桜鯛とは?名前の由来や旬の時期・季節は?産地や食べ方・レシピのおすすめを紹介!
桜鯛とはどんな魚か知っていますか?今回は、桜鯛の名前の由来や旬の時期・季節に加えて、美味しい食べ方についても紹介します。高価なイメージの鯛ですが、桜鯛の産地や値段の他に、活用レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
桜鯛は脂がのって元々味が濃いため、刺身にするのが一番美味しく食べられる方法です。桜鯛をさばく際には皮を残してさばき、皮を火で炙ると皮の香ばしさと食感も楽しめます。
鯛は〆めてすぐに食べるよりも11時間ほど時間をあけると、イノシン酸という旨み成分が強くなるので、より美味しく食べられます。また、鯛は美肌や疲労回復に必要なビタミンも多く含んでいる魚ですが、ビタミンは熱に弱い栄養素のため刺身として食べるのが栄養面でも一番いい方法です。
②焼いて食べる
塩焼きは、とても簡単で美味しく食べられる方法です。グリルやオーブンで焼くのが簡単な方法ですが、フライパンでも美味しく焼けます。低温でじっくりと焼くと、中まで火が通りホクホクとした身になります。しかし、焼き過ぎや時間を置いて冷めてしまうと、身が固くなりやすいので注意が必要です。
焼く際には、塩を鯛の臭みを取る目的と味付けの目的で、2回に分けてかけます。1回目の塩を振った際には、臭みの元となる水分が出てくるので、塩と共にキッチンペーパーで拭き取ると臭みが消えてより美味しい仕上がりになります。
③煮付けにして食べる
鯛の煮付けも簡単に美味しく食べられる方法で、刺身にして食べる方法の次に栄養素の損失が少ない調理法です。
煮付けにする場合はしっかり洗って血抜きをし、皮側から熱湯をかけて下処理をすると、臭みもなくなります。味は温度が下がる際に食材に染み込んでいくので、煮付け後に30分ほどタレに付けておくと、さらに美味しく食べられます。また産卵前の桜鯛は卵を持っていることが多いため、鯛子の煮つけにするのも楽しみ方のひとつです。
桜鯛の活用レシピのおすすめ
桜鯛を美味しく食べる方法として刺身や焼き、煮付けを紹介しましたが、他にも桜鯛を美味しく食べられるレシピはたくさんあります。ここでは、その中でも簡単で美味しいレシピを紹介します。
①桜鯛と桜の花の炊き込みご飯
桜鯛の頭を使用した、炊き込みご飯のレシピです。桜の塩漬けが見た目も可愛く、食べた際に桜の香りが口の中に広がるのでアクセントになり、ひと味違う楽しみ方ができます。少し小さめの桜鯛であれば丸ごと1匹を使用するのもオススメです。
②桜鯛の中華蒸し風
桜鯛の淡泊な味に、白ネギとごま油の風味がとてもあうレシピです。タレに使う酒は紹興酒を使うと、さらに香りがよくなってうま味も出て、より一層美味しく食べられます。
③桜鯛の梅肉ソースカルパッチョ
梅の酸味をアクセントにしたソースで淡泊な白身の桜鯛を味わう、カリカリ梅の食感も楽しめるレシピです。桜の花の塩漬けや木の芽、アスパラガスなどの春の食材をのせるのもオススメで、色鮮やかになり目でも楽しめます。