バッテラとは?鯖寿司との違いは?昆布は食べれる?作り方や発祥地なども紹介!
バッテラとは何か知っていますか?聞いたことはあるけれど、どんなものかは知らない人も多いでしょう。今回は、バッテラの発祥や名前の意味・語源に加えて、鯖寿司との違いも紹介します。バッテラの作り方や、食べ方についても紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
バッテラの作り方・レシピは?
バッテラを家庭で作るには少し手間がかかるかもしれませんが、市販の〆鯖を使えば比較的手軽に作れます。ここでは、〆鯖を使ったバッテラの作り方を紹介します。
材料
(3~4人前)
・〆鯖:2枚
・米:2合
・白板昆布:2枚
【酢飯の合わせ酢】
・米酢:大さじ3
・砂糖:大さじ2
・塩:小さじ1
【白板昆布の甘酢】
・米酢カップ:1/2
・砂糖:大さじ3
・塩:小さじ1
作り方・手順
バッテラの作り方・手順は以下のとおりです。
①〆鯖が厚い場合は、厚みを半分にするように2枚に削ぐ
②白板昆布は、甘酢で1~2分煮て冷ましておく
③米を炊く
④米が炊けたら、合わせ酢を回しかけ冷ましておく
⑤押し寿司の型に鯖、酢飯の順に乗せてしっかりと押す
⑥白板昆布の水分をふき取り、型から出した寿司の鯖の上に乗せる
⑦3~4cmほどの幅に切り分ける
白板昆布は、身近なスーパーではあまり見かけないかもしれませんが、通販などでは手に入ります。家庭では白板昆布の代わりに、とろろ昆布を薄く広げて乗せる方法も手軽でおすすめです。鯖は劣化の早い魚なので、〆鯖から作る場合は鮮度の良い鯖を購入しましょう。
バッテラの食べ方は?昆布は外す?
バッテラは、旨味成分を鯖に移す、乾燥を防ぐ目的で白板昆布(バッテラ昆布)と呼ばれる薄く削った昆布を乗せています。ここでは、バッテラの食べ方について説明します。
バッテラの昆布は食べれるが好み次第
バッテラや鯖寿司の昆布は外して食べるのが一般的であると言われています。バッテラに使われている白板昆布はごく薄いものなので、好みにより食べてしまっても問題はないでしょう。
一方、鯖寿司では白板昆布が使われているものや、厚みのある昆布が使われているものなど作り方は様々です。バッテラと同じように白板昆布を使ったものであればそのまま食べられますが、厚い昆布で巻かれている場合は、外してから食べるのが正式な食べ方のようです。
バッテラを食べてみよう
今回はバッテラとはどのような寿司なのか、鯖寿司との違いや作り方、食べ方について紹介しました。東京といえば江戸前寿司ですが、大阪といえばバッテラに代表される押し寿司です。寿司店でも味わえますが、市販の〆鯖を使えば簡単にできるバッテラを、ぜひ家庭でも味わってみましょう。