すもも(プラム)の食べ方は?冷凍・塩漬けが美味しい?皮・種の下処理法も紹介!
【野菜ソムリエ監修】すももの美味しい食べ方を知っていますか?すももといえば甘酸っぱく、夏になるとよく見かける果物ですが、今回は、〈完熟・青い〉すももの美味しい食べ方や〈皮・種〉の下処理の仕方を紹介します。すもものおいしい食べ方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
すもも(プラム)とは?
すもものプラムとは日本すももの事で、バラ科サクラ属の果実です。欧米で昔から食べられてきた西洋すももは、お馴染みプルーンと呼ばれておりこちらもすももの仲間ですが、今回は日本すももの種類や味わいについて紹介しましょう。
すももの旬・主産地や品種
すももは6月下旬から8月中旬に収穫される、夏が旬の果物です。一言ですももと言っても、実は様々な品種があります。代表的なものを見ていきましょう。
・貴陽
・太陽
・ソルダム
・大石早生
すももには大玉プラム・小玉プラムの2種類があり、貴陽・太陽は大玉に分類されます。対してソルダムや大石早生は小玉に分類されます。すももの主な産地は山梨・和歌山・長野、この3県で国内生産の6割を占めているのです。
すももの実の味わい・食感
酸味が強いのが特徴の果物ですが、種類が違えば味わいや食感も変わるので、好みのすももを楽しんでみましょう。先ほど紹介した大玉プラムは120g~200gほどで、貴陽については300g以上の大きなものもあります。糖度は10度を超え甘みが多く、程よいしっかりとした食感の果肉が特徴です。
小玉プラムはスーパーでよく見かける小ぶりのすももです。甘みと酸味のバランスが良く、柔らかい果肉と豊富な果汁が喉を潤します。以下、レビューを2つ紹介するので、すももを選ぶ際に参考にしてみて下さい。
Twitterの口コミ
15時のおやつタイムだ。
山梨のすもも・貴陽。
みずみずしく甘き大地の恵みだ…!!
#味修羅んグルメ
Twitterの口コミ
フルーツ王国の須坂ではいろいろな果物が栽培されていて、次々とたべごろを迎えます。まもなく、プラム(日本すもも)の大石早生が食べごろになりますよ。小さめでほどよい酸味。お店で見かけたら、ぜひ、ご賞味ください。
写真からも瑞々しさが伝わってきます、是非とも旬の時期に食べたいですね。
すももの美味しい食べ方は?
採れたてのすももをそのまま食べるのもいいですが、さらにおいしい食べ方があればぜひ試したいところです。ここでは、すももがよりおいしくなる食べ方を紹介します。
①すももを食べる前に冷やす
すももを、食べる1時間ほど前に冷蔵庫で冷やしておくとおいしくなります。これは、甘味を感じさせる果糖とブドウ糖が冷やすことで増え、より甘みが増すためです。大玉の切り方は、果肉をくし形に切る方法が一般的ですが、小玉であれば切らずにそのまま食べる事もできます。皮の剥き方や、種の取り方についても後ほど紹介します。
②すももに塩を振る・塩漬けにする
塩を振る事で、より甘さが引き立ちおいしくなります。また、塩漬けという食べ方もあります。塩漬けにするすももは、完熟前の固めのものがおすすめです。
【塩漬けの方法】
①すももをきれいに洗う
②一度沸騰させて冷ました塩水に3~4日漬け込んで完成
塩水は水3カップにつき、塩大さじ4強を溶かして作ります。3~4日と時間はかかりますが、より甘く美味しく食べられます。
③すももを丸ごと冷凍する
冷凍保存したすももを、少し解凍してそのまま食べると甘みと酸味が凝縮され、すもも本来のおいしさを味わうことができます。また、シャーベットにすると甘酸っぱい夏のデザートに早変わりします。冷凍する際は、すももをきれいに洗い、水気をふき取り食べやすくカットして、ジップロックなど密閉できるものに保存しましょう。
福光佳奈子
野菜ソムリエ
丸ごと冷凍したすももは、解凍せずにシロップ作りや自家製酒作りに使用すると、生のものより早く熟成されます。