢字で書くと「支那竹」で、支那とは中国を意味します。この志那という言葉を、戦時中の日本では悪い意味で中国を呼ぶ際に使われていたため、中国政府からの抗議があり、シナチクをメンマと呼ぶように変わりました。
メンマとは漢字で書くと「麺麻」となり、読んで字のごとく「麺の上の麻竹」という意味です。メンマを販売していた桃屋がCMでメンマをPRしたことが、メンマという名前の普及につながったと言われています。
シナチクの作り方は?
本格的にマチクを乳酸発酵したものではありませんが、シナチクは一般的なタケノコでも美味しく手作りすることができます。材料も一般的で手順も簡単なので、動画を参考にしながら一度作ってみて下さい。
材料
・タケノコ:150g
・鶏ガラスープ:200㏄
・お酒:大さじ1
・醤油:小さじ2
・みりん:小さじ2
・ごま油:適量
作り方・手順
シナチクの作り方を手順に沿って紹介します。
【シナチクの作り方】
1、タケノコを下茹でする
2、茹でたタケノコを食べやすい大きさに切る
3、フライパンにごま油を引いて、火にかける
4、タケノコを炒める
5、タケノコに油がまわったら、調味料を入れて煮る
6、汁気がなくなったら、ごま油とみりんを入れる
7、水気がなくなるまで炒めたら完成
タケノコを厚めに切ると、口に入れた時にジューシーなシナチクに仕上がります。手作りのシナチクであれば、味の濃さやタケノコの厚みを調整できるので、この作り方を参考にして自分好みのシナチクを作ってみて下さい。
シナチク(メンマ)のアレンジレシピ
上記の手順で作ったシナチクは、そのまま食べてももちろん美味しいですが、シナチクを更にアレンジすることで、料理のバリエーションが拡がります。シナチクのアレンジレシピをいくつか紹介します。