鷹の爪と唐辛子の違いとは?代用OK?名前の由来や使い方のほか料理への活用法なども紹介!
鷹の爪と唐辛子の違いとは何か知っていますか?その違いはどこなのでしょう。今回は、鷹の爪の産地や名前の意味・由来に加えて、代用品についても紹介します。鷹の爪を使った料理レシピや、料理以外の使い方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
鷹の爪とは食用に栽培するのが基本ですが、料理以外にも様々な使い道があることで知られています。辛い味が料理に深みを与えるだけでなく、生活に役立てることができるのです。ここでは、鷹の爪の料理以外の使い方を4つ紹介します。
①虫よけ
鷹の爪は、米櫃(こめびつ)や植物の虫よけになります。米櫃に入れる際には手でちぎったものか、袋などに入れておくとよいでしょう。庭やプランターなどで植物を育てる際には、鷹の爪を掌中に入れて10日ほど置いた液を薄めて、散布することで虫よけとなります。活用しやすいので、ぜひ試してみてください。
②金魚の病状緩和
金魚や熱帯魚がかかる病気の一つに、体が白い斑点で覆われる白点病があります。実は鷹の爪を水槽に入れることで、この白点病の症状を緩和させる働きがあるのです。初期から中期にかけての白点病なら、薬を使わずに治せる可能性があります。金魚などに白点病の症状が見られたら、水槽に鷹の爪を入れてみましょう。
③厄除け
中国や韓国だけでなく、日本の一部の地方でも、鷹の爪を厄除けに使っています。これは鷹の爪に限定されることではなくトウガラシ全般にいえることで、虫よけできる効果や鮮やかな色が、魔除けなどのおまじないに効くと考えられたのでしょう。
④局所を温める
寒い冬に冷え性の人が鷹の爪を靴のつま先に入れることがありますが、これは局所を温める効果があるからです。鷹の爪に含まれているカプサイシンが皮膚に触れることで、感覚神経を刺激することが理由とされています。そのためかつての日本では、しもやけや凍傷の予防策として、鷹の爪を使用していたそうです。
鷹の爪を料理などに使ってみよう
今回は、鷹の爪の産地や名前の意味・由来に加えて、代用品についても紹介しました。鷹の爪は唐辛子の一種なので、他の品種や一味唐辛子で代用できます。鷹の爪を使うことで美味しさが引き出されるメニューもたくさんあるので、積極的に料理に使ってみることをおすすめします。