ケバブって何の肉?様々?種類別の特徴や作り方・レシピなども紹介!
ケバブに使われている肉について知っていますか?店前で回転しているデカイ肉の正体は何なのでしょうか?今回は、ケバブに使われている肉の正体や、<シシケバブ・ドネルケバブ>など種類別の特徴を紹介します。ケバブの人気レシピ・作り方なども紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
シシは串、ケバブは焼いたという意味で、その名の通り串に味付けした肉や野菜を刺したケバブです。羊肉や牛肉、鶏肉が使われ、トルコでは一口大の羊肉を串焼きにしたチョップシシも人気です。日本でもシシケバブの人気は高く、トルコ料理店や多国籍料理店で食べることができます。
②ドネルケバブ
ドネルケバブはシシケバブと同様に、日本で人気の高いケバブです。出店なども多く見られるため、ケバブを気軽に愉しむことが出来るでしょう。ドネルケバブの作り方は塊状に成型した薄切り肉を、専用のグリルを使って焼き上げます。香ばしく焼かれた肉の外側からナイフで薄くそぎ落とし、再びグリルで焼く作業を肉がなくなるまで繰り返されます。
③イスケンデルケバブ
トルコ人が遊牧民だった時代の、イスケンデル大王の好物だったことから、この名前が付いたケバブです。羊肉にクミンと呼ばれるスパイスを効かせて焼き上げ、ポテトとともにバターとトマトで作ったソースをかけて食べられています。羊の乳で作ったヨーグルトが添えられているので後口がさっぱりとし、ヨーグルトには胃腸の消化を促進する効果もあります。
④パトゥルジャンケバブ
ケバブには、ひき肉が使われることもあります。パトゥルジャンとは茄子を意味し、トルコでは定番のケバブです。茄子とひき肉を交互に刺して焼いてあるため、茄子のとろけるような食感と、スパイスの効いたジューシーな肉の旨みを愉しむことが出来るでしょう。たっぷりの野菜とヨーグルトを添えるのが、トルコ流の食べ方です。
⑤アダナケバブ
アダナケバブはひき肉に調味料や香辛料を加えてこね上げ、串に刺して焼いたケバブです。唐辛子がたっぷり入っているので、非常に辛いことが特徴だと言えるでしょう。また、ひき肉を一口大に丸めて串に刺し焼き上げたキョフテはミートボールのようで食べやすく、こちらも人気の高いケバブです。
➅テスティケバブ
トルコの人気観光地のカッパドキア周辺の名物料理で、肉と野菜をツボに入れて蒸し焼きにした、一風変わったケバブです。羊・鶏・牛のいずれかの肉を、ジャガイモ・トマト・玉ねぎなどの野菜と青唐辛子を加えじっくりと加熱して作られるため、肉と野菜の甘みと旨みが堪能できるでしょう。テスティケバブには、サラダやパンを添えることが一般的な食べ方です。
➆フストゥックルケバブ
トルコの南東に位置するガジアンテップの名物料理で、アダナケバブのような見た目ですが辛みはありません。唐辛子の代わりにピスタチオがたっぷり入ったケバブで、ナッツの歯ごたえがアクセントになり、ジューシーなひき肉と意外なほどよく合います。一緒にグリルした野菜や、トルコ風ピラフとの相性も抜群です。