高級魚「おじさん」の正式名称は?食べ方は刺身が一番?料理レシピのおすすめも紹介!

おじさんとはどんな魚?高級魚?今回は、「おじさん」の正式名称や、名前の由来のほかに、旬の時期・味や、美味しい食べ方を紹介します。おじさんを使った料理レシピのおすすめに加えて、さばき方なども紹介するので、参考にしてみてくださいね。

目次

  1. おじさんとは?どんな魚?
  2. 「おじさん」が正式名称の高級魚
  3. 「おじさん」の名前の由来
  4. おじさんの旬の時期・産地
  5. おじさんの味・食感
  6. おじさんのさばき方は?
  7. おじさんの美味しい食べ方は?
  8. ①刺身にして食べる
  9. ②焼いて食べる
  10. ③揚げて食べる
  11. ④煮物にして食べる
  12. おじさんを使った料理レシピのおすすめ
  13. ①おじさんの湯霜作り
  14. ②おじさんの煮付け
  15. ③おじさんの姿蒸し
  16. ④おじさんの唐揚げ
  17. ⑤おじさんの天ぷら
  18. おじさんの他に「おばさん」もいる?
  19. 「おばさん」の正体は「ヨシキリザメ」
  20. 「ばばちゃん」という名前の魚もいる
  21. おじさんを食べてみよう

おじさんとは?どんな魚?

出典:https://fishai.jp/288

おじさんと呼ばれる珍しい名前の魚が存在しますが、認知度が低く一般的にはあまり知られていません。その名から年配の男性を思い浮かべる方が多いようですが、一体どのような魚なのでしょうか。魚の一種であるおじさんの正式名称や名前の由来、味や食感について解説します。

「おじさん」が正式名称の高級魚

おじさんという名前は愛称であるように感じる方もいるかもしれませんが、おじさんは正式名称です。スズキ目ヒメジ科に属する海水魚で、タカヤスやエルカタカシなどと呼ばれることもあります。

おじさんの市場価格は1kgあたり約1500円と高めの値段で、魚の中でも高級魚に分類されています。おじさんは体長30cm程度の魚で、1匹あたりの値段は500円ほどです。おじさんは熱帯魚としても取り扱われている魚で、熱帯魚センターでは1匹1000円から1500円ほどの値段で販売されています。

(*他の高級魚について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

高級魚の価格ランキング表【TOP11】種類別の特徴や食べ方のおすすめを紹介!

「おじさん」の名前の由来

おじさんは下あごに2本の長いヒゲが生えているのが特徴的な魚で、正面から見るとおじさんのような見た目をしています。このような見た目から、おじさんの名が付けられたと言われています。また、おじさんは漢字で「叔父さん」や「伯父さん」と表記するそうです。

おじさんの旬の時期・産地

おじさんは温水地域に棲みついている魚で、日本では主に沖縄の伊豆諸島や南西諸島の周辺で漁獲されています。また、おじさんは千葉県外房や九州南岸の太平洋沿岸のほか、山口県の日本海側などにも生息している魚です。一般的な魚には旬の時期がありますが、おじさんには特定の旬の時期はなく、年間を通して味の変化が少ない魚だと言われています。

おじさんの味・食感

おじさんは白身の魚であるため、淡泊な味でクセがないうえに旨みが強く、歯ごたえのある食感が特徴です。おじさんの皮にも魚の旨みや甘味があるため、皮ごと刺身として食べられることもあります。おじさんの骨や皮からも魚の出汁が出るので、煮魚に調理する際も骨や皮ごと調理すると美味しく仕上がります。

なお、おじさんは内臓が臭い魚なので、調理の際は内臓をしっかりと取り除くことが大切です。

おじさんのさばき方は?

おじさんをさばく際は、以下のような手順で行います。

【やり方】
1.鱗を引く
2.斜めに包丁を入れて中骨を切る
3.反対側も斜めに包丁を入れて頭を切り落とす
4.尻から包丁を入れ、頭と内臓を取り除く
5.鱗や腹の血合いを洗い流し、水気を拭き取る
6.腹から中骨に沿うようにして包丁を入れる
7.尾に包丁を入れた後、背から中骨に沿って包丁を入れる
8.腹から包丁を入れて、片身をはがす
9.背と腹から包丁を入れて、反対側の片身をはがす
10.腹骨をすいて完了


おじさんをさばく際には、はじめに鱗を引いて中骨や頭、内臓を取り除きます。おじさんの内臓は他の魚に比べて臭みが強いため、内臓を取り除いた後は血合いまでしっかりと洗い流してください。おじさんをムニエルやフライ等に調理して食べる場合は、さばいた後に酒や塩コショウで濃いめに下味を漬けておくと、より美味しい魚料理に仕上がります。

おじさんの美味しい食べ方は?

魚料理と言えば刺身やフライ、ソテーなどが挙げられますが、おじさんはどのような食べ方が適している魚なのでしょうか。ここからは、おじさんを美味しく食べられる魚料理を4つ紹介します。

①刺身にして食べる

おじさんを刺身として食べると、その素材の旨みや甘味を存分に味わうことができます。おじさんの皮にも旨みや甘味があるため、刺身として食べる場合は皮が付いたままの状態で食べるのがおすすめです。また、おじさんの皮付きの刺身をガスバーナー等で炙ったり湯引きをしたりすることで、生刺身とは違った食感が楽しめます。

②焼いて食べる

おじさんは旨みのある魚なので、焼き魚に調理しても美味しく食べられます。おじさんを焼く場合は皮付きのまま表面をしっかり焼くと、外側は香ばしく、中身は柔らかい食感の焼き魚が完成します。白身魚であるおじさんは味が淡泊なため、和風だけでなく洋風の味付けにも合うでしょう。

③揚げて食べる

おじさんは身にほどよく脂が乗っているため、揚げ物にも向いた魚です。おじさんを唐揚げにすると、歯ごたえのある衣と柔らかいおじさんの身の食感の違いが楽しる魚料理になります。おじさんを揚げた後、ネギと醤油を使ったタレをかけて油淋鶏風に仕上げるのもおすすめです。

④煮物にして食べる

おじさんを煮魚として調理するのもおすすめです。沖縄には、おじさんを水と塩を使って煎り煮して作るまーす煮と呼ばれる煮魚料理があります。まーす煮で作ったおじさんの身はみずみずしく、皮は甘味が増します。煮汁におじさんの旨みが染み出るので、身と皮を煮汁につけて食べると、より美味しくいただけるでしょう。

おじさんを使った料理レシピのおすすめ

おじさんを使ったレシピには、どのようなものがあるのでしょうか。ここからは、おじさんを使ったおすすめのレシピを5つ紹介します。

①おじさんの湯霜作り

出典:https://cookpad.com/recipe/3310884

さばいたおじさんの身に熱湯をかけて作る湯霜作りのレシピです。湯霜作りにすると皮や身の食感が良くなる上に旨みが増すため、生刺身として食べるより美味しいと言われています。

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②おじさんの煮付け

出典:https://cookpad.com/recipe/2916204

おじさんを丸ごと煮込んだ煮魚のレシピです。あらかじめ熱湯をかけておくと、おじさんの臭みが和らぎます。生姜やねぎを加えると、奥深く本格的な煮魚の味になります。

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③おじさんの姿蒸し

出典:https://cookpad.com/recipe/3562295

おじさんを丸ごと酒で蒸した姿蒸しのレシピです。おじさんの腹に生姜を入れて酒蒸しにした後、ねぎを乗せて熱したごま油をかけて仕上げます。ごま油をおじさんにかける際には、油はねに注意してください。

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④おじさんの唐揚げ

出典:http://recipe.ajima.jp/recipe/?rid=204

下処理したおじさんに塩や小麦粉を振って揚げた唐揚げのレシピです。火が通りやすいように身に3か所切り込みを入れ、高温に熱した油で短時間で揚げると、綺麗に揚げることができます。

オジサン(お魚)のから揚げ | 沖縄料理レシピ あじまぁ

⑤おじさんの天ぷら

出典:https://cookpad.com/recipe/3311022

おじさんは白身魚なので、天ぷらにして食べても美味しいです。こちらはおじさんの切り身に下味をつけ、衣をつけて揚げた天ぷらのレシピです。天ぷら衣にベーキングパウダーを加えて揚げると、香ばしく仕上がります。

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おじさんの他に「おばさん」もいる?

おじさんだけでなくおばさんと呼ばれる魚もいるそうですが、それは本当なのでしょうか。魚のおばさんの正体について解説します。

「おばさん」の正体は「ヨシキリザメ」

出典:http://www.uminomori.jp/umino/sea/blueshark.html

魚のおばさんの正体は、メジロザメ目メジロザメ科に属するヨシキリザメと呼ばれる海水魚です。ヨシキリザメの見た目がおばさんのようであることから、千葉県ではこのような名で呼ばれています。おばさんは、北海道の沿岸や日本列島の太平洋沖を中心に生息しています。

「ばばちゃん」という名前の魚もいる

出典:https://www.tottori-guide.jp/828/829/8363.html

おばさんのほかに、ばばちゃんと呼ばれる魚も存在します。ばばちゃんとは、スズキ目ゲンゲ科のタナカゲンゲの名を持つ深海魚です。ばばちゃんの名は、水揚げすると皮膚にシワができることに由来していると言われています。ばばちゃんはおじさんと同じ白身魚で、煮付けやフライ、みりん干しなど様々な調理方法で食べられています。

おじさんを食べてみよう

おじさんは、一般的な白身魚に比べて旨みや甘味が強く、皮まで美味しい魚です。刺身以外にも、唐揚げや煮付けなどに調理しても美味しくいただけます。おじさんを食べたことがない方も、一度食べてみましょう。

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