冬の野菜といえば?どんな種類がある?栄養面の特徴や活用レシピも紹介!
【野菜ソムリエ監修】冬の野菜といえばどんな種類の野菜があるか知っていますか?今回は、冬の野菜を〈12月・1月・2月〉別に全部で15種類を一覧で紹介します。冬が旬の野菜の栄養面の特徴や、冬の野菜を使った料理レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 冬の野菜といえば?どんな種類がある?
- 冬の野菜の種類|12月
- ①水菜
- ②くわい
- ③ほうれん草
- ④セロリ
- ⑤ユリ根
- 冬の野菜の種類|1月
- ①キャベツ
- ②小松菜
- ③春菊
- ④セリ
- ⑤菜の花
- 冬の野菜の種類|2月
- ①からし菜
- ②ゴボウ
- ③ふきのとう
- ④ブロッコリー
- ⑤わらび
- 冬が旬の野菜の特徴は?食べるメリットは?
- ①ビタミンC・β-カロテンが豊富な野菜が多い
- ②冬に食べると栄養価が一年で一番高い
- 冬の野菜を使った料理レシピは?
- ①冬野菜の彩あんかけ
- ②ユリ根のチーズ焼き
- ③カリフラワーのピクルス
- ④くわいのうま煮
- ⑤芽キャベツの梅和え
- ➅春菊と生ハムのパスタ
- ➆セロリのポタージュ
- ⑧蓮根とレタスのたらこマヨサラダ
- ⑨菜の花とクルミのマスタード和え
- ⑩わらびの佃煮
- 冬の野菜を美味しく調理しよう
⑤わらび
山菜であるわらびも、2月に入ると旬を迎えます。カリウムが豊富でむくみに効果的で、高血圧にも効果があります。わらびが大量に手に入ったら干しわらびを作るのがおすすめで、干すことでカリウムと鉄分が10倍になります。
(*わらびの栄養素について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
冬が旬の野菜の特徴は?食べるメリットは?
冬が旬の野菜を食べることに特別な意味はあるのでしょうか。同じ野菜ならどの季節に食べても同じような気もしますが、体に合わせてさまざまな効果が得られる可能性があるので、冬に旬を迎える野菜を食べるメリットと特徴を紹介します。
①ビタミンC・β-カロテンが豊富な野菜が多い
冬は風邪やインフルエンザなどの病気にかかりやすく、これは寒さによって免疫が下がることで起こります。冬野菜には緑黄色野菜と呼ばれる色の濃い野菜が多く、βカロテンやビタミンCが豊富に含まれています。
これらは風邪をひきにくくする効果や鼻や喉などの粘膜の免疫力を高める効果があり、冬には積極的に摂取すべき野菜と言えるでしょう。また、大根やカブなどは消化酵素が含まれているため、12月や1月の忘年会とお正月で胃もたれや胸焼けしやすい季節にはぴったりの栄養です。
②冬に食べると栄養価が一年で一番高い
冬の野菜は栽培されている間は畑で寒さに耐えながら成長していきます。寒さで凍ることがないようにできるだけ細胞に糖を備蓄しながら成長していくため、糖度や栄養価が高くなります。冬の野菜を食べたときに味が濃く美味しいと感じるのは、このためです。
スーパーで季節に関係なく見かけるほうれん草も、冬と夏では冬の方がビタミンCが3倍も高いと言われています。
吉川正裕
野菜ソムリエ
ビタミンCの摂取、せっかく豊富な時期なので積極的にして欲しいです。根菜などは薄くスライサーでカットすると生食でき、ビタミンの損失が少なくできます。
冬の野菜を使った料理レシピは?
冬の野菜を使ったレシピを紹介します。各月で最盛期を迎える野菜ですが、その月だけで始まったり終わったりするわけではありません。寒い冬を元気に過ごすために上手く食材を組み合わせて食事を楽しんでください。
①冬野菜の彩あんかけ
冬野菜をたっぷり使ったあんかけは、冷めにくく体を温めるため寒い冬にはぜひ食べたい料理です。さまざまな食材を使って彩よく作りましょう。