ピーマンが赤くなる原因は?完熟・腐敗どっち?変色するまで栽培するメリットも解説!
【野菜ソムリエ監修】ピーマンが赤くなる原因を知っていますか?今回は、赤く変色したピーマンのメリット・デメリットに加えて、活用レシピのおすすめを紹介します。赤くなったピーマンの選び方や保存方法・期間の他に、腐った場合の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
ピーマンを赤くなるまで育てるメリットは何でしょうか。見た目は赤くなるだけなので、家庭菜園なら栄養を一つのピーマンに与え続けるよりも、早く収穫してたくさんピーマンを作った方が良いように感じます。赤いピーマンの栄養について見てみましょう。
①甘みが増す
ピーマンと言うと苦みが強く、子供から嫌われる野菜でもあります。しかし、それは熟していない段階で収穫したためで、完熟した赤いピーマンは甘みが強く緑とは違った味わいがあります。
ピーマンが赤くなるには緑色になってから一か月程度余分にコストがかかり、その割にそれほど価格が高くならないため農家で栽培するのにはメリットがないので、あまり市場に出回りません。趣味で家庭菜園をしているなら作ってみるのも良いでしょう。
Twitterの口コミ
野菜が大量に入荷されたらしく、目の前に並ぶ野菜料理達(笑)。
オクラ豚巻きは大好物だ!
そして赤ピーマンは甘くて美味でした✨
Twitterの口コミ
朝食。家麺。茄子ピーそば。朝から揚げ物。ピーは赤ピーマンなので甘味強し。出汁もしっかり取って麺は加減無し使用。この手の麺はしっかり冷水で〆なきゃアカンタイプ。手間をかけたおかげで美味しく仕上がりました。満足で御馳走様です。
②栄養価が高くなる
赤いピーマンは緑のピーマンに比べ、栄養価が高くなると言われています。
・ビタミンC:緑の1.8倍
・ビタミンE:緑の5.6倍
・カロテノイド:緑の15倍
カロテノイドはβカロテンやαカロテン、リコピンなどと呼ばれ、体に入るとビタミンAに変換されます。抗酸化作用も強く、体の粘膜の細胞を正常化する働きがあるため、目を酷使したり夏に風邪をひきやすいなら赤ピーマンを食べるのがおすすめです。甘みも増す分、子供でも食べやすくなるでしょう。
(*ピーマンの栄養素や効能について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
ただし腐りやすくなるデメリットもある
赤いピーマンは完熟した状態のため、未完熟の緑のピーマンに比べ腐りやすくなります。家庭菜園で栽培しているなら、赤くなり始めた段階でこまめに観察して収穫時期をしっかり見極めると、無駄なく赤いピーマンが収穫できます。収穫した赤いピーマンも追熟していくため、早めに食べきるようにしましょう。
(*赤ピーマンについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
赤くなったピーマンの活用レシピのおすすめ
赤いピーマンを使った料理を作ってみましょう。ピーマンが苦手でも、甘みを増した赤いピーマンなら食べられることがあるため、お店で見かけたら購入してみてください。
①赤ピーマンとアーモンドのマリネ
ピーマンをアーモンドと一緒にマリネにすることで、健康に効果的なうえオレイン酸やビタミンEが摂取できるので美容効果も期待できます。ヘルシーで手軽に副菜が作れるのもメリットです。