シャコの美味しい食べ方は？茹で方や皮の剥き方は？味や旬・産地〜レシピまで紹介！
シャコの食べ方について知っていますか？見た目はエビに似ていますが別物です。今回は、シャコの茹で方・皮の剥き方に加えて、美味しい食べ方や活用料理レシピも紹介します。シャコの旬の時期・産地の他に味も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
茹で上がったシャコの皮を剥いていきます。手の皮が薄い人は火傷をしないように手袋をしましょう。
・ハサミで頭の付け根を切り落とす
・腹を上にして尻尾のところをV字に切り落とす
・胴体の両端を切り落とす
・身を親指で押さえながら、腹の皮を頭から剥く
・背の皮を尻尾から剥く
胴体の両端を切り落とすときは、もったいなくても少し深めに切った方が皮を剥く時に身が付かず、可食部を多く取れます。また、シャコを剥く時の注意点は、身を親指で押さえながらゆっくりと剥くことです。シャコは身がとても柔らかいので崩れないように慎重に剥きましょう。
シャコの美味しい食べ方は？
コクと旨味がたっぷり詰まった大変美味なシャコですが、美味しい食べ方はどのようなものがあるのでしょうか。一般的な食べ方から、漁師さん直伝の通好みの食べ方まで紹介します。
①茹でたシャコをわさび醤油で食べる
シャコを一番美味しく食べる方法は茹でてわさび醤油で食べる食べ方です。シャコは茹でることで身が締まり味が濃厚になります。そのシャコをわさび醤油で食べると、シャコのコクのある甘味と旨味がわさび醤油で引き立つので、この食べ方が最もシャコの素材の味を活かした食べ方といえます。
②生のお刺身で食べる
生のシャコは茹でたシャコとはまた違った味わいで美味しいです。生のシャコを食べると、伊勢海老やボタンエビを食べたときのような濃厚な甘味が口に広がります。刺身醤油でも美味しいですがスダチと塩で食べてもとても美味しいです。
ただし生のシャコを食べるときは必ず鮮度のいいものを食べましょう。生のシャコは死んでしまうと自分で自分を溶かす酵素を出すのですぐに腐ってしまいます。また生のシャコは寄生虫を有していることが多いのでこの食べ方では注意が必要です。
③味噌汁に入れる
シャコの味噌汁はまず、シャコを剥いた後のガラを煮出して出汁を取ります。その後アクを取り除きながら10分ほど煮て一度濾します。そこにシャコの身を入れて味噌を溶いて完成です。お好みで刻みネギを散らすと見た目も良いでしょう。
甲殻類であるシャコを煮出すことでカニのように美味しい出汁がでるので、味噌汁はシャコの奥深い旨味を味わえる方法です。
④煮つけにする
これは漁師さんがよく食べられている方法です。生のシャコの胴体の両端をハサミで切り落として皮がついたまま甘辛い味付けで煮つけ、煮上がったシャコの皮をしゃぶりながら食べます。甘辛い味付けに負けないシャコの旨味を感じられる一品で、生のシャコが手に入らない場合は茹でたシャコでも構いません。
⑤唐揚げにする
小ぶりのシャコを唐揚げで食べるのも美味しく食べる方法です。やや小さめのシャコに小麦粉と水溶き片栗粉を混ぜて水で溶いたものを衣にして低温でじっくり揚げていきます。そうすることで殻ごと食べられるようになります。揚がったシャコの唐揚げに塩をかけて好みでレモンを絞ると、シャコの滋味あふれる味の唐揚げの出来上がりです。
なお、シャコを揚げる際には油がはねないようにしっかり水気を取ってから揚げましょう。
シャコを使った料理レシピのおすすめ
シャコは旨味がしっかりしているのでどのように調理しても美味しく仕上がる万能な食材です。そんなシャコを使った料理レシピのおすすめを紹介します。
①シャコのアヒージョ
シャコは加熱しても甘味と旨味が逃げないのでたっぷりのオリーブオイルで煮るアヒージョにもってこいの食材です。ニンニクとバターの風味がシャコの味にマッチしたアヒージョです。