アプリコットとは「あんず」を意味する?味わいや栄養は?活用レシピのおすすめも紹介!
アプリコットとはどんな果物か知っていますか?今回は、「アプリコット」の日本語の意味や、旬の時期・産地に加えて、味わい・食感や栄養についても紹介します。アプリコットの種類や、<ジャム・タルト>などの活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
④カリウム
アプリコットには、ナトリウムの排出を促すカリウムも豊富に含まれています。ナトリウムの過剰摂取はむくみや高血圧の原因になりますが、カリウムを適度に摂取することで体内にある過剰なナトリウムが排出され、むくみや高血圧の改善・予防に効果を発揮します。(※3)
アプリコットの種類は?
アプリコットは世界各地で栽培されていますが、日本で栽培されている品種とは異なります。ここでは日本で栽培されているアプリコットのうち、主なものを3つ紹介します。
①山形3号
出典: @GinzaNagano
・旬の時期:6月下旬~7月初旬ごろ
アプリコットの中でも早い時期に成熟する品種で、山形県が発祥の地です。果実は円形で65g程度になるのが一般的で、皮が裂けることはほとんどないとされています。果肉はやや粗いものの日持ちする期間が長く、酸味も甘味とも中程度と食べやすい甘さで、生食に向いています。
②平和
出典: @kichi_yaogin
・旬の時期:6月下旬~7月初旬ごろ
長野県で発見された純国産種で、日本のアプリコットでは最も有名です。キウイフルーツのような形状をしており、重さは40g程度です。果肉はきめ細かくしまりがあり、鮮やかな橙黄色をしています。酸味が強く香りが高いため、ドライフルーツやジャムにするのに適しています。
③幸福丸
・旬の時期:6月下旬~7月初旬ごろ
長野県で栽培されることが多い本種で、果実は卵型で70~80g程度の大きさになるのが一般的です。糖度が14~16%と甘めで酸味とのバランスもよいですが、果肉は粗めです。生食に向いている品種ではあるものの、加工しても美味しく食べられます。
アプリコットの活用レシピのおすすめ
アプリコットは調理することで、長期保存しやすいメニューにすることも可能です。ここでは、アプリコットを活用したメニューを4つ紹介します。
①アプリコットジャム
アプリコット本来の美味しさを味わいたいなら、ジャムにするのがおすすめです。アプリコットに甘みがあるので、一般的なジャムよりも砂糖の量は少なくて済みます。砂糖をきび砂糖に変えると、スッキリした甘さに仕上がります。