年越しそばを食べるタイミングはいつ?地域で大晦日・元旦か違う?意味・由来も合わせて紹介!
年越しそばを食べるタイミングを知っていますか?12月31日の大晦日と1月1日の元旦でどっちが正しいのでしょうか?今回は、地域別に年越しそばを食べるタイミングや、年越しそばを食べる意味・由来も紹介します。年越しそばに合う具材・レシピにくわえ、年越しうどんを食べる地域も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
お雑煮同様、地域性によりそばの内容には違いがありますが、一般的な年越しそばのレシピを紹介します。
1.下ごしらえにネギを切る。5cmくらいに切ってから縦半分に切る
2.さらに繊維にそって5~6mm幅になるように切る
3.鍋に水を入れ昆布を入れて30分ほどおく
4.鍋に火をつけて沸騰寸前に昆布を出す
5.沸騰したら火を消してから鰹節を入れる
6.弱火にして4~5分煮る
7.鰹節をきれいに取り除いてからみりん、醤油で味付けする
8.沸騰したら2を入れて1~2分煮る
9.別の鍋にお湯を沸かしそばを茹でる
10.そばの水分をしっかり切ってからどんぶりに入れる
11.茹でたそばの上に8をかけて、ゆずの皮と七味唐辛子を入れれば出来上がり
年越しそばは出汁をとり、そばを茹でて具材をトッピングすれば出来上がるので、慌ただしい大晦日でも簡単に短時間で作ることができます。具材は好きなものを加えて構いませんが、お正月らしいおめでたいものがあると、1月1日を迎える雰囲気になります。
ちなみに「年越しうどん」を食べる地域もある!
年越しそばはお正月に食べるお雑煮と同様、地域らしさが現れる食べ物の一つです。年越しそばは地域によっては別の麺類で代用されることもあるようです。年越しにうどんを食べる地域と、年越しうどんを食べる意味について紹介します。
年越しうどんを食べる地域
関西を中心に、年越しそばの代わりに年越しうどんを食べる地域があります。それはうどんの有名な地域であることが多く、代表的なのが讃岐うどんの産地として有名な香川県です。その他にも水沢うどんの産地の群馬県水沢や、稲庭うどんの産地の秋田県稲庭などでは、年越しそばの代わりに年越しうどんを食べています。
年越しうどんの意味・由来
うどんはそばと比べ、太くて長い麺類です。年越しうどんには、下記のような意味があります。
・太く長く生きる
・健康長寿
・家運長命
新しい年をうどんを食べながら家族で迎えて欲しいとの願いで、2008年にさぬきうどん振興協議会は「年明けうどん」を商品登録しました。それ以降、香川県を中心に大晦日や元旦にはうどんを食べる人が増えたことが年越しうどんの由来のようです。うどんは白いので、赤いものを具材にすると、紅白でお正月らしいおめでたい雰囲気が出ます。
(*「年越しうどん」について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
年越しそばを食べて大晦日を過ごそう
大晦日は家族で新しい年を迎えるため、年越しそばを食べる人は多いです。年越しそばは一年の厄を落とし、健康で長生きできるよう、運が開けるように願いを込めて食べます。大晦日であれば食べる時間はいつでも構わないので、昼食、夕食、夜食と好きな時間に食べましょう。忙しい年末年始に、家族で年越しそばを食べて運気を上げて1月1日を迎えましょう。