メンマの原料は麻竹のたけのこ!割り箸は嘘!手作りする方法など紹介!
メンマの原料・原材料を知っていますか?今回は、メンマの原料や割り箸からメンマは作れるのかを紹介します。メンマが割り箸から作られているというのは本当でしょうか。メンマの製造工程や手作りレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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メンマの原料・正体は割り箸って嘘?本当?
メンマの原料は割り箸という噂が流れていますが、どうしてこのような噂が流れたのでしょうか。本当のメンマの原料はなんなのかを見ていきましょう。
原材料は麻竹のたけのこが一般的
メンマの原料は、中国原産の麻竹(まちく)と呼ばれる竹の子です。長さは1〜2mほどで、生えてから1年くらいの柔らかい部分が使われており、日本で売られているメンマの大半の原料は中国産になります。メンマは別名しなちくとも呼ばれますが、メンマの名前の由来は「ラーメン上のまちく」の略で、丸松物産の創業者が考案した名前です。
(*麻竹について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
麻竹以外の種類のたけのこでも問題ない
メンマの原料である麻竹は中国や台湾が原産で、日本産の麻竹は入手するのが非常に難しいです。本格的な原料で作るなら取り寄せるのも良いですが、自宅でメンマを作るなら麻竹以外で作っても構いません。
・孟宗竹
・真竹
・根曲竹
孟宗竹はスーパーなどでも販売されていて一番見かける竹の子の種類です。水煮の原料にもなっており、えぐみも少なく甘味もあり、メンマを作ると柔らかく仕上がります。真竹はコリコリとした歯触りが特徴的で、味もしっかりとしています。孟宗竹に比べてアクが少なくアク抜きをしなくても調理ができるのがメリットです。
根曲竹は、北海道や東北地方に生える細身の小さな竹の子で、独特の風味があります。小さいのでメンマの原料にするなら皮剥きなどの手間がかかりますが、独特の風味が人気の竹の子です。
(*真竹について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
メンマが割り箸から作られるは嘘
メンマの原料が割り箸という噂は、嘘ということがわかりました。この噂が流れたのは2007年ごろで、インターネットサイトでエイプリルフールのネタとして、割り箸を原料にメンマを作ったという記事が元だと言われています。
最後までよく読めば嘘だとわかるような記事でしたが、あまりにもリアルで本当のように見える記事のため、それを信じる人が多数おりSNSで拡散されたのが始まりです。
メンマの製造工程は?
メンマの実際の製造工程はどのようなものでしょうか。一般的に販売されているメンマの作り方を、原料から商品になるまでの工程を紹介します。
①下処理〜天日干し
販売されているメンマの、おおよその下処理は以下のようになります。原料の下処理が行われる場所は収穫地の中国であることが多く、味付けされないまま発酵状態の原料として日本に輸入されることもあります。
1.収穫した原料のたけのこを輪切りにする
2.60分から90分ほど茹でる
3.1か月以上自然発酵させる
4.発酵が終わったら4日ほど天日で干す